最終章 旅の終りは、雪舞い降る中、人気の秘湯「鶴の湯温泉」も入浴
14日の夕暮れから雪舞い降る『プラザホテル山麓』で、私たち夫婦は部屋の窓辺から見惚(みと)れていた・・。
この田沢湖高原の地域は、10月中旬に殆どブナ、トチ、クリ、ハンノキなどの落葉樹が多い中、
黄色に彩(いろど)ったブナ林を中核に錦繍(きんしゅう)時節を迎え、
そして11月中旬の今は、落葉した葉は吹き寄せになったり、数多くの落ち葉が地表を彩ったした晩秋と情景となり、
早くも雪が舞い降りて、冬の訪れとなった・・。
15日の早朝にロビーの片隅で、雪が舞い降り、ときおり止んだりし、周辺も雪化粧の情景となり、
俳句の素養のない私でも思わず、
みゆき舞ふ 田沢の森 冬の訪れ
と詠んだりした。
この日は宿泊している『プラザホテル山麓』のご厚意で、
人気の秘湯としてた名高い『鶴の湯温泉』に案内して下さり、
私たちのグループは、マイクロバスに乗り込み、ホテル前を10時半に出発した。
まもなく『鶴の湯温泉』の入口の看板を観て、ブナ林の小路を通り過ぎると、
ハンノキの樹木の中となり、6月頃には水芭蕉(ミズバショウ)の群生地帯と教えられ、
こうした情景を思いを馳せたりすると、まもなく『鶴の湯温泉』の幾重かの館が観えた。
http://www.nyuto-onsenkyo.com/tsurunoyu.html
☆『乳頭温泉郷』~癒しの森と湯めぐりの旅~ 乳頭温泉組合オフィシャルサイト<==『鶴の湯温泉』☆
テレビの旅番組、テレビのドラマなどで知られている茅葺き屋根の長屋「本陣」前を通り歩くと、
4種類の泉質の異なる源泉があり、白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と称された素朴な建物が観えた・・。
http://www.tsurunoyu.com/FONDMENT/t-onsen.html
☆『鶴の湯温泉』ホームページ<==『温泉』☆
私たちのグループで、60代、70代の3名の男性と私は仲良しになった方と、
『黒湯』の建物の入り口の木戸を開けて、入館した。
そして脱衣籠に衣服とバスタオルを置き、『黒湯』に入浴した。
しばらくすると私は、別館にある野趣あふれる乳白色の『混浴露天風呂』が気になり、
『やはり一端衣服を着た後に・・露天風呂に行き・・また脱ぐのも面倒ですねぇ・・』
と隣にいる仲良しの60代の男性に話しかけたりした。
『先ほど、チラッと見かけたのですが・・丸太の歩道をバスタオルを巻いて・・
歩いて行かれた方もいましたよ』
と私の前にいる仲良しの70代の男性が私に教えてくれた。
この後、私は小雪が舞う中、細い丸太の歩道の小路をバスタオルを巻いて、
15メートル先にある『混浴露天風呂』を目指して歩いた・・。
ときおり微風が吹き、足元の細い丸太は滑りそうで、何よりバスタオルが風でたなびいている。
『風吹くのは勘弁してほしい・・オチンチン見えてしまうのは恥ずかしいし・・』
と私は心の中で呟(つぶや)いたりした。
前方の3メートル先にいる仲良しの60代の男性は、タオル一枚巻いただけなので、
殆どお尻が見え隠れするので、
『俺よりも・・元気な60代だよねぇ』
と私は心の中で微苦笑したりした。
無事に私は『混浴露天風呂』にたどり着き、脱衣籠にバスタオルを入れた後、
入浴したが、少しぬるめと感じたので、足元から湧き出る箇所に移動をした。
そして私たちの仲良し4人組は、バラバラになり、私は見知らぬ男性と談笑したりした。
小雪が舞い、ときおり微風が吹いているが、
いつの日にかテレビで視(み)た野趣あふれる乳白色の『混浴露天風呂』に念願していた私は、
登山の山頂に登るつめたと同様に、希望が強かった分だけ、このような所なの、
と満足しながらも複雑な思いでもあった。
帰路、私たちのグループは、ホテルに帰還するマイクロバスの車内で、
良かったわ、もう一度来て見たいわ、と歓声をまじえて、お互いに言ったりしていた。
この夜も雪が舞い降り、ときおり止んだりし、周辺も雪積もる情景となり、
最終日の16日の朝は、積雪20センチぐらいの雪の光景となり、
雪は止んでいた。
淡い陽射しの中、私たちのグループはホテルの送迎マイクロバスで、
盛岡駅に向かった。
短かな田沢高原の旅であったが、雪の舞い降るプレゼントも頂き、
それぞれ深い思いを感じたと思われる。
古来より一期一会のたとえに通り、私たち夫婦は仲良しになった方に、
『もう一度・・旅先でお逢いしたいですねぇ』
と多くの方に言葉を重ねて、言ったりした。
