夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

今年の上半期、最も愛され唄われた曲は、GReeeeNの『キセキ』・・。

2009-07-02 14:21:23 | 音 楽
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であるが、
小説、随筆などの読書、居間で映画鑑賞に続いて、ときおり音楽も熱中することもある。

先程、何気なしにネットのニュースを見ていたら、
【 09年上半期、最も歌われた曲はGReeeeN「キセキ」=Fj 】
と題された記事を読み、少し驚きながら読んだりしたのである。

配信元は『サーチナ』で、6月30日17時12分の配信記事である。

【・・
通信カラオケ最大手の第一興商が発表した2009年上半期のカラオケランキングは、
楽曲別でGReeeeNの「キセキ」が、アーティスト別ではEXILEが、それぞれ1位を獲得した。
両者とも昨年の年間ランキングで1位を獲得しており、2連覇に期待が掛かる。

楽曲別ランキングはGReeeeNの「キセキ」が1位に輝いた。
同曲は2008年年間カラオケリクエストランキング(楽曲別)でも1位に輝いており、
CD発売から1年が経過した現在においてもカラオケ人気が継続していることが証明された。
2位は、同2008年ランキング17位から見事に順位を上げた秋元順子の「愛のままで…」だった。

 【上半期楽曲別<10位まで>】
 1位 キセキ/GReeeeN
 2位 愛のままで…/秋元順子
 3位 Ti Amo/EXILE
 4位 366日/HY
 5位 Lovers Again/EXILE
 6位 ORION/中島美嘉
 7位 愛唄/GReeeeN
 8位 ハナミズキ/一青 窈
 9位 残酷な天使のテーゼ/高橋洋子
 10位 愛のうた/倖田來未

・・】

このように綴られた後、アーティスト別ランキングなどが掲載されていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000152-scn-ent


私はGReeeeNの『キセキ』を好感し、聴くのは好きであるが、
無念ながら齢を重ねているので、このベストテンの中では、
一青 窈の『ハナミズキ』しか唄えないのである。

こうした思いは、このサイトの5月9日に於いて、
【 『母の日』には、私なりに『ハナミズキ』の歌を心の中で唄い・・♪ 】
と題して投稿しているが、あえて再掲載をする。

【・・
(略)
過日の6日の夜10時からNHK総合で【SONGS】を視聴した。
この番組の今回は『SONGSスペシャル 女性ヴォーカリストBEST』と題して、
番組のナビゲイターとして永英明さんが進行を進め、唄い、
こうした中で麗(うるわ)しき七人の女性が、その人となりの魅力ある歌を唄っていた。

私は最も魅了を受け、感動したのは、
一青窈さんが『ハナミズキ』の歌を唄う前に、
『・・私が10歳を過ぎてまもない時・・母が亡くなわれ・・
この歌の三番は母を偲んで書き上げました・・』
このようなメッセージを発露したあとで、この『ハナミズキ』を唄われ、
私は胸が熱くなったのである・・。


私は小学2年の昭和28(1953)年に父に病死され、
母の下で兄ふたり、妹ふたりの中で育った。
私が25歳を過ぎ、遅ればせながら民間会社に中途入社できた後、
『母の日』の前日には、何か洋服の買う時に足しにして頂戴、
といくばくかの現金を包み、母に手渡したりし、送金をしたりしていた。

私の50代のなかば、平成10(1998)年に入退院を繰り返していた母に死去れた。
古来より男は父親に対してはともすれば忘れがちであり、
母親はいつまでも心に残る、と云われているが、
私もときおり母の言葉やしぐさを思い出されている。
そして、母の生前の時にもう少し私は優しくしてあければよかった、
と後悔をする時もあるが、
家内が何より母を信頼した言動をしてきたので、家内は母に可愛がれたりしたのが、
せめての私の救いとなっている。


私達夫婦は家内の両親と私の40代のなかばの頃から、
ときおり国内旅行をしてきた。

私の定年退職の直前に家内の父が亡くなり、
独り住まいとなった家内の母と私達夫婦は、年に数回は国内旅行に行っている。
そして、家内の母の『母の日』には、やはり温泉ね、と要望され温泉滞在旅行が多い。

今年の春先、鹿児島の知覧の特攻平和会館を観たいわ、
と家内に行ったりしたので、
私達夫婦は、少し『母の日』には早いが、鹿児島市内・霧島温泉に4泊5日で行き、
この間のひとときに家内たちは知覧の特攻平和会館を訪れたのである。


このような思いが私なりにあり、一青窈さんのメッセージを聴いたので、
今年の『母の日』には、私は『ハナミズキ』の歌を心の中で唄おうと決意したのである。

♪ひらり蝶々を
 追いかけて 白い帆を揚げて
 母の日になれば
 ミズキの葉 贈って下さい
 待たなくもいいよ
 知らなくてもいいよ

【 『ハナミズキ』 作詞・一青窈、作曲・マシコタツロウ、唄・一青窈 】

私はかって永英明さんがこの『ハナミズキ』をシルキー・ヴォイスの魅力あふれる声で唄っていたけれど、
無念ながら彼のように唄えないが、私なりに心を込めて精一杯唄うつもりである。


