夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

吉岡聖恵(よしおか・ きよえ)ちゃんの『風が吹いている』の唄声に、高齢者の私でも励まされて・・。

2012-08-01 13:59:02 | 音 楽
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

過ぎし7月の初め頃、私は居間で新聞、本を読んだりしている時、
家内はテレビを視聴したりしていると、
テレビから吉岡聖恵(よしおか・ きよえ)ちゃんの唄声が聴こえる時が多くなってきた。

その後に気付いたのであるが、第30回夏季オリンピックがイギリスのロンドンで7月27日から開催され、
NHK放送テーマソングとして、いきものがかりの『風が吹いている』が選定されて、
このグループの女性ボーカルの吉岡聖恵ちゃんが唄っていた、と解ったりした。

そして今日まで、我が家は何かとのNHKテレビ放送を視聴することが多く、
オリンピック開催中に伴い、少なくとも一日に数回は、
吉岡聖恵ちゃんの『風が吹いている』の唄声を聴いたりし、
齢ばかり重ねた高齢者の私でも、励まされるような心情となっている。


確か2010〈平成22〉年の5月頃、いつものように私は朝の7時より、
NHKの総合ニュース『おはよう日本』を殆ど視聴していた。
そして家内は、洗濯、掃除に追われているが、
私は家内の茶坊主でコーヒーを淹れたりするくらいで、
ぼんやりとニュースだけは見ることが多い。

そして8時半過ぎまでは、テレビを点(つ)けて、ときおり家内が見るのが、
我が家の習性のようになっている。

こうした時に、いつものように見ていたのであるが、
『特集 いきものがかり』と表示されながら、彼ら三人がインタビューを受けたり、
ライブのシーンがあったりして、
体力の衰えた私でも、思わず微笑を浮かべたりした・・。


この少し前の4月の初めの頃だったか、私はパソコンでこのサイトを8時過ぎに開いていたら、

♪ありがとうって伝えたくて

とテレビから流れて、
私は『聖恵(きよえ)ちゃんの唄声だ・・』
と思わずテレヒの番組を見たのである。

そしてNHKの連続テレビ小説の『ゲゲゲの女房』の主題歌で、
いきものがかりの『ありがとう』の歌だ、と少し判りかけたのである。

そして彼らの吉岡聖恵ちゃんの唄声に魅せられている私は、
肝要のテレビ小説の『ゲゲゲの女房』内容よりも、
殆ど吉岡聖恵ちゃんの唄声を聴き、励まされた・・。


私が偶然にボーカリストの吉岡聖恵ちゃんの唄声に初めて魅せられたのは、
2008〈平成20〉年の私たち夫婦は家内の母を誘い三人で
富山市の郊外にある呉羽山に5泊6日の温泉滞在旅行に観光バスで行く途中であった・・。

高速道路にあるサービス・エリアに休息となり、バスから下り立った時、
お土産売り場の外れのスピーカーから、
徳永英明さんの歌に続いて、未知の歌声が流れてきたのである。
のびのびとした爽(さわ)やかな歌声に、瞬時に魅了されたのである・・。

♪帰りたくなったよ 君が待つ街へ
 大きく手を振ってくれたら 何度でも振り返すから

【『帰りたくなったよ』 作詞、作曲・水野良樹、唄・吉岡聖恵 】

偶然に彼等を知り、たまたまその歌声に魅了され、
後日、水野良樹と山下穂尊、そして同級生の妹・吉岡聖恵によるスリーピース・バンドで、
『いきものがかり』というバンド名で、『帰りたくなったよ』という曲を知ったのである。

私はその後『花は桜 君は美し』、『SAKURA』、『うるわしきひと』等も知り、
ときおり聴いたりしていた。

そして、彼らが無名時代に夢に向かって路上ライブを長年した後、
メジャー・デビューして3年過ぎ、各地のライブ・コンサートは賞賛を受けている、
と後日にNHKのBS2で『いきものがかり ライブ』を視聴して、改めて知ったのである。


私は偶然に、遅ればせながら彼等の音楽を知り得たのであるが、
何かとすれ違うことの多い人生の中で、
この当時の私は63歳の身であったが、夢中にさせてくれたことに感謝をしたりした。

私は彼らが夢に向かって、無名な時に路上ライブを長年し、
何より詞と曲の良さ、そして聖恵ちゃんの特有な伸びのある唄声で、多くのファンを獲得された、
と思ったりした。

尚、私はあるレコード会社の管理畑に35年ばかり勤めた身であるか、
彼ら『いきものがかり』の専属契約先のレコード会社とは関係がないが、
良き音楽作品とアーティストに私が魅了された場合は、
齢も重ねても絶賛する性格なので、綴った次第である。

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コメント (2)
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