夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

雪が舞い降る朝を迎え、そして冬晴れとなり、夢幻のような日が過ぎ去り・・。

2010-02-18 17:08:35 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
昨日の深夜に映画専門誌のキネマ旬報の『オールタイム・ベスト 映画遺産200』の『日本映画編』と『外国映画編』を読んだりし、
午前の2時過ぎに布団にもぐり前、玄関の軒下で煙草を喫ったりし、
深夜の未明から朝に雪が降ると予報されていたが、暗い空を眺めても雪の気配がなく少しばかり落胆した。

今朝、寝坊して朝の7時過ぎに目覚めて、ぼんやりと洗面所の横の窓ガラスを開けると、
雪が舞い降っていたので、私は驚きながら、急いで着替えした後、玄関の軒下に下り立ったのである。
舞い降り雪の空を眺めたり、わずかに樹木の枝葉、地表に雪化粧した情景を見つめたり、
私は心の中で小躍りしながら見つめていたのである。
そして、積雪は3センチぐらいかしら、と微笑んだりした。

この後、居間に戻り、地元の天気情報を見ると、
朝の6時は0度で雪は10時頃まで5センチばかり降り、この後は急速に回復し、
午後3時頃には冬晴れとなり、5度前後となります、
と報じていた。


私は主庭に舞い降る雪に見惚(みと)れたり、樹木の枝葉にわずかに積もる情景を眺めたり、
ときおり空を見上げたりして、しばらく見つめたりしていたのであった。

こうした雪化粧の情景を眺めたりしていたのであるが、
9時頃に止み、私はテラスに下り立ち、屋根からの雪が落ちるのを注意しながら、
薄化粧したような紅梅の五分咲き薄紅色の花とか枝に心を寄せたりして、
煙草を喫ったりしていた。

まもなく風もない中、陽射しが淡く射し込み庭は明るくなり、
樹木の枝葉の雪は融(と)けだしながら、地上にゆるく音を残しながら落下した。
そして地表の雪も少しつづ融けだして、空が青さを増し、陽射しが燦燦と照らすと、
まもなく主庭、玄関庭も跡形もなく消え去った。

私は春に降る雪のようだったと思いながら、眺めたりしていたのである。


昼下がりのひととき、私は主庭に下り立ち、風もなく暖かな陽射しの中、
群生させた日本水仙の満開の花を観たり、満開となった白梅の純白の花、そして紅梅の五分咲き薄紅色の花を眺め、
定年退職後の5年半の過ぎ去った日々を思い返したりした。

私は独断と偏見、そして思い込みの激しいひとりなので、
サラリーマンの現役時代と同様に齢ばかり重ねた年金生活の今、ときおり後悔して反省をすることもある。
しかし、古来より怪我は治(なお)っても性格は直らない、いう名言の前に苦笑するばかりである。

そして、日常生活は身過ぎ世過ぎの年金生活なので、清濁併せ呑むぐらいは、
サラリーマンの時代から鍛えられているので了解しながら過ごしたりしているが、
少なくとも心の純潔だけは、と思いながら今日に至ったりしている。

このようなことを思いながら、今朝方の舞い降る雪の情景に心を寄せたり、
或いは水仙、白梅、紅梅の花を眺めたりするのは、心の浄化を願っているのかしら、
と微苦笑している。




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東京郊外も、舞い降る雪の朝を迎えて・・。

2010-02-18 10:32:54 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
昨夜のひととき、深夜に日中買い求めることのできた映画専門誌を読んだりしていた・・。

キネマ旬報が創刊90周年の特別編集として、
『オールタイム・ベスト 映画遺産200』の『日本映画編』と、『外国映画編』の2冊である。

そして、『外国映画編』を見ていると、
《映画人・文化人による心に残る珠玉の10作品選定》の結果、
マーティン・スコセッシ監督の『タクシー・ドライバー』が第2位に選定されていたので、
【OCN Cafe】サイト上でささやか交流をしている知人を思い浮かべ、
確か知人がこの作品が第2位に選定されていたことは、
昨年の12月下旬に投稿文を綴られたことを拝読したこと思いだしたのである。

この後の私は、初めてこの2冊の発行日を見て、『日本映画編』は2009年12月8日であり、
その後に『外国映画編』は12月22日と判り、
私だけが知らなくて余りにも未知に、ひとり照れ笑いをしたりした・・。

このように深夜の2時過ぎまで読んだりした後、
玄関の軒下で煙草を喫たりしていると、確か気象庁は雪が深夜から朝の9時過ぎまで降る、と報じていたが、
夕食後の後、わすかに舞わった程度で、雪の気配がなく少しばかり落胆したりしていた。


私は齢を重ねても思い込みの激しい性格であるので、
寝付いた夢の中で、洋画のシーンが数々観たのであるが、何かしらおかしな夢のひとつもあった。
私が東京オリンピックが開催された後、
アンリ・コルピ監督の『かくも長き不在』を絶賛したひとりであるが、
この女主人公のアリダ・ヴァリに似た女性が登場したのであった。

地中海のリゾートホテルの窓辺にあるベットに、
この女性と添い寝して、朝の陽射しが燦燦と部屋に射し込む中、
性愛の後のけだるいひとときを過ごしていたのである。
私は肝要の性愛シーンがないので、どうしてなの、と思ったりしていると、
別の映画のシーンに移ってしまった。

このような一駒のシーンがあったが、
朝、ぼんやりと目覚めると、同じような夢であったならば、
アンソニー・ミンゲラ監督の『イングリッシュ・ペィシェント』の人妻キャサリン役のクリティン・スコット=トーマスの方が、
良かったのに、と叶(かな)わぬことに苦笑したのであった。


この後、朝の7時過ぎに、ぼんやりと洗面所の横の窓ガラスを開けると、
雪が舞い降っていたので、私は驚きながら、急いで着替えした後、玄関の軒下に下り立ったのである。
舞い降り雪の空を眺めたり、わずか樹木の枝葉、地表に雪化粧した情景を見つめたり、
私は小躍りしながら見つめていたのである。
そして、積雪は3センチぐらいかしら、と微笑んだりした。

この後、居間に戻り、地元の天気情報を見ると、
朝の6時は0度で雪は10時頃まで5センチばかり降り、この後は急速に回復し、
午後3時頃には冬晴れとなり、5度前後となります、
とこのように私に聴こえたのである。

私の住む地域は、雪が舞い降り、雪化粧のような積雪が理想的かしら、
と私は長らく空を眺めたり、主庭の樹木を見つめていたのは、朝の8時前であった。



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