私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
昨日の夕食時に、家内は『明日(あした)の午前中に、駅前に買い物・・行きませんか?』
と家内は私を誘惑したのであった。
私は少しためらった後、
『ハイ! 行きましょう!』
と少しボケてきた私は、せめて返事ぐらいは、
若き自衛隊の諸兄に負けないように明るい声で、家内に応(こた)えた。
私は民間会社の中小業に35年近く奮戦して2004〈平成16〉年の秋に定年退職した後、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたく、その直後から年金生活をしている・・。
こうした中で、もとより年金の収入は減ることもあっても増えることなく、
当然ながら現役のサラリーマン時期より遥かに激減している上、
現役時代の多忙な業務から解放され、緊張感も無くなり体力の衰えも感じる昨今、
何かしら私は家内に従順となっていると思えて、苦笑したりした。
そして私は家内が外出する時は、殆どボディガード兼お供、そして荷物持ちとなっているのが、
定年後の実情である。
今回、たまたま朝の9時過ぎに私たち夫婦は、京王線の『つつじが丘駅』に向かい、
徒歩で15分ばかり歩き、駅前のスーパー、ドラッグ・ストアーなどを廻ったりした。
この間、スーパーの衣料フロアーで家内が婦人の品、或いは台所の雑貨品を選定している間、
『いつもの本屋の前のベンチで待っているから』
と私は家内に伝えた後、
私は近くの本屋に行ったりした。
この本屋は路上から幅広い階段を下りて、地下一階が本屋の専用フロアーとなっている。
そして読書好きな私は、本屋で単行本、新書本、文庫本などをゆっくりと見たりし、
結果としては新書本の2冊を買い求めたりした。
そして本屋の前は、階段状の手前の片側の平坦な処に大きな樹があり、
近くにベンチがあり、その上に付近には飲料水の自動販売機があり、
私がこよなく愛している処のひとつである。
私は家内が1時間ぐらい買い物時間に要すると思いながら、
このベンチに座り、大きな樹の下の緑陰の中で、買い求めてきた新書本の一冊を読みはじめた・・。
しばらくすると、喉の渇きを覚えて、この自動販売機かに煎茶のペットボトルを買い、
喉を潤(うるお)しながら、読んだりした。
こうした中で、微風を身体に受け止めると、心地よく、本のページをめくったりした。
やがて家内は両手に大きな紙袋を重そうに提(さ)げてきた。
そして私は大半の荷物持ちとなったが、確かに重く、
我が家として異例であるが、帰路は歩くことは断念し、路線バスを利用しょうと、
互いに瞬時に合意した。
その後に食事処で昼食をして、路線バスに乗り、帰宅したのは午前12時半過ぎであった。
帰宅後、部屋に開け放ち風を通し、煎茶を飲んだりしながら、
この世で一番気楽なボディガード兼お供かしら、と高齢者の私は微苦笑したりした。
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私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
昨日の夕食時に、家内は『明日(あした)の午前中に、駅前に買い物・・行きませんか?』
と家内は私を誘惑したのであった。
私は少しためらった後、
『ハイ! 行きましょう!』
と少しボケてきた私は、せめて返事ぐらいは、
若き自衛隊の諸兄に負けないように明るい声で、家内に応(こた)えた。
私は民間会社の中小業に35年近く奮戦して2004〈平成16〉年の秋に定年退職した後、
私の半生は、何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたく、その直後から年金生活をしている・・。
こうした中で、もとより年金の収入は減ることもあっても増えることなく、
当然ながら現役のサラリーマン時期より遥かに激減している上、
現役時代の多忙な業務から解放され、緊張感も無くなり体力の衰えも感じる昨今、
何かしら私は家内に従順となっていると思えて、苦笑したりした。
そして私は家内が外出する時は、殆どボディガード兼お供、そして荷物持ちとなっているのが、
定年後の実情である。
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今回、たまたま朝の9時過ぎに私たち夫婦は、京王線の『つつじが丘駅』に向かい、
徒歩で15分ばかり歩き、駅前のスーパー、ドラッグ・ストアーなどを廻ったりした。
この間、スーパーの衣料フロアーで家内が婦人の品、或いは台所の雑貨品を選定している間、
『いつもの本屋の前のベンチで待っているから』
と私は家内に伝えた後、
私は近くの本屋に行ったりした。
この本屋は路上から幅広い階段を下りて、地下一階が本屋の専用フロアーとなっている。
そして読書好きな私は、本屋で単行本、新書本、文庫本などをゆっくりと見たりし、
結果としては新書本の2冊を買い求めたりした。
そして本屋の前は、階段状の手前の片側の平坦な処に大きな樹があり、
近くにベンチがあり、その上に付近には飲料水の自動販売機があり、
私がこよなく愛している処のひとつである。
私は家内が1時間ぐらい買い物時間に要すると思いながら、
このベンチに座り、大きな樹の下の緑陰の中で、買い求めてきた新書本の一冊を読みはじめた・・。
しばらくすると、喉の渇きを覚えて、この自動販売機かに煎茶のペットボトルを買い、
喉を潤(うるお)しながら、読んだりした。
こうした中で、微風を身体に受け止めると、心地よく、本のページをめくったりした。
やがて家内は両手に大きな紙袋を重そうに提(さ)げてきた。
そして私は大半の荷物持ちとなったが、確かに重く、
我が家として異例であるが、帰路は歩くことは断念し、路線バスを利用しょうと、
互いに瞬時に合意した。
その後に食事処で昼食をして、路線バスに乗り、帰宅したのは午前12時半過ぎであった。
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帰宅後、部屋に開け放ち風を通し、煎茶を飲んだりしながら、
この世で一番気楽なボディガード兼お供かしら、と高齢者の私は微苦笑したりした。
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