夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ほのかな作並温泉の秋の旅路【2017.10.15.~18】《中》 『ニッカウヰスキー』宮城峡蒸溜所を訪ねて・・。

2017-10-19 16:23:39 | 

初めて宿泊した『岩松旅館』で私たち夫婦は夕食を頂いた後、
部屋に戻った時、家内から書類を私は手渡された・・。

『ニッカウヰスキー』宮城峡蒸溜所に関して道順であり、
家内は路線バス時刻表などがコピーされていた。

私たちが宿泊している岩松旅館の前に路線バスのバス停があり、
一時間に一本だけ走行して路線バスに乗車して、やがて作並駅前を通り過ぎて、
「ニッカ橋」下車した後、徒歩で里山にある『ニッカウヰスキー』宮城峡蒸溜所を訪ねるプランであった。

何かしら土、日曜日だけは、『ニッカウヰスキー』のご好意で、
作並駅前と宮城峡蒸溜所の間は、シャトルバスが運行していると判ったが、
私たち夫婦は16日の月曜日であり、里山に建立された宮城峡蒸溜所まで軽いハイキング、
と私たちは決意したりした。

やがて16日の月曜日の朝食後、フロントで路線バスの時刻を確認していた時、
『岩松旅館』の歓送のマイクロバスが、9時20分に作並駅前に行くので、
私たち夫婦は便乗させて頂くことにした。

そしてドライバーさんにお願いしている中で、宮城峡蒸溜所までお送りします、
と予想外のことを私たち夫婦に言って下さった。

やがてマイクロバスで、作並駅前からは私たち夫婦は貸切のような状態で、
里山の道を上がり、同乗していた私は、このような日に見学で訪れるのは、
中高年の男性が10名足らず・・と私は思ったりしていた。

まもなく広大な宮城峡蒸溜所のレンガ棟が10幾つか視え、やがておしゃれな建物前で下車した。

            

                        

そしてドライバーさんより、この場所に11時20分にお迎えにきますので、
お待ち下さい、と私たち夫婦に言いながら去って行った。

そして私たち夫婦は館内に入ると、見学希望者の受付などがあり、
私は署名した後、ウイスキーの製造工程、ウイスキーの種類別に匂いが判る処で、
私は香(かぐわ)しいそれぞれの匂いを実感させられたりしたり、ニッカの歴史などの展示を鑑賞した。

http://www.nikka.com/guide/miyagikyo/map/map08.html
☆『ニッカウヰスキー』宮城峡蒸溜所・公式ホームページ・・・ビジターセンター☆

やがて見学指定時間を迎え、ご案内して下さる若き女性にガイドされながら、
私たち一行20名前後は、蒸溜棟(カフェ式連続式蒸溜機)蒸溜棟(単式蒸溜器)貯蔵庫などを
視察させて頂いたりした。

                        

この間、各棟が並んだ横には、広い道路があり、私たちと同じような見学者が、
老男女から小学生まで数多くの御方が、ご案内して下さる若き女性に引率されながら、
私たち一行とすれ違ったりし、私は余りにも多くの御方たちが、宮城峡蒸溜所を訪れることに驚いたりした・・。

そして私の横にいた同世代の男性が、NHKさまさまですよねぇ、と私に話しかけられて、
私は微苦笑したりした。

もとよりNHKの朝の連続テレビ小説『マッサン』が、2014年9月から翌3月まで放送され、
日本におけるウイスキーの黎明を支えたニッカ・ウィスキーの創業者の竹鶴政孝とその妻リタがモデルであり、
好評を得たドラマであった。

私はドラマもさることながら、私は主題歌を創られた中島みゆきさんの信愛者であるので、
『麦の唄』・・♪嵐吹く大地も  嵐吹く時代も・・年金生活の私は励まされるように、
幾たびか、かぼそい声で唄ったりしてきた。

このような心情を秘めた私は、微苦笑を重ねたりした・・。

やがて見学を終えた後、ウィスキーの試飲があり、私は素敵な場所で味わえることに、
心まで高揚した。

http://www.nikka.com/guide/miyagikyo/map/map05.html
☆『ニッカウヰスキー』宮城峡蒸溜所・公式ホームページ・・・ゲスト・ホール☆


