夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

遅ればせながら10月度の家計簿、私たち夫婦は締めて、やがて微苦笑をして・・。

2015-11-04 15:26:38 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、私は家内と共に夕食を頂いている時、
『明日(あした)、10月度の家計簿を締めませんか?』
と家内は微笑みながら私に言ったりした。

『結構ですねぇ、待ち焦(こ)がれていたょ・・』
と私は家内に言ったりした。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

世の中は夫65歳以上、妻は60歳以上の夫婦のみの無職世帯は、
高齢夫婦無職世帯と称しているが、私は過ぎし9月で71歳に進級し、
家内は12月の誕生日を迎えると66歳となり、典型的な夫婦のみの無職世帯となっている。

                  
我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ11年ばかり年金生活を過ごしてきた・・。

こうした中で私たち夫婦は、月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している。
          

そして我が家は、日常で買い物したレシートなどを、
家内が一週間に一度ぐらいノートに簡単に集計している程度であり、
月末を過ぎた数日後に、私たち夫婦は家計簿の月次決算をしたりしてきた。
                                  
そして家内が支出のそれぞれの区分項目を読み上げて、
私はパソコンの表計算ソフトのエクセルを活用して、入力したりした。

たとえば厚生年金、企業年金などの収入の項目、そして郵便局の個人年金を入力した上、
やがて銀行、郵便局、信託銀行などの残高を入力した上で、
5表ばかり我が家の独自の資産と収支別明細表を作成したりした・・。

もとより社会の少子高齢化の中で、公的年金は増えることなく減少してきたので、
私たち夫婦はお互い趣味の費用を捻出する為に、収支の実態をお互いに確認し、
ささやかに生活を過ごしたく、家計簿の月次決算をしている。
                               

本日の午前中、いつものように家内が依頼された品を買い求める老メールボーイの私は、
最寄のスーパーで買物をする前に、10月の月末残高とか自動引き落とし電気、電話料金などを確認したく、
銀行、そして郵便局に立ち寄って、夫婦それぞれの通帳を記載したりした。

そしてスーパーに寄り、買物メール老ボーイの責務を果たした後、帰宅した。

やがて私たち夫婦は、遅ればせながら10月度の家計簿を締めたりした・・。

過ぎし10月は、家内は独り住まいの家内の母の介護で、
家内の母宅で3泊4日、或いは6泊7日前後で駐在することが多くなっている。

この間、少し遠い大学病院で治療を受ける為に、長女の家内は母に付き添う為に、
大学病院に近いビジネスホテルにふたりで宿泊し、家内の母は受診に備えたりしてきた。

このような結果として、飛び石のように家内は孤軍奮闘し、
この間、私は我が家で『おひとりさま』の生活をしてきた・・。

こうした状況は今年の6月から続いているので、
私たち夫婦の平年の日常生活から少し変貌し、晩秋の旅行も断念したりしてきた。

このような事情で、毎月締める家計簿も遅れて、本日の午前中のひととき実施した。
          

やがて収支項目別明細表を完成した後、私たち夫婦は微苦笑したりした・・。

『被服費』は、10月はわずか2000円少し越えた程度で、
我が家は極端だょなぁ、と私は家内に苦笑しながら言ったりした。

我が家の場合は、たとえば私の衣服に関しては、
家内の指示で程々良き品をデパートで買い求め、
長らく外出着とした後、やがて普段着、最後は庭の手入れの制服としている。

私はイギリス風の中高年の思考と同じかしらと思ったりしているが、
月毎だと購入額の増減が激しいである。

やがて家内は、『教養娯楽』は10月は増えているわ、
と私に言ったりした。

私は年金生活をしても、単行本、新書本、文庫本、月刊雑誌は相変わらず購読しているので、
たまたま読みたい本が増えただけ・・と私は家内に微苦笑しながら、言い訳をしたりした。
          

或いは『交通費』に関しては、年金生活をされている家庭より、我が家は圧倒的に少ない、
と思っている。

恥ずかしながら我が家は自動車もなく、
こうした中、 日常の殆どは私が年金生活の当初から、平素の買物を自主的に専任者となり、
独りで殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、買物メール老ボーイとなっている。

そして最寄のスーパーに買物に行ったり、
或いは駅前までの片道徒歩20分ぐらいのスーパー、専門店に行ったりしているが、
根がケチなせいか利便性のよい路線バスに乗ることなく、ひたすら歩いて往還している。

このようなこともあり、『交通費』0円の月もあったり、
さすがに世の中から、余りにもかけ離れていたので、私たち夫婦は苦笑したりした。

このように私たち夫婦は、結婚して38年ばかり家計簿を毎月締めている。

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