先程、ときおり愛読している朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.(ドット)】を見ている中、
【 美輪明宏さんが教える、いつでも、どこでも幸せになれる秘訣とは? 】と見出しを見てしまった。
私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
美輪明宏さんに関しては、私は若き20代にシャンソンに熱中して、
美輪明宏さんのレコードも聴いたりした程度であった。
そして過ぎし読売新聞の[時代の証言者]に於いて、美輪明宏さんの人生航路が連載され、
生誕から今日まで学び、改めて稀な波乱万丈の人生の足跡に、感動させられたりしてきた。
このような心情を秘めてきた私は、記事を精読した。
この記事は、美輪明宏さんが『楽に生きるための人生相談』(朝日新聞出版)を上梓され、
この著作を紹介するような形で、構成・『dot.編集部』が構成された記事で、
【AERA dot.】に2015年12月11日に配信されていた。
少し古い記事であるが、幸せのテーマは時代を超越するで、無断ながら転載させて頂く。
《・・美輪明宏さんが教える、いつでも、どこでも幸せになれる秘訣とは?
師走に入り、1年を振り返るこの時期。
良い1年だったと思う人もいれば、我が身の不幸を嘆く人もいるかもしれません。
人の幸福と不幸は何で決まるのか?
朝日新聞土曜版「be」での悩み相談を、単行本『楽に生きるための人生相談』(朝日新聞出版)に
まとめて出版した美輪明宏さんに聞いてみました。
美輪さんが語る「いつでも、どこでも幸せになれる秘訣」とは、
「感謝することを見つけること」。
「今の人は、あれが足りない、これも足りない、などと不満ばかりです。
わたくしがよく言うのは、不満ばかりを探すのではなく、
どんな小さなことでもよいから、感謝することを見つけること。
そうすれば、今、こうしていられることへの感謝がわき、幸せを感じることができます。
不満の数ばかりを数えるのではなく、幸せのほうの数を数えるようにすることです」
確かに人は、周りの人と自分を比べることで、
ねたみ、そねみ、ひがみを抱え、自らを不幸にしてしまいがちです。
それについても美輪さんは、
「そういう悩みを抱えていない人は、この世に一人もいません。
人類すべてお互い様です」と語ります。
だからこそ、不満ばかりではなく、見える、聞こえる、話せるといった、
ふだんは当たり前と思っていることの中にも、感謝することを見つけることが、幸せになれる秘訣なのです。
もう一つ、誰もが抱える「人間関係の悩み」についての美輪さんの処方箋は、
「丁寧な、美しい言葉を使う」こと。
「言葉というのは、恐ろしい力を持っています。
昨今は、家庭でも、おまえ、てめぇ、などといった山賊のような会話が交わされたりしています。
言葉の乱れが、社会の乱れになるのです。
まず、正しい、丁寧な言葉遣いを取り戻すことです。
会社では部下に対して『おまえ』ではなく、『きみ』と呼びかけます。
『きみ』は『君子』のこと。相手に対する敬意が表されます。
家庭でも奥さんや子どもに対して、上から目線で『おまえ』とは言わずに、
『きみ』とか『あなた』とか、きちんと優しく語りかけることです。
そして、女性がものを頼むときは語尾に『ね』や『な』を付けるようにします。
『そうしてください』ではなく、『そうしてくださいね』。
『こうしてください』ではなく、『こうしてくださいな』。
丁寧な言葉を使うことで、穏やかで、お互いに敬意がある柔らかな人間関係を築くことができるようになります」
人間関係を円滑にしたいなら、まず自分がきちんとした言葉を使うこと、
これは今すぐ実践できる処方箋ですね。
美輪さんは、「飛行機のアナウンスでも『ませ』を使うことで、もっと綺麗な言葉になります。
『シートベルトをお締めください』ではなく、
『シートベルトをお締めくださいませ』のほうが、よほど柔らかく、美しく響くでしょ」と語ります。
感謝と丁寧な言葉遣いで、幸福な新年を迎えたいものですね。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私はサラリーマン時代は、ときおり不満を感じた時、自身に落ち度がないかしら、
と思い返して、自分の敵は自分だ、と自身を叱咤激励して、奮闘することが多かった。
そして私は数多くの御方に、支えられて業務も、私事も実感し、感謝を重ねたりしてきた。
私は1944年(昭和19年)の9月に農家の三男坊として生を受け、
やがて祖父、父から、幼年期の私が粗雑、はすっぱな言葉を言ったりすると、
叱咤されて、ときには母屋から放り出された。
やがて私は、母から素直に血筋を受け、恥ずかしながら男の癖におしゃべり、
となったりしている。
そして年金生活の今でも、家内はもとより、ご近所の奥様、ご主人と談笑しているが、
こうした時でも、粗雑、はすっぱな言葉は、決して言えないでいる。
もとより貧富に関係はなく、人として礼節であり、その人なりの品格を表示させることである、
と裕福に無縁で無力な私でも深く感じ、
今回の美輪明宏さんの深情、私なりに瞬時に同意を深めたりした・・。
過ぎし、9月初旬、私の住む調布市では、防災訓練として東京都と合同で
多摩川の広い河川敷に於いて実施訓練が行われた。
たまたま私は、見学したが、数多く都の要人、職員、警察、消防、国交省、自衛隊などが、
参加されていた。
こうした中で、地元の中学生が体操着を着て参加していた。
やがて私は途中で切り上げて、土手の道路を歩いていた時、
体操着の中学生の男女30名ぐらいと、偶然に並んだ。
こうした中、後方から高級車が3台が走ってきた・・。
そして歩いている私の横を通り過ぎた時、
百合子かょ・・、違うみたい、百合子は次の車だょ、きっと・・と中学生の女生徒数名が言ったりしていた。
私はこうした会話が聴こえ、小池百合子都知事に対して、女生徒の発した言葉に動顛した。
そして私は小池都知事も怖さを感じる時があるが、女生徒の方がもっと怖い、と感じて帰途したりした。
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