ゆきたんくが初めてコアなファンになったアーティスト。
それはさだまさし氏である。
彼の楽曲はすべての曲が好きだ。
短編小説を思わせる詞の作り、同じコード進行でもメロディーが違うこと。
クラシックが基本にあるので、編曲の弦の素敵なこと。
そして後で知ったことだが、彼のアコースティックギターテクニックはポールサイモンのものであること。
そんな彼の故郷が長崎市で、そこにあるさだ氏縁の地を訪ねてみたかった。
まずは自由飛行館。
12月27日のことだ。
年内の営業が28日までだったのでぎりぎりだったのね。
ついに来た、自由飛行館
最初は東京にあったんはずなんだけれど・・・
仕事の忙しさにかまけ、いつの間にか記憶から遠ざかっていたお店である。
経営されていたさだ氏のお母様は昨年亡くなったという。
親父殿が亡くなった時からおふくろ様も歳だろうなぁと少し気にかけていた。
丁度ゆきたんくの仕事が忙しい時期だったので、そのニュースは知らずじまいだった。
ファンとして情けない。
ここの店員さんの対応は優しい。
40年来のファンであることを伝えるといろいろとお話をして下さった。
さだ氏の妹のさだれいこ氏はゆきたんくの住む松戸市のお隣、市川市にお住まいなこと。
そう、かつてはさだ氏も市川市にお住まいだった。
店内の写真 母親とさだ氏、弟の繁理氏のスリーショット。
店内の壁に直筆サイン
ゆっくりと話をし、さだ氏の顔に浮かぶラテを飲み、食事をしたかった。
車に友人を待たせていたので、また次の宿題とした。
カステラ専門店の長崎糖庵さんとのコラボで生まれたカステラも買った。
もちろん上さんののりたんへのお土産である。
「また来ますね。」
店員さんに約束して店を出た。
ゆきたんくにとっては夢のような出来事なのである。