夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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『みゆき舞ふ 田沢の森 冬の訪れ』~田沢高原滞在記~【11.11.13.~11.16.】 第1回

2011-11-16 19:21:55 | 
      序 章  田沢の森は晩秋から冬の訪れとなり

私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳となった身であるが、
ある有力な通販の旅行会社の雑誌に、
秋田県の田沢湖の高原温泉にある観光ホテルに3連泊する団体滞在型のプランが掲載され、
乳頭温泉郷めぐりもあるので、
私たち夫婦は13日より3泊4日で参加することにした。

私の根底のひとつには、今年の3月の初旬に私たち夫婦は5月中旬頃に、
乳頭温泉郷の各地の温泉めぐりと散策を8泊9日間の予定をしていたが、
3月11日の東日本大震災で東北の各地が甚大な被災となり、やむなく中止したので、
敗者復活戦のような変貌したプランとなった。

東京駅の日本橋口に13日の12時10分に集合し、東北新幹線の『ゆまびこ』で、
12時40分発で盛岡駅に到着した後は、
観光ホテルのご厚意で送迎を受けて、
田沢湖の湖畔より北上した山麓に『プラザホテル山麓』に3連泊する滞在した後は、
16日の盛岡駅発11時10分発で帰京する、
ゆったり出発、早めのお帰り、旅程である。

http://sanrok.jp/
☆【プラザホテル山麓】ホームページ☆

この田沢湖の湖畔より北上した宿泊の『プラザホテル山麓』の周囲は、
ブナ林を中心とした森の黄色を中核に紅色、朱紅色に染まる錦繍(きんしゅう)は、
今年は10月中旬で迎え、私たちグループが今回訪れたこの時期は、錦繍の時節は終わりを告げて、
落葉樹は冬木立の少し前の状況となり、大枝、小枝も茶褐色に変貌したたわわな葉の情景となり、
地表には落ち葉となり、吹き寄せのようになっていた。

そして到着した翌日の14日は朝の6時は7度、昼下がりは12度、夜の6時は6度、
この地域としては、晩秋の快晴の日中となった。

この後、夕暮れから急激に寒さを増して、雪が舞い降りてきた・・。
そして昨日の15日は、雪が降ったり止んだりし、周辺も雪化粧の情景となり、
俳句の素養のない私でも思わず、
       みゆき舞ふ 田沢の森 冬の訪れ
と詠んだりした。

そして雪の舞い降る中、私たちのグループは、歓声を上げたりしながら、
乳頭温泉郷を訪れ、恵まれた情景のひとときを享受した。

                                  《つづき》

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