ご案内して下さった若き女性より、お1人様3種類を各1杯までとなっております、
と私たち一同に伝えられて、
ウイスキーの『竹鶴』、『スーパーニッカ』、そして『アップルワイン』が、
小振りなワイングラスに入り、置かれていた。

そして私たち夫婦は、片隅のテーブルに賞味したりした。
こうした中で、結果として私は家内のウィスキーも飲み、
家内は私の『アップルワイン』を飲んだりした・・。

まもなく横にある即売コーナーで、家内はウィスキー・チョコレート、
そしてブランデー・チョコレートを購入した後、
私の長兄宅、家内の母、妹に、お土産として買い求めるわねぇ、と私に言ったりした、

そして樽ウィスキー・ゼリー、ブランデー仕込甘納豆なども加えて、
結果として『竹鶴』3本分ぐらい相当する価格を私は支払い、微苦笑したりした。

やがて『岩松旅館』のご好意のお迎えマイクロバスに、私たち夫婦は乗車し、
宿泊している『岩松旅館』に帰還中、
私は単細胞の為、本日は大安がふたつ重なるょ、と心の中で呟(つぶや)いたりした。

            

ひとつは『ニッカウヰスキー』宮城峡蒸溜所は、予期した以上に展示品、蒸溜所のレンガ景観が良く、
各スタッフにも好感した上、ウイスキーまで試飲できたりした。

もうひとつは『岩松旅館』のご好意のマイクロバスで、
私たち夫婦の為に、『岩松旅館』と宮城峡蒸溜所まで往還して下さり、
ひたすら感謝している。

そして鶴の恩返しには程遠いが、せめて帰館後に館内の売店で、
日本酒とお菓子を程ほどに買い求め、私は昼下がり部屋の窓辺にある椅子に座り、
お酒を飲みながら、私は幸運な男だょねぇ、と心の中で呟(つぶや)いたりした。

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ほのかな作並温泉の秋の旅路【2017.10.15.~18】《上》 旅の始まりは、とりとめなく・・。

2017-10-19 10:27:32 | 

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

そして私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私たち夫婦の共通趣味のひとつは国内旅行であり、
結婚以来、国内の各地をときおり旅路を重ねてきた・・。

やがて2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、多々の理由で年金生活を始め、
旅行の日程から解放されて、5泊6日前後の旅路が多くなったりした。

そして季節としては、5月の大型連休が終わった後、
或いは舞い降る雪が恋しく冬の時節に旅行をすることが、多かったりしてきた。


私たちの旅路、定年後まもなく私は自動車の免許書の更新を断念した私は、
もとより旅先でもレンタカーも利用できなく、
最寄駅の近くにある旅行代理店に私たち特有のプランを依頼して、JR、航空機、フェリーなど、
そして宿泊先を選定したりしてきた。

或いは通販のクラブツーリズムの滞在型で、魅了されたプランに参加して、
幾たびか活用したりしてきた。

いずれにしてもリゾートホテル、観光ホテル、観光旅館などに滞在して、
街中、周辺を歩き廻ったり、郊外の山里の小道を歩いたりして、遊学をしたりしてきた。

            

今年、8月下旬に秋の旅路は、どうしょうかしらと私たち夫婦は思案していた中、
作並温泉の観光ホテルで3連泊するクラブツーリズムのプランがあったりした。

過ぎし私が現役サラリーマン時代の1996年(平成8年)の8月初旬の夏季休暇の旅行として、
私たち夫婦は、JR東日本の旅行ビューのパンフレットを見たりしていた中で、
仙台市の郊外にある作並温泉は未知であったので、この当時『一の坊』に3泊4日で滞在し、
周辺を遊学したりした。

そして、今回の秋の旅路として、21年ぶりに作並温泉の観光ホテルに滞在し、
クラブツーリズムの『渓流露天風呂と天然岩風呂 作並温泉「鷹泉閣岩松旅館」』と称せられた滞在ブランであり、
朝夕の食事も付いた高齢者にやさしい価格の秋の旅路となった。

