夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

多彩な働きをする「腎臓」、そして悪化すれば「慢性腎臓病」など、遅ればせながら多々学び・・。

2017-09-16 15:40:48 | ささやかな古稀からの思い


過ぎし12日、ネットでニュースを見ようとして【YAHOO! JAPAN】を開き、
たまたま【ライフ】コーナーに於いて、ニュースを見たりした中で、
『 多彩な働きをする「腎臓」のこと、知っていますか? 』
と題された見出しを見てしまった。

私は年金生活のまもなく73歳になる身であるが、
恥ずかしながら「腎臓」に関しても無知な範囲である。

ただ家内の父が「腎臓」を悪化して、入退院を五年を経過した後、私が定年退職する直前な亡くなり、
これ以来、私はオシッコをするたびに、「腎臓」が順調に働いてくれている、と感じている程度である。

このように幼稚なことしか知らない私は、遅ればせながら学ぼうと思い、クリックして記事を見始めたが、
OurAge(アワーエイジ)】公式サイトであった。

そして私はOurAge(アワーエイジ)】公式サイトには初めてと思われ、
検索したら、
集英社の雑誌(季刊誌)「MyAge」(マイエイジ)のオフィシャルサイトであり、
主に40~50代の婦人向けに、美と健康に関する情報、サービスなどを提供している、と表示された。

私は少しためらった後、健康に関しては男女問わず超越するよねぇ・・
と思いながら記事を精読してしまった。

                                                 
この記事は、OurAge(アワーエイジ)】に9月11日に配信され、無断ながら転載させて頂く。

《・・多彩な働きをする「腎臓」のこと、知っていますか? 

 

「肝腎要(かんじんかなめ)」と言われるくらい、大切な臓器、腎臓。
しかしその機能や働きについてよく知っている、と自信がある人は少ないのではないだろうか


「僕の専門のひとつは『腎臓』なので、
この機会に是非、みなさんに腎臓に親しんでいただきたいです。

そもそも、尿がどのように作られるかについて、知っている人も少ないと思うので、
まずはオシッコができるまでのメカニズムを簡単に説明しますね」
と言うのは、根来秀行教授。

ハーバード大学医学部内科客員教授、パリ大学医学部客員教授であり、
専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたる、気鋭のドクターだ。


「全身を巡る血液は、腎動脈から腎臓に送られ、『糸球体(しきゅうたい)でふるいにかけられ、
体に必要な水分や成分を含んだきれいな血液が、腎静脈を経て、心臓へ戻ります。

糸球体(しきゅうたい)で、ろ過され取り除かれた老廃物や水分は、
尿のもと『原尿(げんにょう)』となり、1日に約180Lも作られます』


180Lとは驚きの量だ。
「ただし、原尿には、体に必要な成分が多く残っているため、
その約99%は『尿細管』で再吸収され、
残りの1%にあたる1.5Lほどが、膀胱へ送られ、尿として排泄されるのです」

              

腎臓には、ほかにも素晴らしい働きがある、と根来教授。
「水分や電解質(ナトリウム、カリウムなど)の排出量をコントロールすることで
血圧を調整しています。

血圧が高い時は、塩分と水分の排出量を増やして血圧を下げ、
血圧が低いときは、逆に排出量を減らして血圧を上げます。


糸球体(しきゅうたい)から分泌されるホルモンには、
血管を収縮させ、血圧を上昇させる働きがありますし、
腎臓の髄質から分泌されるホルモンには、血管を拡張させ、血圧を下げる働きがあります」


また、腎臓は、血液を作る司令塔でもあり、
腎臓から出るホルモンは、骨髄に作用して赤血球の生成を促すそう。

さらに
「腎臓は、丈夫な骨を作るのにも一役買っています。
腎臓には、カルシウムを体内に吸収させるのに必要なビタミンDを、活性化させる働きがあるんです」


ということは、腎臓の働きが低下すると、
活性型ビタミンDの生成が減って、丈夫な骨がつくられなくなってしまう?


「腎機能が著しく低下して、活性型ビタミンDが減少すると、
カルシウムの取り込みが悪くなり、骨粗鬆症を招くこともあります。

また、活性型ビタミンDは、尿中のカルシウムの再吸収を促して、
血液中のカルシウム濃度を維持しています。

カルシウムの血中濃度が低くなると、手指や唇のしびれ、けいれんを引き起こすこともあります」


多彩な働きをするだけに、腎臓の機能低下は健康に大きな影響を与える。
次回、詳しくみていこう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

そして9月15日に於いて、OurAge(アワーエイジ)】に続編として、
サイレント・ディジーズ(静かなる病気)と呼ばれる「慢性腎臓病」は、こんなにも怖い・・』と
題されて配信され、無断ながら転載させて頂く。

《・・サイレント・ディジーズ(静かなる病気)と呼ばれる「慢性腎臓病」は、こんなにも怖い・・

「腎臓は、尿を作るほか、血圧や水分、電解質のコントロール、
骨の形成など生命維持に大きくかかわる臓器です。
その腎臓は、毛細血管に支えられているんですよ」(略)

