流山市の鰭ヶ崎というところに前方後円墳がある。
頂にお稲荷さんのある稲荷神社の形であった。
今、最後のご奉公である。
というのは、現在調査中でそれが終わると姿を消してしまうからだ。
この調査の時に見学する機会があったのだが、ゆきたんくはそれを逸してしまった。
始めて知ったのは2004年5月30日のことだった。
狭い通路を歩いていくとお稲荷さんが。
現在のはこうだ。お稲荷さんもいない。
近くに三本松公園があったことを思い出した。
惹かれるように歩を進める。
あった。
そう、お稲荷さんがあったのである。
狭い公園の端に居場所をもらって・・・
三本松古墳にあった時と同じ並びで。
三本松古墳は昭和30年代の無計画な土取りで古墳ぎりぎり(周溝は破壊された)が崖面となっている。
よって保存ができなくなってしまったという。
まあ時は元に戻せないので、しょうがないのだと思う。
周辺にお住まいの方たちの安全を図るのが一番だろう。
さようなら三本松古墳。