夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、たわむれに『名前』のおみくじ・・!?。

2009-07-20 15:17:06 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の64歳の身であり、
神社、仏閣などの神様、仏様にすがることなく、参拝した折は手を合わせる程度であるが、
書家・詩人の亡き相田みつを氏の遺(のこ)された格言を日頃から学び、
過ごしている。

そして、私達夫婦は神社に参拝した時、
家内は殆どおみくじを買い求めたりするが、私は3年に一度ぐらいは、
たわむれに購入して見ることがある。

こうした時は、中吉、小吉が大半であるが、ときには大吉もあり、
凶は生まれてこのかた無く、たぶん対象外と思ったりし、
古来より神仏の配慮は公平、と伝えられているので、
どのような結果であっても気にすることなく、読んだりしている。


過日、京の『祇園祭』を拝観する団体観光ツアーの小旅行に参加した折、
八坂神社の境内の外れで、おみくじのような『名前』で占う、
と大きく明示されていたので、
珍ずらしく、私の名の字を探して、たわむれに購入したのである。

夜、ホテルの部屋で家内が大浴場に行っている間、
私はビールを呑みながら、こっそりと読んだのである・・。


貴方の運勢は、貴方の姓名の持つ運命に支配されやすいのですが、
この判断は姓名の「天・人・地」三才の中より、
「地(名前)のみ」による観相ですが
ご参考までに 
    より良い人生を歩んで下さい

一代的総観は、主役を演じさせるには、シブイ脇役と言った感じです。
一代を評価するには主役の出来の良い悪しによるが、
ご自分の努力懸命なるも主役の評価が悪ければ巻き添えを招くが、
主役良ければ他力本願とも言える周りのアドバイスや協力があって、
信用を得る事ができ、重宝な存在となることでしょう。

貴方は主演でないのに、受け身で相手や周りの注文、出来事に、
いつの間にか被害者になったり、加害者になっている場合もあります。

貴方は補佐的なポストで、人の才能を伸ばすような役割で、貴重視されます。
アクセサリーの如く高価な宝石を生涯にかけて求め、
身に付けなくても持っていたいと言う人もあり、
喜怒哀楽が付いて廻ります如く、
自分は動かずとも求め探し、持つ人の差によって、色々と異なった運命をつくります。

貴方は本当はおとなしい人と思いますが、
生来の見栄張りで、栄光欲が強く、その場の感激やショックで、
遠慮勝な貴方にも似合わず、派手になる傾向も持ち併せていますので?

家庭面、社会面又異性面でも、自分主体より、むしろ人の因縁が原因として、
別離やトラブル、不信、不安が起こる如く、
周囲の因縁が幸せを作ってくれたり、不幸せになったりします。

愛情問題は積極的より受け身的で、
相手任せに強烈な求愛求婚を求めて良いが、
ずるずると抜き差しならぬ泥沼の中へ入らぬように注意する事。

母性的なシブイ相談役で大衆に好かれ、つっかい棒の役割で、
その棒に一生懸命にすがる人も居る事を忘れないで下さい。

お遊び事が好きな為に一生を滅ぼす人も有りますので、
幼少の頃の教育を大切に


職業は人の為に動く保護的な事が良い
弁護士 保母 書士 ホステス アシスタント スポーツのコーチなど



このように明記されて、最後に厳(おごそ)かに、
     政府登録 高島易断 神姫館 泰匠
と明示されていた。


私は東京郊外の調布市で、昭和19年に農家の子として生を受けた。
この頃の私の住む地域に於いては、田畑、雑木林が圧倒的に多く、緑豊かな町村であり、
祖父と父が中心となって、程々に広い田畑を小作人の手を借りて、耕していた。

私は長兄、次兄に続いて生を受けた3男坊で、
祖父と父は女の子を期待していたらしく、今度も男の子か、と命名に困り果て、
不憫に思った祖父は、自身の名の一文字を私に与えてくれた、
と思われる。

