夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

老後をひとりで生き抜くために、今すぐすべきこと6条、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2021-03-07 07:39:53 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【介護ポストセブン】の『暮らし』を見ている中、
『老後をひとりで生き抜くために今からすべきこと・・お金と心得』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。


私たち夫婦は、3年前までの年金生活14年間は、幸運にも大病に遭遇せずにきた・・。

しかしながら一昨年の2019年、予告もなく私は、
新年そうそうの1月3日の夜10時過ぎ、心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送されたりした。

やがて『胸膜炎』(急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と担当医師から宣言され、
結果的に8泊9日の入院となったりした。


家内も生死にかかわる大病で、手術して19泊20日間の入院を
したりしてきた。




私たち夫婦は、いつの日にか、どちらが亡くなり、
残された方が『おひとりさま』になることは、漠然と話し合うことがあったりしてきた。


しかしながらお互いに入院した後、具体的に話し合ってきた。

たとえば終末治療をどうして欲しいか、葬儀、お墓、
そして『おひとりさま』の生活状態で注意することなど、
思い浮かぶ限り話し合ったりした・・。

こうした体験を含めてきた私は、
今回の《・・老後をひとりで生き抜くために今からすべきこと・・》を学びたく、
記事を精読してしまった。

この記事は、『女性セブン』の2018年12月13日号に掲載された記事のひとつで、
関連の【介護ポストセブン】に於いて、2019年1月9日に配信され、
無断であるが記事の前半を転載させて頂く。




《・・ 50歳まで結婚したことのない生涯未婚率は男性で23.37%、
女性で14.06%にのぼり、過去最高を記録。

高齢者のひとり暮らし人口は、増加傾向にある。

その点、私は大丈夫? いやいや、夫や子供がいても安心はできない。

平均寿命は男性の方が約6歳短いし、熟年離婚率も増加。
子供だって、住む場所や家計、関係性によってはアテにならないのだから。

かくして、老後は誰もがひとりになる(かもしれない)。
そう覚悟を決めて、今日からひとりの老い支度を始めませんか?


☆おひとりシニア最大の課題は“お金”

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、
ひとり暮らしの高齢者数は、2015年で600万人以上。

2030年には800万人になるとの予測だ。
都市部では、65歳以上の高齢者の4割以上がひとり暮らしになるという。

注目すべきは、ひとり暮らしの高齢者が多いということだけではない。
高齢単身女性の貧困率が2015年のデータで5割を超えていることだ。

シニアのシングル女性について調査をしている
「わくわくシニアシングルズ」の代表・大矢さよ子さんによると、
シングル女性が抱える最大の課題は“お金”だという。

「50歳以上のシングル女性530人に調査した結果、
65歳以上の公的年金の受給額は5万~10万円と低い人が多く、
就労している人が5割いました。

そうした女性たちは、いつ病気になるかと、不安と背中合わせで働いています。
もし倒れたら、貯蓄を取り崩さないといけませんから」(大矢さん)

高齢ひとり暮らしの不安はお金をはじめ、
上記のように健康や各種手続きについてなど多岐にわたる。

これらの問題をどう解決すべきか、リアルボイスを交えながら探っていきたい。



STEP1 あなたが今すぐすべきこと6

老後をひとりで生きる準備を始めているノンフィクションライターの中澤まゆみさんから、
まずすべきことを教えてもらった。

【1】自分の体を知り毎日体調をチェック

長く働き、楽しい老後を送るためには健康管理が必須。
「体調がいい時に、血圧、体温、体重を測っておきます。
それを定期的に続けましょう。

血圧の変動だけでも、体のさまざまな異変を教えてくれますし、
体重も病気になったら急速に落ちます。

また、朝起きた時に自分の顔色や舌を見たり、トイレでも便通の様子を気にしましょう。
そうすると、重要な兆候を見逃しにくくなります」(ノンフィクションライター中澤まゆみさん・以下同)

体調の変化に気づいたら、かかりつけ医に相談を。



【2】気軽に話せるかかりつけ医を持つ

年を取れば取るほど、かかりつけ医の存在は大きくなるという。

「持病で定期的に通院していた人が、突然来なくなるなど、
ちょっとした変化を気にしてくれるのが、かかりつけ医の利点。

認知症になった時に、最初に気がついてくれるのは、
かかりつけ医かもしれません」

また、要介護認定や障害年金などを申請する時、
医師の意見書や診断書が必要になるが、
かかりつけ医なら、体の状況をしっかり理解したうえで、
親身になって書いてくれることが多い。

