夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「腰痛の8割は原因不明」は間違い 痛み解消の最新ポイント、過ぎ去り40代に腰痛で入院した私は、学びながら微苦笑して・・。

2017-09-26 15:24:33 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読しているネットの【日刊ゲンダイDIGITAL 】を見たりしている中、
【 「腰痛の8割は原因不明」は間違い 痛み解消最新ポイント 】 
と見出しを見たりした・・。

私は若き40代の時に、突然にギックリ腰で、三度も救急車に乗車し、入院してきたことがあり、
この当時は、何かと腰痛で身も心も困苦した体験をしたりしてきた。
           
この当時の私は、ある会社の情報畑で、コンピュータを活用して、システムの開発、運営に従事して、
平日は15時間ぐらいの勤務は、当然のように感じながら、ときには徹夜勤務して奮戦していた時代であった・・。

こうした中、最初の時は土曜日も休日出勤した翌日の日曜日、自宅の和室でゴロコロと横たわって休んでいた時、
家内から、掃除機を取って下さい、と言われた私は、
近くの押し入れの下段に収納している掃除機を、かがんで取ろうとした時、まもなく腰に激痛を感じて、横たわったりした。

翌日の月曜日の早朝、相変わらず腰回りに痛み感じていた。
そしてタクシーで病院に行き、治療を受けて出勤しょうか、と思いながら、
二階の寝室の布団から這(は)うようにして、一階の居間の階段をまで這(は)いながら降り、
そしてトイレを終え、何とか洗面所で歯を磨こうとした時、激痛がはしり、くずれ、床に寝転んでしまった・・。

私は家内に声をかけ、
『みっともないけれど、救急車を呼んでくれないか・・』と私は言った。
                               

やがて我が家に救急車が到着して、私はタンカーに乗せられ、生れた初めて救急車に乗車して、
病院に入ったりした。

まもなく入院直後、医師の人から、
『3日ぐらい容態を診ましょう・・』
などと私は云われ、私は多忙時期であったので、焦(あせ)った。

そして私は医師に、『早く・・職場に戻らないと・・痛くても緊急の処置をして下さい・・』
と私は懇願したりした。

結果的には、1泊2日の入院生活を生れて初めて体験した。
            

この一年過ぎた頃、やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、やむえず救急車に、お世話になった。

この時は、私は治療を受けながら担当医師より、
『1週間前後、容態を診ましょう・・それから具体的に・・』このような意味合いを、私は言われたりした。

やがて私は、看護婦長の姿を見つけて、
『早く・・職場に復帰しないと、会社に影響します・・
担当の先生に、短期決戦のような治療をお願いして欲しい・・』と私はひたすら懇願したりした。

そして入院生活は3泊4日で卒業した。
                          

この後、二年過ぎた頃、 やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、やむなく救急車に、お世話になった。

さすがに3度目に病院に運ばれた時は、私は 観念し、
担当医師の指示に基づいて、28泊29日間の入院生活となった。

そして翌日から、病室のベットから何とか車椅子に乗り、公衆電話のある室に行き、
テレホンカードで会社に業務の連絡事項を、毎日のようにしたりした。

その後、数回、精密検査を受けた結果、
手術で腰を切開することなく、治療薬と腰を懸垂することで、
やがて退院する寸前、特注なコルセットして、病院からお別れできたりした。
                 
こうして私は酷い腰痛で救急車に三回も、お世話になったり、入院生活も三度も体験した。

             

やがて復帰して、半年過ぎた頃、腰痛を感じたりしたが、この当時は会社間の合併してまもない多忙時期で、
入院した病院に行けば、入院させられることを危惧して、
3週間ぐらい東洋医療のハリ治療に通院して、何とか痛みから解放されたりした。

この時、担当医師に腰痛の原因を訊(き)いても明解な回答も得ず、
ただ医師より、休みの日には、よく歩いて下さい、と助言を受けて、
これ以来、私は忠実に守り、自宅付近にある遊歩道、小公園を歩いたりしている。
       
このように私は、過ぎ去り40代は、何かと腰痛で身も心も困苦した体験をしてきたこともあり、
今回の記事《・・「腰痛の8割は原因不明」は間違い 痛み解消最新ポイント ・・》、
真摯に学ぼうと思い、精読した・・。
             

この記事は、【日刊ゲンダイDIGITAL 】に9月26日の配信された記事のひとつであり、
無断ながら記事を転載させて頂く。

《・・「腰痛の8割は原因不明」は間違い 痛み解消最新ポイント
             

腰痛の原因の大半は、原因不明・・・。
よくいわれるが、本当なのか? 

