今回、訪れた作並温泉の周囲は、周辺のそれぞれ里山の数多くの雑木は、
紅色、朱紅色、黄色などに染められる錦繍(きんしゅ)の情景には、少し時期が早く、
一部の雑木が、ほんのりと恥ずかしげに染め始(はじ)めていた時期であった。
こうした中、15日からは曇り空が続いてきたが、
17日には早朝から里山の山頂付近には朝の陽射しが照らし、
空は明るい青空となったりした・・。
秋晴れ、或いは秋日和を迎える、と私は指定されて部屋の窓辺に近い椅子に座り、
微笑んだりした。
やがて私たち夫婦は、のんびりと宿泊している周辺を散策したりした。
宿泊している『岩松旅館』の近くにある『湯神神社』を訪ねた。
何かしらお湯の神様で、縁結び、子宝安産、商売繁盛、無病息災などを願う地元の人から親しまれている、
と私は旅館のフロントの御方から教えられていたが、本当かしら、と微苦笑したりした。
やがて杉木立の中、こっそりと『恋人の聖地』と命名された可愛らしく穏やかな石仏に私は見惚れて、
百円玉たったひとつをお賽銭箱に入れたりした。
こうした中で、私が願うことは、やはり無病息災であり、
出来る限り、長らく私たち夫婦は、こうしたのんびりとした旅をできますように、
と祈願したりした。
まもなく『湯神神社』を辞する時、前方はおだやかな秋晴れであった。
やがて周辺を私たち夫婦は、のんびりと周辺を歩き廻ったりした。
やがて脇道を歩けば、コスモスがひっそりと咲き、
ときには私は華やかな情景も好きであるが、こうしたひっそりと咲く花も圧倒的に魅了され、
見惚(みと)れたりした・・。
こうした情景を私たち夫婦は、眺めたりして、やがて帰館した。
そして私は浴衣に着替えて、渓流沿いにある天然岩で造られた露天風呂に向かった。
地下1階にある大浴場の近くから、 渓流沿いにある露天風呂の更衣室まで、古式ゆたかな木造階段が、
八十八段あると教えられ、ボケ防止と軽い運動と思いながら、私は下りていった。
そして心の中で、カウントしながら階段を下り、確かに八十八段あった、
と私はまだボケいないことに、安堵したりした。
まもなく渓流の川面に陽射しが照らす情景を眺めながら、露天風呂に身も心もあずけたりした。
やがて私は部屋に戻り、布団の中で横たわり、持参した本を夕食時間まで、読んだりした。
そして平素の私は、パソコンで有知識者のネット記事を読んだり、私のブログ投稿文を書いたり、
愛読している御方のブログを読まさせて頂き、3時間前後は要しているが、
情報機器から旅先では、いつもように解放された深味な時間を過ごしたりした。
翌日、10時少し前にチェックアウトして、『岩松旅館』の歓送迎のマイクロバスに、
私たち夫婦は乗車して、やがて作並駅前に到着した。
そして私は、たわむれに作並温泉駅の情景を撮ったりした。
こうした中で、宿泊した『岩松旅館』の広告看板で左側には、
《真の名湯は
多くを語らない》
と明記されて、本当ですねぇ、と私は心の中で呟きながら、微笑んだりした・・。
まもなく仙台行きの快速列車が到着して、
やがて私たち夫婦が仙台駅に到着したのは11時少し前であった。
そして仙台駅で指定された集合時間13時25分まで、
私たち夫婦は、本屋に寄ったり、喫茶店に寄ったりした後、私だけ駅弁を買い求めたりした。
当初の予定は、家内が調べてきた駅ビルにある牛タン通りで、ある店で昼食を頂く予定であったが、
家内は朝食で予定以上に食べて、お腹がすいていない、と私に訴えて、
私はビールを飲みながら牛タンを食べることが、あえなく幻となってしまった・・。
やがて集合時間で、私たち一行が集結して、仙台駅13時44分発『やまびこ』に乗車して、
東京駅に15時48分に到着して、散会した。
やがて帰宅したは、17時であったが、玄関庭の片隅にあるカリンの樹から、
ふたつばかり黄色に色づいた実が、黒土の地表にころがっていて、
今回たった3日少しばかり家を空けたが、確かに時間が過ぎたことに、私は微苦笑したりした。
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