♪薄紅色の可愛い君のね
 果てしない夢がちゃんと 終りますように
 君と好きな人が 百年続きますように

【 『ハナミズキ』 作詞・一青窈、作曲・マシコタツロウ、唄・一青窈 】

ここまで唄うと、たぶん私は涙ぐんでしまうかしら、と思ったりしている。

(略)

・・】

http://www.youtube.com/watch?v=qeHvcD6ehH0
【 『ハナミズキ』 作詞・一青窈、作曲・マシコタツロウ、唄・一青窈 】


このように投稿しているが、一青窈さんの『ハナミズキ』を私が知ったのは、
遅ればせながら三年前の頃であり、
私達夫婦は子供に恵まれなかったこともあり、
家内との2人だけの心身共にいつまでも続けられる思いを託し、

♪♪薄紅色の可愛い君のね
 果てしない夢がちゃんと 終りますように
 君と好きな人が 百年続きますように

【 『ハナミズキ』 作詞・一青窈、作曲・マシコタツロウ、唄・一青窈 】

と私は人影の少ない遊歩道を独り歩く時に鼻歌を唄ったり、
何かの会合で、止む得ずカラオケで唄う時、女性と共に唄ったりしたことが数回あったりした。

私は64歳の身であるが、ときおり10歳ぐらいは若く見える、
と煽(おだ)てられることもあるので、
少し無理をし、気負うのは承知の上であるが、GReeeeNの『キセキ』を唄ってみようか、
と秘かに小声で練習しているのである。



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まとわりのない文月の7月を始まり・・。

2009-07-02 10:27:32 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であるが、
昨日の昼下りのひととき、どんよりとした曇り空の中、駅前に出かけた・・。

ここ一週間、新聞の折込チラシで、デパートの『クリアランス・セール』とか『お中元』が多くあり、
私は苦笑している。
私は現役を引退した5年生であるので、もとより現役の方のようなボーナスもなく、
お中元も最小限にしているので、殆ど現世の時流から遠のいている。
衣服などは必要とあれば、時季を問わず、デパート、専門店で家内と共に買物をしたりしているので、
何より最寄のスーパーなどの食料品の方に関心がある。

その上、昨今の政治の混迷、経済の悪化、社会の劣悪の関心も遠い彼方の出来事のように思え、
ときおり非国民しら、と微苦笑したりしている。


駅前の文房具に寄った後、本屋に行き店内の本を眺めたりしていた。
私はここ数年は、ノンフィクション作家の佐野眞一氏の作品であれば、
無条件に愛読しているので、無念ながら未読の本がなく、
中国史の本を探したりした。
一昨日まで、宮崎市定・著の『大唐帝国 ~中国の中世』(中公文庫)を読み、
中国の後漢の頃から唐の滅亡までの興亡を描いた本書に深く感銘を受けたので、
つたないなりに中国史に興味を深めている現状であったが、
魅了される本はなく、別の売り場コーナーに移動した。

結果として購入した本は、文庫本の三冊であった。
初めの一冊は、小説家・車谷 長吉・著の『飆風(ひょうふう)』(文春文庫)であり、
この中の『私の小説論』に惹かれたのである。

http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/65/40/9784167654061.shtml


あとの本は、ノンフィクション作家の中川一徳・著の『メディアの支配者』(講談社文庫)上、下巻である。
本の帯に、《フジサンケイグループの権力闘争を緻密な取材で描いた名著!》
と明示された上、
講談社ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞のダブル受賞と明示していたので、
確かなノンフィクション作品と思い、買い求めたのである。

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=276383


この後、旅行会社の販売店に寄り、
『びゅうJR東日本』と『エースJTB』の日本の各地域のパンフレットを頂いたのである。
このパンフレットは、宿泊と列車付のプランが多々あり、連泊も自在であるので、
自動車を保有できない我が家では、ここ20年ぐらい利用させて貰っている。

私達夫婦の共通趣味は、国内旅行であり、
限りなく美しい日本の情景とその地の風土、そして文化などを享受されている・・。
七月の中旬は『祇園祭』を観る為に、2泊3日で京都を訪れるが、
これ以降、未定であり、このパンフレットが何かと基礎資料に役立つと思い、
帰宅後、家内と見たりしたのである。

秋には私は高齢者の65歳に入門する身であり、
家内は12月下旬に60歳を迎えて、国民年金の支払いも卒業できるので、
記念イベントの旅行、と私は家内にここ数日云ったりしていたのである。

このようなことが根底にあるが、未知の地域などを思案すれば、
限りなく話し合いが続くので、中断し夕食としたりした。

この後8時半過ぎに、私はテレビで放映されるジョン・フォードの『荒野の決闘』(1946年)を観るか、
迷ったのである。
前日は『シェーン』(1953年)を45年以上振りに観賞し、
この作品も同じように45年以上振りの懐かしい観賞となるが、
何かしら私自身が惰性のような映画鑑賞に身をゆだねるのは、
もとより安楽であるので悪い癖になるのではないか、と危惧したのである。

結果として、観賞したのであるが、
あのようなシーン、セリフがあったのかしら、と思いながら、
改めて構成・編集力の凄さに感銘させられたりのである。
そして、この地域の縄張りの一家の長であるクラントン役に扮したウォルター・ブレナンは名優だった、
再認識させられたのである。


このように少しだらけた日を過ごしているが、退廃か進歩か解からないまま、
まとわりのない文月の7月の初めとなったのである。



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