このようなことで、名の命名は子にとって与えられたことであるので、
いかしがたいが、幼児より馴染んだ私自身は、それなりに深い愛着がある。

こうした思いで、このおみくじのような易断を読んだりし、
ある程度は当たっているかしら、と微苦笑をさせられたのである。
そして、主役ではなく、シブイ脇役で、主役に振り廻される人・・
困るよなぁ、と少しばかりため息をしたのである。

私は年金生活の無力な五年生であり、今更この人生はやり直しは出来ないし、
困った、と苦笑したりした。

この後、シブイ脇役でも、せめて主役に振り廻されることなく、
存在感のある人になりたい、と無邪気に思ったりした。

もとより人生はやり直しのきかない日々、と古今東西の格言であるので、
私の残された人生、少なくとも目の輝きだけを持ち続けて日常を過ごす、
と改めて決意をしたりした。



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京の『祇園祭』、街衆の熱意と限りなく英知の結晶・・。【2009.7.15.~7.17.】 最終

2009-07-20 08:04:36 | 
          最終章 旅の終りの京の和菓子は・・。

私達夫婦は、大通りの御池通の桟敷席に座り『山鉾巡行』を拝観した後、
私達は団体観光ツアーの一員であったので、指定場所に集合し、
観光バスで京都駅に向った。

私達が乗車するのは、京都駅15時29分発の東京駅行き『ひかり』であり、
駅構内に着いたのは、一時間半前であったので、一時的に散会することとなった。

私達のグループは、お互いに旅行バックに幾重かの手提袋を提げていたが、
家内はこの旅行で淡き交流を重ねた女性グループの三人の方たちと、
お土産品のあれこれで、談笑をしていた・・。


私は呑兵衛のひとりであり、こよなく酒を愛するので、
甘い物は苦手で、和菓子、洋菓子は日頃から余り食べない。
しかし旅行先などで煎茶、抹茶を出して、和菓子を食べさせてくれる処では、
家内と共に頂く。

私は和菓子については、無知であるが、
季節感がかもし出されていれば、最良と思ったりしている。
旅先で和菓子の買い求める場合、
その地で長い歴史を育(はぐく)んだ老舗の和菓子店をなるべく購入する。

その地に生まれ、人々から買い求められ、
味そのもの長年培(つちか)われた和菓子となっているので、
まぎれない和菓子と私は確信している。

そして和菓子は、その地の風土、文化を代表するひとつと思っている。


このように日頃から確信しているが、
今回の京和菓子は家内が旅行前に選定していたので、
『山鉾巡行』を拝観する前に、家内のお供のような身となって、
大通りから外れた老舗に行った。

高倉通蛸薬師上ル和久屋町にある『亀廣永』という看板があり、
『 したたり 』という和菓子を家内は買い求めていた。

帰宅後、ネットで私は調べていたら、この和菓子の最良のサイトは、
下記のお方であり、無断であるが転載させて頂く。

http://www.kyoto-inetbb.jp/blog/archives/2006/07/post_24.html


私達は16日の宵山めぐりの際、街並みを散策していた時、
家内に誘われ、錦小路に寄った。
私は初めて通る小店が並ぶ小道であったが、日頃から漬物は大好きなひとりであったので、
私はある漬物店に寄った。

私達は三品ばかり賞味させて頂き、私は魅了された、と家内に云った後、
家内は七品ばかり買い求めていた。
商品の袋には、《 うちだの京つけもの 》と私には読めた。

http://www.kyoto-nishiki.or.jp/shop/uchidaw/uchidaw.htm


このような買物をしたりしたが、我が家は2人だけの家庭であり、
これで充分と思ったりしている。
私は、この時節の和菓子の老舗の『亀廣永』の『 したたり 』、
そして漬物の『うちだの京つけもの』の七品となった。

その上、山鉾のひとつ『月鉾(つきほこ)』のご厚意により、
厄病災難よけの『ちまき』を2本を頂いたのである。


帰宅後、私は実家の長兄宅にお土産として、
和菓子の『 したたり 』を持参し、そして厄病災難よけの『ちまき』一本を添えたりしていた。


                           《終り》


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