夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

春めいた中、買物をした後は、ふたたびカナダの少女の真剣なまなざしを見つめて・・。

2010-02-20 16:02:51 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
昼過ぎ、風もなく暖かい陽射しの中、自治会の回覧を近所のお宅に廻し、
この奥様と談笑とした後、最寄のスーパーにいつものように買物に向った。

バス通りの歩道を歩いていたのであるが、
春めいたように暖かく、遊歩道を歩かれる方たちも陽射しを受けながら、
心身に於いても満喫しているような表情だった・・。
そして川の水の流れも、陽射しを燦燦と受け、のどかに清流は流れていた。

ここ一週間は、三寒四温(さんかんしおん)の時節といえ、どんよりとした曇り空や雪が舞い降ったりして、
きまぐれな天候が続いたので、私にしても何かしらほぉーとしながら、
春めいた陽射しを受けて、心は晴れやかであった。


帰宅後、満開となっている白梅の純白な花、紅梅の薄紅色の花を眺めたり、
そして日本水仙の純粋な白き花などが陽射しを受けたりしているのを見つめたりすると、
素直に生きている喜びを感じさせられるのである。

この後、ぼんやりとネットを見たりすると、
心の節度を失くし、数多くの国民をあざむいた政治のニュース、或いは悲惨な社会のニュースを読んだりしたが、
私は心の浄化の薬として、昨日に偶然に見たカナダの少女の真剣なまなざしの写真を開いたのである。


http://www.jiji.com/jc/offtime?p=prm201002-photo23&j6
☆【時事ドットコム】バンクーバー冬季五輪 『顔中で応援』 撮影=粟屋克己(2010/02/14) ☆


私はこの写真を昨日に偶然に見たのであるが、バンクーバー冬季オリンピックに於いて、
この少女の何かしらの競技に観客席から見つめながら、真剣なまなざしで応援されている表情に感激し、
そして撮られた方の感性に絶賛をしたのであった。

ふたたびこの写真を見つめると、
たとえばアイス・スピートの競技をされる選手たちに、
『がんばってね・・』と大きな声で英語かフランス語で声援されれば、
声援された選手の方は、自己の記録より数秒早く走破しゴールに到着でき、そして金メダルの獲得、
と確信したかのように思えたのであった。

私は思春期前の純粋な心で応援する真剣なまなざしには、限りなく感動してしまい、
未知のカナダのひとりの少女に心を寄せられるのである。

そして、もとより撮られた写真家の粟屋克己の感覚と感性に私は脱帽をする。



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たががパスポート、されどパスポート・・。

2010-02-20 10:18:34 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
朝のまばゆい陽射しを受けながら、ぼんやりとカレンダーを見ていたら、
『旅券の日』と明記されていたので、思わず苦笑した。

私は海外に出かけたのは、民間会社に勤めていたサラリーマン時代の時であり、
しかしながらたった2回ばかり台湾、ハワイに旅行した。
社員団体旅行であり殆ど会社の経費であるが、初めてのパスポートの申請、受領などを都庁の一角で行ったりし、
そして旧・東京銀行で程ほどのドル札に交換したりしたが、
ひとりの日本人として恥ずかしくない言動をしょうと、思ったりしたのである。

私はかの地の入国、出国の審査員の前で、少し緊張しながら、
たどたどしい英語で伝えたりしたが、審査員の方は苦笑されたと感じしている・・。

私はパスポートを失くしたら大変と事前に説明を受けていたので、
幼稚園の園児のようなバックを斜め掛けにして、入浴とベットの寝る時以外は、
身につけていたのである。

かの地で観光めぐりをする時は、フリータイムの時は、
金魚のような社員同士が群れて行動をするのは険悪しているひとりなので、
大半は独りで行動し、あやふやな単語の英語としぐさ、そして微笑を重ねながら、
周遊したりした。

このようなささやかな思い出があるが、パスポートの旅券に関しての思いは、
あるサイトに2007年2月20日に於いて、
【 『旅券の日』・・♪  】と題して投稿しているが、再掲載をする。

