夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには古本屋に寄り、3冊で200円に驚き、やがて溜息(ためいき)を重ねて・・。

2013-05-25 16:47:57 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

本日のひととき、私は家内のボディガード兼お供で、
京王線の『仙川』駅の付近で買い物をする為に、私たち夫婦は出かけた。

そして家内が婦人の衣料専門店で買物すると言ったので、
私は何かと利用することの多いコーヒーショップの『ドトール』で待っている、
と家内に伝えた後、私は『ドトール』をめざして商店街を歩いた。

そして近道しょうと小路を歩いていた時、古本屋があり、
何気なしに店頭に、3冊で200円、と大きく明記されていたので驚いた。

私は定年後の年金生活でも、何よりも読書好きで、
少なくとも週に一回は本屋に寄り、随筆、ノンフィクション、現代史などの単行本、新書本、文庫本を買い求め、
年に数回ぐらいは古本屋チェーン店として名高い『BOOK・OFF』に立ち寄り、
魅了された本を購入してきた。


こうした本好きな私であるが、3冊で200円だったら、
私は魅了される本はないだろう、と思いながら店の最前列の本棚で、500冊くらいの本を眺めた・・。

そして『続 多摩』(武蔵書房)と題した本を手に取り、目次を見ると、
《 多摩の古戦場 》と題された章には、6話が掲載されていたり、
多摩川の古来からの数多くの風物詩が描写されていたので、瞬時に魅了された。
          

そして次に手に取ったのは、新文芸読本『宮沢賢治』(河出書房新社)であり、
私は宮沢賢治より同世代の石川啄木に圧倒的に魅了されて心酔した時期もあったが、
改めて宮沢賢治に対して、私自身の心の再整理と思ったりした。
          

この後、『旅』(秋田魁新報社)を手に取り、著作者の作家・渡辺喜恵子さんは、
私は未読の作家であったが、何かしら随筆の内容に惹(ひ)かれた。
          

この後、サーバーについて、解説されていた本があった。

私は1969〈昭和44〉年にコンピュータ専門学校で、初めてコンピュータを学び、
その後は民間会社の中小業で、20年ばかり情報畑を務めていたので、
汎用の大型コンピュータ、そしてオフィス・コンピュータなどで、もとより記憶装置の磁気ディスクを活用してきた。

その後の1990〈平成2〉年に管理畑に異動してしまい、
やがてネットウェブの世界は黎明期となり、そしてサーバーを利用されている隆盛期の今日、
どのような形態でサーバーを活用している状況が不明であるので、
遅ればせながら、お勉強と思ったりした。
          

そして私は、この4冊を持って、精算所で、
3冊で200円、そして一冊で100円の規約に基づき、300円を支払った。

その後、私は『ドトール』でアイスコーヒー(Lサイズ)を飲みながら、
家内を待つ間、持参した本を読んだりした。

そして買い求めた4冊の本代とアイスコーヒー(Lサイズ)は、
たまたま同額であり、これだけの中身が豊饒な本が余りにも廉(やす)く、
たとえデフレ烈風が10数年続いてきた今日でも、活字の世界は悲惨だ、と私は溜息を重ねたりした。

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コメント
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