夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

改めて、小庭を眺めれば、その人なりの人格・・♪

2009-07-08 07:43:25 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の5年生の身であり、
民間会社の中小業に長らく勤めたサラリーマン生活を卒業し、定年退職後の5年生である。

築後30数年を過ぎた古惚けた30数坪の二階建ての一軒屋に家内と共に住み、
程々の小庭に樹木、草花を植えて、季節のうつろいを享受している。

私が30歳の少し前、ある著名な庭に詳しい人が、
庭自体、家の1軒分程度投じないと本格的な庭にならない、
と本で読んだりしていたが、私のつたない実力では残念ながら及ばなかった。

家を建てる時は、変形の百坪の土地の購入、造成、建設費が予想以上に要したので、
庭の造成の費用は捻出が出来ず、やむ得なく私のこの当時の年収の三割方前後で雑木を植えたりしていた。

私は時折、庭の手入れを我流に手入れをして折、
樹木の枝葉の伸びきったのを剪定したり、草花の植え替えをしたり、そして雑草を抜いたりしている。

少し遠方の高級住宅街と称される成城学園の家並みがあるが、ときおり散策の時に広い住居と庭を眺めたり、
旅行をした時に地方都市の住宅で遥かに広い格式ある家並みを眺め、
ため息しながら心の片隅に羨望となるが、つたない私は遠い世界の人々の住む世界、
と思いながら通り過ぎたりしている。

しかし私は近所、知人、友人の庭を観れば、
本棚に並ぶ本の数々、お持ちの映画のビデオ、DVD、そして音楽のCD、DVDの作品と同様に、
そのお方の人格、思想、生活信条が解かると思っているひとりである。



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