夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

白内障の手術、左眼は17日、そして右眼は24日に受けて、やがて鮮明な視界に微笑みながら・・。

2015-11-29 14:34:49 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活12年生の71歳の身であるが、
白内障に伴い最寄駅に近い眼科医院で、手術して下さる医院長から指示で、
過ぎし17日に左眼の手術を受けて、そして24日は右眼の手術を受けたりした・・。

私は、長年酷い近眼で裸眼0・03、メガネを掛けても0・7であったが、
数年前の頃から視力は衰えてきたのが実感してきた・・。
そして半年前の頃から、ときおり擦(かすれ)れた視界を感じて、
やむなく眼科医院で、眼に関する7ぐらいの検査を受診後、まぎれなく白内障です、と診断された。

私は17日に白内障の左眼の手術を受けたが、
白内障の水晶体の濁った皮質を細かく粉砕すると同時に眼外へ吸引された後、
広く手元から遠くまで見える多焦点眼内レンズを挿入して頂ただいた・・。
http://www.cataract-iol.jp/lens/index.html
☆公式サイト【白内障情報室】==>『眼内レンズによる見え方の違い』、『単焦点』と『多焦点』の相違☆

そして手術中は苦痛を感じることなく、ただ初めての体験で、緊張感を秘めながらも15分ぐらいで終わった。

まもなく手術後、ガーゼ生地を主体とした大きな眼帯をして下さった。

私は当初予約していた保護眼鏡は、大きな眼帯でメガネを掛けることができなくなり、
当面は、右眼の裸眼0.03弱を頼りに、おぼろげな視界を過ごすこととなった・・。
          

そして左眼は、翌日の18日には幾つかの検診を受け、早くも眼帯がとれ、
何かしら鮮明で視界が開け、前方が明確に視(み)えたりした。

しかしながら、右眼の裸眼0・03弱の酷い近眼の視力であり、左眼は手術後には0・5以上が視(み)えたが、
余りにも右眼と左眼とに差異があり、私の小さな脳でも、視(み)ようとする神経制御が働き、右眼の裸眼0・03弱も補助動作が働き、
前景は0・5ぐらいで鮮明に視(み)えるが情景となった。

そして余り長時間を視(み)ようとする神経制御は、混乱を起こすかも知れないと、私は感じたりして、
手術の翌日以降は、当面として視(み)ようとする神経制御が働きを自制して、新聞、本、パソコンは一日3時間以内として
歯を磨いたり、布団の中では、予約購入した保護眼鏡を付けたりしてきた。
          

この間、手術日の2日前より細菌の感染を抑える薬の『点眼薬(ベガモックス)』を、
朝、昼、夜と日に3回を左眼に、目薬のようにしてきた。

やがて手術後は、毎食後に抗生物質のフロモックス錠剤を飲み、
そして抗菌薬『クラビット点眼薬』、消炎薬『サンベタゾン点眼薬』は、朝、昼、夕、夜と日に4回、
鎮痛消炎薬『ブロナック点眼薬』は朝、夜と日に2回を付けたりしてきた。

通院に関しては、手術後の翌日、そして手術後の3日目に検診を受けて、
医院長より、特に異常なし、と診断されたりしてきた。

洗髪は手術後の翌日に医院長から、
本日より美容室、理容室で、頭を上仰向けで行うことはできますが、自分でしないこと、
と言われたりしたが、安全性から手術後の3日目に、家内の指示に基づいて、私は生れて初めて美容院で洗髪し、
この後も幾たびか美容院で洗髪し、やがて順応し、微苦笑したりしてきた。
          

そして24日には右眼の手術を受けたりしたが、過ぎし17日に左眼に手術を受けた体験があったので、
緊張感もなくリラックスした心情で、手術を終えた・・。

しかしながら手術後、ガーゼ生地を主体とした大きな眼帯となり、
一週間前に手術した左眼を頼りに視界を見れば、今回手術した右眼は眼帯の下でも眼球が動くので、
本日は食事、トイレ以外は安静して下さい、と医院長から私は言われたりした。

やがて私は家内と共に帰宅した後、昼食をした後、新聞、本、パソコン上のブログも自制して、
布団にもぐりながら、ラジカセCDで音楽棚から8枚ばかりCDを抜き取り、深夜まで聴いたりした・・。

この間、ときおり寝付いたり、夕食を頂いたりしたが、ぐうだらな安静日となったりした。

そして25日、家内と共に眼科医院に行き、手術日の翌日の診察を受けた・・。
手術した右眼の大きな眼帯を看護師さんから取って頂いた後、視界が鮮明に視(み)えた。

まもなく幾つか検査を受けた後、一週間前に手術した左眼は1・0と診断されて、
確か手術後3日目は0・6前後であったので、視力向上に驚いたりした。

そして前日手術した右眼は、眼帯から解放されて5分過ぎてまもない為か、0・5前後であり、
私は両眼が想定以上で、悦んだりした・・。
          

私は今回の白内障の手術に伴い、左眼、右眼を広く手元から遠くまで見える多焦点眼内レンズを挿入した手術を終えた今、
今後の注意事項を守れば、次第に視力の向上もある、と医院長から私は言われたりした。

今回の多焦点眼内レンズに関しての特長、多焦点眼内レンズに向いている方、手術の費用については、
ネット上で解りやすかったサイトを参照として、明示する。
          http://mieru.jpn.com/archives/1591
          ☆参照・・・公式サイト【柏瀬眼科】==>『多焦点眼内レンズについて』☆

そして手術の費用については、《・・多焦点眼内レンズを用いた手術は保険適応外、つまり自費となります。
料金は、片眼で420,000円(手術および手術前後の検査や薬代を含む)です。
ただし、民間保険会社の先進医療特約での保証制度があります。・・》記載されているが、私の場合は少し差異があった。

自由診察価格として片眼で400,000円(税込)と明記されていたが、
実質は先進医療価格とし片眼で342,000円(税込)+保険診察自己負担分(手術前後の検査や薬代)であった。


私は左眼、そして右眼の手術を終えた昨今、居間にあるテレビも鮮明に視えたり、
スーパーなどに買物に行ったり、通院の往復路に、こんなに鮮やかな状景だったんだ、
と戸惑いながら微笑んだりしている。
          
そして時が過ぎれば、眼を制御する幾重かの神経が安定すれば、
左眼は1・0、右眼は1・0となるか、
左眼は0・7、右眼は0・7となるか解らないが、
私が念願していた0・7前後となり、メガネが不必要となる。

私は高校生より酷い近眼で、劣等感のひとつであった。
そしてメガネだけは、やむえず少し背延びした高価なレンズ、フレームを選定してきた。

ここ55年の間に、やむなく幾たびもメガネを新調してきたので、
メガネが不要となっている今、たとえ今回の多焦点眼内レンズの効力に縋(すが)っても、
長年に於いて何かとメガネに苦渋してきた私は、メガネから解放されて悦んだりしている。


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