【・・
私が海外旅行に行った時、パスポートを携えて行った。

先程、カレンダーを見ていたら、『旅券の日』と明示されていた。

この旅券の由来、歴史、意義などを調べたりした。

知識人・藤野邦夫(ふじの・くにお)氏が『幸せ暮らしの歳時記』(講談社文庫)に於いて、
明確に表現されているので、無断であるが転記させて頂く。

《・・
『旅券』とは、パスポートのこと。
『ピザ』が相手の国の入国審査を受ける為に必要な証印であるのに対して、
フランス語の『パセ』(とおる)と『ポール』(港)を組み合わせたパスポートは、
個人が外国に旅行する際、持って行かなければならない公文書である。
つまり、これによって身分が保証され、
外国滞在中の保護と便宜を受けることが出来る。

パスポートが初めて出現したのは、紀元前の中国でのこと。
日本には、中国の唐(618~907年)の時代の『過所(かしょ)』と呼ばれたパスポートが、
滋賀県の『園城寺(おんじょうじ)』に国宝として保存されている。
これは智証大師というお坊さんが、
855年(平安時代の初め)に中国で受けたもので、
身分、氏名、年齢、目的地、旅行目的の他に『ロバ2頭』という携帯品が記入されているという。
日本で過処が出来たのは、9世紀末の平安時代のことだった。

近代になって、明治政府が『海外旅券規則』を定めたのは、1878年(明治11年)。
この時、初めて法令に旅券という言葉が使われたので、
それを記念して外務省が1998年(平成10年)に、パスポートの重要性を知ってもらう目的で
2月20日を『旅券の日』に制定した。
・・》

以上、長々と転記させて頂だいた。


私はパスポートの発行に関して、日本人として証明して貰い、
万一の場合は外国に駐在している大使館に保護と便宜を受けるので、ある程度の制約が必要と確信している。

税金の未納、厚生年金、国民年金等の未納者は、少なからず発行の停止、
パスポートの所有者から剥奪が必要と思っている。

国の定めた規約に準じ、支払った日本人だけが発行され、
こうした義務を怠った人は日本人として甘受できる資格がないと思っている。

パスポートの本券の最後には、

《・・
日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、
かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、
関係の諸官に要請する。

     日本国 外務大臣
・・》

こうした外国滞在中の保護と便宜をうけるのであるからには、
日本人としての税金、健康保険、年金等の支払いの義務がある。
こうした義務も怠たり権利だけを主張する程度の低い人には、日本人として外国に行って欲しくないからである。

・・】


このような私なりのパスポートの思いが、今の私でも変わらずに思っている。

私は海外旅行よりも圧倒的に国内の四季折々の情景に魅せられて、
国内旅行と家内と共に出かけたりしているので、パスポートは期限切れとなっている。
そして、定年退職後の自動車の運転免許証の更新の時、機敏な判断能力に自信が無く、
更新を止めたりした。

しかしながら、バスポートも運転免許証もなくなったので、
確かな身分証明もなく寂しさもあり、市の発行する身分証明書の『住民基本台帳カード』を必要に応じて、
持ったりしている。


昨今、バンクーバー冬季オリンピックのスノーボートの国母選手が、
服装の乱れ、記者会見の態度の悪さがNHKのニュースで視聴したりすると、
私は心を痛め、憂いたりした・・。

少なからず日本の代表選手であり、大学生といえ成人した人なのである。
その上、国費で競技に参加できたことを忘れているのかしら、と思ったりしたのである。

私は日本人のひとりとして、彼の言動は競技の成績のいかんに関わらず、
恥ずかしく赤面し、あきれたりしている。


このように感じたりしているが、海外旅行に行かれる諸兄姉、
パスポートを保有して海外に行かれる時は、くれぐれも日本人のひとりであることを肝に銘じながら、
言動をして、海外の底知れぬ魅力を学んでほしい、と余計なことを思ったりしている。



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