「近所で、気軽に話せて最新の医療をよく勉強している医師を
1人は見つけておきましょう」



【3】地域の中で自分の役割を見つける

住んでいる地域にどんなサービスがあるか、
どこの医療機関がより親切かといった情報だけでなく、
何かあった時に相談に乗ってくれたり、助けてくれたりする人が近くにいると心強い。

元気なうちに、区報や市報で告知されている地域のイベントに参加したり、
地域のボランティアに応募して、人間関係を築いておこう。

「興味がある活動には自分から働きかけ、お互い様の関係を作ることが、
地域での自分の暮らしにもつながっていきます。

子育て経験者や子供が好きな人は、
子育て支援グループに参加するのもおすすめ。

例えば、『子供食堂』では、高齢者が調理や子供との触れ合いに参加します。
自分にとっても楽しい時間になれば、続けやすいでしょう」

地域に自分の役割が見つかれば、そこが居場所になり、充実した老後につながる。



【4】救急医療情報キットを作っておく

ひとり暮らしをしていると、急に具合が悪くなって救急車を呼べたとしても、
意識を失うなどして自分の持病や服薬状況などを説明できないケースが多い。

「そんな時に役立つのが、自分の医療情報をまとめた救急医療情報キットです」

最近は自治体で専用のキットを配布することが多くなった。
保険証、お薬手帳、診察券のコピー、自分の持病、服薬状況、
かかりつけの医療機関などの医療情報をまとめて付属のプラスチックの筒に収める。

配布されたキットではなく、自分で作ったものでもよい。
キットは、かけつけてきた救急隊員にわかるよう冷蔵庫に入れておき、
「救急医療情報キットが入っています」と記した付箋や紙を目立つように貼っておこう。

外出時にも、こうした医療情報を1枚のカードにまとめて財布などに入れておくと安心だ。



【5】自治体のサービスについて知る

介護の負担を軽減するため、
自分の暮らす自治体が独自で行っている高齢者向け支援サービスを調べておこう。

自治体によって内容は多少違うが、
介護が必要な人に紙おむつを支給したり、訪問理美容のサービスなどがある。

ひとり暮らしの人には、緊急通報システムの支給などもある。

さらに社会福祉協議会では、
介護保険ではできない家事を支援する福祉サービスを行っている。

自治体のサービスとあわせて、どれだけ充実しているかぜひ見ておきたい。

自分の自治体の高齢者向けサービスに何があるかを知っておくと、
いざという時の費用負担を軽減でき、家計が助かる可能性がある。



【6】介護保険について調べておく

「要介護になった人がよく困っているのは、
”介護が必要になった時、何をすればいいのか、どこに相談に行けばいいのか”ということ。

まず訪ねるのは、地域包括支援センターですが、その存在を知らない人も多いんです。

いざという時、何が必要で、どんな制度があるのか、
最低限のことは調べておきましょう」

介護保険制度のパンフレットは、
役所の介護担当窓口や近くの地域包括支援センター、在宅介護支援センターでもらえる。

その際に、自分が暮らす自治体には、
どんな介護支援サービスがあるのかをチェックしておくといい。



尚、STEP2 “もしもの時”を助ける手続き5条として、
【任意後見】、【家族信託】、【遺言】、【身元保証】、【死後事務委任契約】、
記載されていたが、今回は省略とした。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、老後をひとりで生き抜くために、今すぐすべきこと6条
多々教示されたりした。

私たち夫婦は、【3】地域の中で自分の役割を見つける、
以外はすべて確認したり、
【4】救急医療情報キットを作っておく、既に実施してある。

しかしながら私は、亡き母の血筋を純粋に受け継ぎ、
男の癖におしゃべりで、家内はもとより、ご近所の奥様、御主人様と談笑したりしている。

ときには見知らぬ人と話したり、話かけられたり、こうしたことは得意であるが、
元気なうちに、区報や市報で告知されている地域のイベントに参加したり、
地域のボランティアに応募して、人間関係を築くことは、苦手となっているので、

欠落した自身に、やむなく苦笑したりしている。
コメント (2)
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