髪の毛の10分の1ほどの細さしかない「毛細血管」。
しかし、その細さゆえに、全身に網の目のように張り巡らすことができ、
全身の血管の99%を占めている。

まさに血液循環の主役であり、「免疫の闘いの最前線」でもあるのだ。
中でも腎臓には、たくさんの毛細血管が集まっているため、その状態に大きく左右される。


「腎臓の毛細血管は、糸球体(しきゅうたい)と呼ばれるところにありますが、
この糸球体(しきゅうたい)の働きによって、
血液から老廃物が取り除かれ、きれいな血液を全身に送り出すことができるのです」

            

しかし、毛細血管は、年とともに劣化したり、減少したりする。
糸球体(しきゅうたい)も同じではないだろうか?


「そうです。 とはいえ、糸球体(しきゅうたい)は、左右の腎臓でトータル約200万個もあって、
この予備のバックアップが十分あるから、腎機能は、そうそうダメになることはないんです。


といっても油断は禁物。
水面下では、じわじわと糸球体(しきゅうたい)が劣化したり、減少しています。

進行すると、糸球体(しきゅうたい)の濾過フィルターの目が粗くなったり、
詰まったりして、体に必要なものまで、漏れ出たり、
尿細管の再吸収が、上手に行われなくなってしまいます」


つまり、血液中に老廃物がたまったままになる、ということだ。

「血液検査で『血清クレアチニン値』が高いと、腎機能が低下していると判断されますが、
クレアチニンは、血液中の老廃物なんです。

逆に、糸球体(しきゅうたい)から漏れないはずのタンパクが濾過されて、
尿から出てくることもあります。
これは、いわゆる『タンパク尿』。

急性の場合は、背中に痛みが出たりしますが、
慢性腎臓病は自覚症状がなく、血液検査や尿検査で、初めて異常が発見されることが多いです」

           

近年、慢性に進行するさまざまな腎臓の病気「慢性腎臓病(CKD)」が急増している。
原因としては、不規則な生活習慣や食の欧米化、肥満、睡眠不足、ストレス、運動不足、喫煙などが挙げられる。
いわゆる「生活習慣病」の原因として、よくいわれることばかりだ。


「慢性腎臓病は、生活習慣病と切っても切れない関係にあります。
例えば、腎臓は、血圧の調節にかかわるホルモンを分泌しているため、
腎臓の働きが落ちると高血圧になったり、逆に高血圧が腎臓病を招くことも。

また、高血糖の状態が続くと、全身の毛細血管レベルでの代謝異常がおきて、
腎臓の毛細血管がダメージを受けます。


だから、糖尿病の人は、腎臓を悪くしやすいのです。
この糖尿病に伴う合併症は『糖尿病腎症』と呼ばれています」


糖尿病腎症は、糖尿病の三大合併症のひとつ。
ひとたび発症すると、末期の腎不全に至るケースが多いと言われる。


「ちなみに現在、透析になる人の最も多い原因は、糖尿病です。
少なくとも現代の医学レベルでは、透析は一度始めたら、
腎移植を受けない限り、生涯続けていくことになります。


腎臓病は、サイレント・ディジーズ(静かなる病気)ともいわれ、
かなり進行しないと、症状が現われません。

なので、できるだけ早い段階から、生活習慣の見直しを始めて、
腎機能の低下をできるだけ最小限にするよう努めることが、大事になってくるのです」・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

            

私は腎臓に関して、健康を左右する大切な臓器、初めて学んだりした。

そして《・・尿を作るほか、血圧や水分、電解質のコントロール、
骨の形成など生命維持に大きくかかわる臓器・・
この腎臓は、毛細血管に支えられて、髪の毛の10分の1ほどの細さしかない「毛細血管」。

尿を作るほか、血圧や水分、電解質のコントロール、
骨の形成など生命維持に大きくかかわる臓器です。
その腎臓は、毛細血管に支えられている。

この髪の毛の10分の1ほどの細さしかない「毛細血管」は、
しかし、その細さゆえに、全身に網の目のように張り巡らすことができ、
全身の血管の99%を占めている。

まさに血液循環の主役であり、「免疫の闘いの最前線」でもある
・・》

遅ればせながら初めて学び、多々教示された。

この「毛細血管」が、不規則な生活習慣や食の欧米化、肥満、睡眠不足、ストレス、
運動不足、喫煙など「生活習慣病」、
そして高齢化による老化したりすると、
慢性に進行するさまざまな腎臓の病気「慢性腎臓病(CKD)」となる。

或いは糖尿病に伴う合併症は『糖尿病腎症』となる。

            

こうした中で何よりも怖いのは、《・・腎臓病は、かなり進行しないと、
症状が現われることないので、サイレント・ディジーズ(静かなる病気)・・》

健康で長生きをしたければ、せめて腎臓に悪影響をする「生活習慣病」だけは・・
と私は深く教示されたりした。

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