夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

この梅雨の時節、午後は読書と昼寝となり・・♪

2009-07-10 09:04:08 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であり、
いつものように日の出前に起床している。
読売新聞を読んだり、NHKのニュースを視聴したりしている。
そして、朝の6時過ぎに、殆ど毎日ゴミ出しをいる。

今朝は『燃えるゴミの日』であったので、家内の指示の基、
家内は台所、私は各室内からゴミ入れ箱を集めて、
玄関の軒下で市の指定の有料ゴミ袋に収納した後、
道路に面した門扉の内側に置き、ひとときの作業は終りとなる。

私の住む調布市は、四年前頃から有料ゴミ制度が強化され、
このように各家は道路に面した場所に置く規約になっているので、
以前のようにゴミ集積所に持っていかなくてもよいのである。

この後、風が強く吹く中、樹木、草花を眺めたりし、
ここ2週間ばかり、庭の片隅に群生させた濃青色の花の露草に見惚(みと)れてたりしているが、
ぼんやりと煙草を喫いながら、この花もまぎれない美の結晶だ、
と改めて心の中で呟(つぶや)いたりした。


そして、この後は総合月刊雑誌の『文藝春秋』の発売日であるので、
どこで買い求めようか、と思ったりした。

ここ数週間、私は午前中に買物、散策を済ませて、午後になると、寝室で布団に横たわり、
クーラーの冷風の中で、読書をしているが、一時間半ばかり昼寝をすることが多いのである。
過日、家内と都心に買物に行ったり、自治会の小用で外出しない限り、
殆ど毎日ふしだらな生活を過ごしている。

昨日の午前中は、ときおり小雨が降る中、
駅前のドラッグ・ストアーで家内からの依頼品を買い求めた後、
本屋に向かった。

今の私は過日購入したノンフィクション作家の中川一徳・著の『メディアの支配者』(講談社文庫)上、下巻で、

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=276383

下巻の半(なか)ばを読んだりしているが、何となく本屋に寄ってしまうのである。

雑誌コーナーの文芸棚を見ていたら、
背文字に、《宮脇俊三 時刻表が生んだ鉄道紀行》と明記された雑誌があり、
私は手に取ったのである・・。
河出書房新社の文藝別冊で、『KAWADE 夢ムック』の一冊と知った。

私は亡き鉄道紀行作家の宮脇俊三氏の作品は、平成元年頃に心酔し、
殆どの作品を愛読したひとりであるが、
《宮脇俊三 単行本未収録コレクション》の特集を見たら、購入することにした。

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309977218


この後、単行本、文庫新書、文庫本のコーナーを見たりし、
一番魅了された本を購入したのである。

『たばこ喫みの弁明』と背文字が見えた文庫本の一冊で、
ちくま書房から出版された一冊であり、
昨今の社会風潮の煙草嫌煙の中、よくぞ書かれたと心の中で小躍りしたのである。

私は愛煙家のひとりであるが、当人の身体を悪化させ健康よくない、
何より隣人も迷惑の上、環境問題のひとつまで蔓延した社会風潮となっている。

私は喫煙場所をわきまえて喫えば、嗜好品のひとつであると確信し、
その上、文化のひとつと秘かに思ったりしているが、
それぞれの分野の著名人が愛煙を公言したり、或いは書物などに著作すれば、
魔女狩りのように多くの人々が叱責する風潮はおかしいと思っているのである。

このような思いもあるので、改めて勇気のある著作者の説を読んでみたく、
購入したのである。


http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480424976/


このように思いがけない二冊の本を抱きしめて、私は店を辞したのである。


そして、帰宅し、昼食しながら家内と旅行の予定を話した後、
2階の寝室に横たわり、暑さに苦手な私はクーラーの冷風の中、
いつものように本を開き、4時間ほど読んだりし、まどろみながら、
昼寝をしてしまう悪い習慣となっている。



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コメント (2)
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