            
            
10月15日、秋雨前線の影響で、小雨降る中、私たち夫婦は自宅を8時少し前に出て、
やがて東京駅に到着したのは、9時であった。

そして集合時間は10時半であり、指定集合場所に近い愛用している喫茶店(美味しいコーヒーと喫煙可)で、
私は喫煙できる隣接した部屋で、タバコを喫いながら、コーヒーを飲んだり、持参した本を読んだりし、
家内は普通一般のおしゃれな店内で、コーヒーを飲みながら、ケーキーを食べたりしていた。

ここ10数年、嫌煙ブームが加速されている現代、断念できない愛煙家の私は、
東京駅の駅ビル商店街、そして隣接しているビル内で探し求めた秘密の喫茶店であり、
ここ8年ばかり愛用してきた場所であった。

そして家内は、たとえば集合時間に対して、電車の遅延などを配慮し、
少なくとも1時間前には到着していなければ、安堵できない性格もあり、私たち夫婦は少し早めに到着して、
のんびりと集合時間まで、いつもように過ごした。

やがて私たち夫婦は、指定された集合場所に到着して、
まもなく同じ滞在プランを選定された御方6名と談笑をしたりした。

そして東北新幹線の『やまびこ』の11時発に乗車して、やがて13時すぎに仙台駅に到着した後、
この後は、作並温泉駅までの切符、そして滞在する岩松旅館のそれぞれ指定された部屋など記載された用紙を受領して、
あとはご自由に・・という今回の旅程であった。

            

まもなく私たち夫婦は、仙台駅と山形駅を結ぶ仙山線の快速に乗車して、やがて作並駅に到着した後、
駅前に待機して下さった岩松旅館のマイクロバスに乗り、岩松旅館でチェックインしたのは、14時半過ぎであった。

            

http://www.iwamatu-ryokan.com/
作並温泉・公式ホームページ『元湯鷹泉閣 岩松旅館』

まもなく指定された部屋で、私たち夫婦は煎茶を頂いた後、私は浴衣に着替えて、
渓流沿いにある天然岩で造られた露天風呂に身も心もあずけて、旅に来た・・と実感させられたりした。

渓流沿いから対岸の里山を仰ぎ見れば、それぞれの雑木は、紅色、朱紅色、黄色などに染められる錦繍の情景には、
少し時期が早く、一部の雑木が、ほんのりと染めはじめて、私は微笑んだりした・・。

                        

そして地下1階にある大浴場の近くから、 渓流沿いにある露天風呂の更衣室まで、古式ゆたかな木造階段が、
確か八十数段があり、上り下りは良き運動かしら、と70代3年生の私は微苦笑したりした。

やがて夕食は、コース料理とは異なり、それぞれ並んだ料理から好きなものを取って食べるバイキング形式であり、
果物、飲物、ケーキもあり、私はいつも、この世の贅沢のひとつと、ここ30数年確信を深めたりしている。

そして食べ残すことは、世界各国で餓(うえ)たる人を思い馳せると、
神様か仏様より厳罰が下さる、と思い深めたりしている。

私たち夫婦は、注文したビールを飲みながら、それぞれ選定した単品を頂きながら、
明日、近くにある『ニッカウイスキー』の工場見学をしょうょ、
と私は家内に言ったりした。

過ぎし私が現役サラリーマン時代の1996年(平成8年)の8月初旬の夏季休暇の旅行として、
私たち夫婦は、作並温泉として、この当時『一の坊』に3泊4日で滞在した中で、
仲居さんに『ニッカウイスキー』の工場見学を訊ねたりした。

工場も夏休みで休業、と私は教えられたが、やがて東京に向かう新幹線の帰路の時、
たまたま隣接した人から、『ニッカウイスキー』の工場見学も開業していましたょ、と私は知り、
苦笑させられた体験があったりした。

こうした事情から、私にとっては敗者復活戦であり、
たとえ雨が降っても・・行きましょう、と家内は瞬時に賛意したりし、私は微笑んだりした・・。


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