夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

遅ればせながら、月刊雑誌『フォーサイト』の購読者のひとりとなり・・。

2009-07-27 10:38:54 | 読書、小説・随筆
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であり、
小説、随筆、歴史書、昨今のノンフェクション作品などの読書で日中の大半で過ごし、
ときたま居間で映画を鑑賞したり、音楽を聴いたりしている。
そして、日中のひととき買物、散策の時に季節のうつろう情景をこよなく愛し、
年金生活の身過ぎ世過ぎの日々を過ごしている。

そして、ときおり家内と国内旅行に行き、その地の風土、文化を教示され、
限りなく美しい情景を重ねて、甘受している。


今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んでいたら、
興味のある記事を精読したりしていた。
月例記事の特集のひとつである論壇として、
『2009年7月 思潮』と題された文化部の植田滋氏が綴られた記事である。
この中の一部として、引用すれば、

《・・
だが権力闘争でいえば、政党間の争いと共に、官僚の存在も意識されよう。
この点、シャーナリストの白石均氏は「民主党は『労組への従属』から脱却できるか」(『フォーサイト』)で、
政治混乱に乗じて消費者庁や金融庁の人事で
官僚が地歩を固めている実態を紹介。

また民主党が公務員労組に支えられている事実から、
「”労組に従属する政党”から脱皮しない限り、
”高級官僚に従属する自民党”と同様に、
民主党に霞ヶ関改革は不可能だろう」
と述べる。
・・》
注)記事の原文より、あえて改行を多くした。


私はこの記事を読み、日頃から感じていた思いを正鵠に公表したお方に、
目を見張ったのである。

私は月刊総合雑誌の『文藝春秋』は愛読して40数年、
ときおり特集に興味があった時、『中央公論』を読んだりしている。
日頃は読売新聞、そしてテレビのニュースを視聴し、
ときおり興味のあるドキュメンタリーの番組を視聴する程度のつたない身である。

もとより、国内外の政治、外交、軍事、経済の怜悧な面は、
齢を重ねてきたので少し解かったりしているつもりであるが、
無念ながら専門分野の知識に乏しく、各専門家の論調されることを謙虚に学んでいる。


私は上記に明示された『フォーサイト』を読みたくなり、ネットで検索した。

http://www.shinchosha.co.jp/foresight/20th/about.html


私は定年退職後まもなくして、新潮新書、新潮・文庫本などで、
この中に添付されていた『フォーサイト』のチラシで、
少しは概要を知っていたが、私のレベルでは少し高い知識が要求される、
と感じ、購入は見送っていたのである。

今回、このジャーナリストの白石均氏は「民主党は『労組への従属』から脱却できるか」記事の引用文に誘発されて、
1時間ばかり『フォーサイト』の紹介を読み込んで、
購読する手続きをしたのである。

私は齢を重ねても、好奇心を失くしたらこの人生は終りだ、
と自身の信条に基づいているが、
果たして優れた専門の寄稿家の『フォーサイト』に掲載される記事を理解できるか、
少しボケた私は心配もあるが、好奇心に勝(まさ)るものはなし、と微笑んでいる。




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