腰痛治療のスペシャリストである札幌医科大学医学部整形外科学講座・山下敏彦教授に聞いた。

「2001年の米国の論文で『原因が明らかでない腰痛が85%』と発表されて以来、
腰痛の原因の8割が、原因不明という認識が定着しました」

原因不明の腰痛を「非特異的腰痛」というが、
「非特異的腰痛の大半は、ストレスが関係している」という認識もひとり歩きするようになった。

ところが山下教授によれば、2001年の論文は家庭医によるもので、
レントゲンで原因がわからないものを、すべて非特異的腰痛とした。

整形外科医が調べれば、どういう結果が出るのか?
2016年、山口大学の研究グループが学術雑誌「PLOS one」に発表した研究結果は、
これまでの認識を覆すものだった。

それは、腰痛外来患者320人を対象に
「質問票」、「X線写真」、「整形外科医による身体診察」、「神経学的検査」、
「痛みがある箇所に、局所麻酔を注射し、痛みが取れるかどうかで、痛みの原因を探る診断的ブロック」
などあらゆる検査法を駆使して、腰痛の原因を突き止めたもの。

結果は、原因不明の非特異的腰痛が22%、原因を特定できる腰痛が78%。
つまり、「原因が“明らかな”腰痛が8割」だったのだ。

「この研究では、心理的要因(ストレス)だけから起こる腰痛が、ごく少数であることも明らかになりました。
腰痛が長引くことで、心理的要因が加わるのです」

同様の結果は、別の研究グループの結果でも出ている。
これら研究結果を踏まえた、腰痛治療のポイントは次のものだ。

             

■3大危険兆候を見逃さない

腰痛は「危険な腰痛(1%)」、「神経症状を伴う腰痛(20%)」、
「深刻な原因のない腰痛(80%=非特異的腰痛を含む)」の3つに、大きく分類される。

「危険な腰痛」とは、がんや大動脈瘤などの内臓疾患、がんの転移や多発性骨髄腫などの腫瘍、
結核性脊椎炎などの感染症。

また、「神経症状を伴う腰痛」は、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、椎体骨折など。

この2つの腰痛であれば、病院での治療が必要になる。

そこで要注意なのが、3大危険兆候だ。

「『安静にしても痛む』、『体重減少が顕著』、『発熱』のどれかがあれば
“危険な腰痛”と見なし、できるだけ早く病院に行き、手術や専門診療科での処置が必要です」

足のしびれ・痛み・麻痺があれば、「神経症状を伴う腰痛」が疑われる。
病院でMRIなどを受け、「保存治療↓改善しなければ、手術検討」の流れになる。

もし、3大危険兆候やしびれなどがなければ、今は深刻な状態ではない。

コルセットや腰痛体操など、自分でできることに6週間を目安に取り組み、
痛みが続くなら、病院で検査。
運動療法を中心に保存療法を行う。

■完全除去を目指さない

なかには痛みが、長引く腰痛もある。
その場合、つい「痛みゼロ」を目指しがちだが、
腰痛治療の目的は「痛みを気にしないで、日常生活を過ごせるようになる」。腰痛完全除去ではない。

「痛み軽減の生活指導や認知行動療法で、
QOL(生活の質)やADL(日常生活動作)を最大限に改善することをゴールにします。
もちろん、腰痛治療の意義を医師と患者さんが、正しく共有することは不可欠です」

腰痛とうまく付き合っていけるのだ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

             

私は40代で腰痛が悪化して3回も入院した身で、何よりも困苦したのは、
担当医師に腰痛の原因を訊(き)いても、明解な回答が得られなかったことである。

ただ医師より、休みの日には、よく歩いて下さい、と助言を受けて、
これ以来、私は忠実に守り、自宅付近にある遊歩道、小公園を歩いたりしている。

こうした中、50代で業務に奮戦していた時も、やはり腰痛の再発が怖かったことを秘めてきた。

今回、腰痛の原因が8割は解明、そして具体的な対応を学び、
医学の進歩はさることながら、30年前に解明ができていたら、と私は思いながら、
微苦笑をしたりした。

余談であるが、腰痛が悪化して激痛を感じている時、今後は歩けないじゃないか、
恐怖があったりした。

そして体験者しか判らないことのひとつであり、私は入院していた時のひととき、
体験者と院内の談話室で会話すると、笑いの中に涙ぐましい数々のエピソードがあったりした。

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