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14日の夕暮れから雪舞い降る『プラザホテル山麓』で、私たち夫婦は部屋の窓辺から見惚(みと)れていた・・。
この田沢湖高原の地域は、10月中旬に殆どブナ、トチ、クリ、ハンノキなどの落葉樹が多い中、
黄色に彩(いろど)ったブナ林を中核に錦繍(きんしゅう)時節を迎え、
そして11月中旬の今は、落葉した葉は吹き寄せになったり、数多くの落ち葉が地表を彩ったした晩秋と情景となり、
早くも雪が舞い降りて、冬の訪れとなった・・。
15日の早朝にロビーの片隅で、雪が舞い降り、ときおり止んだりし、周辺も雪化粧の情景となり、
俳句の素養のない私でも思わず、
みゆき舞ふ 田沢の森 冬の訪れ
と詠んだりした。
この日は宿泊している『プラザホテル山麓』のご厚意で、
人気の秘湯としてた名高い『鶴の湯温泉』に案内して下さり、
私たちのグループは、マイクロバスに乗り込み、ホテル前を10時半に出発した。
まもなく『鶴の湯温泉』の入口の看板を観て、ブナ林の小路を通り過ぎると、
ハンノキの樹木の中となり、6月頃には水芭蕉(ミズバショウ)の群生地帯と教えられ、
こうした情景を思いを馳せたりすると、まもなく『鶴の湯温泉』の幾重かの館が観えた。
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テレビの旅番組、テレビのドラマなどで知られている茅葺き屋根の長屋「本陣」前を通り歩くと、
4種類の泉質の異なる源泉があり、白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と称された素朴な建物が観えた・・。
http://www.tsurunoyu.com/FONDMENT/t-onsen.html
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私たちのグループで、60代、70代の3名の男性と私は仲良しになった方と、
『黒湯』の建物の入り口の木戸を開けて、入館した。
そして脱衣籠に衣服とバスタオルを置き、『黒湯』に入浴した。
しばらくすると私は、別館にある野趣あふれる乳白色の『混浴露天風呂』が気になり、
『やはり一端衣服を着た後に・・露天風呂に行き・・また脱ぐのも面倒ですねぇ・・』
と隣にいる仲良しの60代の男性に話しかけたりした。
『先ほど、チラッと見かけたのですが・・丸太の歩道をバスタオルを巻いて・・
歩いて行かれた方もいましたよ』
と私の前にいる仲良しの70代の男性が私に教えてくれた。
この後、私は小雪が舞う中、細い丸太の歩道の小路をバスタオルを巻いて、
15メートル先にある『混浴露天風呂』を目指して歩いた・・。
ときおり微風が吹き、足元の細い丸太は滑りそうで、何よりバスタオルが風でたなびいている。
『風吹くのは勘弁してほしい・・オチンチン見えてしまうのは恥ずかしいし・・』
と私は心の中で呟(つぶや)いたりした。
前方の3メートル先にいる仲良しの60代の男性は、タオル一枚巻いただけなので、
殆どお尻が見え隠れするので、
『俺よりも・・元気な60代だよねぇ』
と私は心の中で微苦笑したりした。
無事に私は『混浴露天風呂』にたどり着き、脱衣籠にバスタオルを入れた後、
入浴したが、少しぬるめと感じたので、足元から湧き出る箇所に移動をした。
そして私たちの仲良し4人組は、バラバラになり、私は見知らぬ男性と談笑したりした。
小雪が舞い、ときおり微風が吹いているが、
いつの日にかテレビで視(み)た野趣あふれる乳白色の『混浴露天風呂』に念願していた私は、
登山の山頂に登るつめたと同様に、希望が強かった分だけ、このような所なの、
と満足しながらも複雑な思いでもあった。
帰路、私たちのグループは、ホテルに帰還するマイクロバスの車内で、
良かったわ、もう一度来て見たいわ、と歓声をまじえて、お互いに言ったりしていた。
この夜も雪が舞い降り、ときおり止んだりし、周辺も雪積もる情景となり、
最終日の16日の朝は、積雪20センチぐらいの雪の光景となり、
雪は止んでいた。
淡い陽射しの中、私たちのグループはホテルの送迎マイクロバスで、
盛岡駅に向かった。
短かな田沢高原の旅であったが、雪の舞い降るプレゼントも頂き、
それぞれ深い思いを感じたと思われる。
古来より一期一会のたとえに通り、私たち夫婦は仲良しになった方に、
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