夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

緊急事態の解除でも、自分の身は自分で守りながら、と自身を叱咤激励して・・。

2021-03-18 14:56:09 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、テレビのニュースを視聴していると、

1都3県の緊急事態宣言、期限の21日で解除方針 菅首相が表明、
と明示されていた。

何かしら、菅義偉首相は17日、
首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言について、
再延長後の期限通り21日で解除する方針を記者団に明らかにした。

この緊急事態宣言は、1月7日の発令から2度の延長を経て、
約2カ月半で全面解除される。

そして東京都などで感染者数が再び増加に転じつつあることには
「リバウンド(感染再拡大)をしっかり防ぐ対策はやっていきたい」、
と強調した。


このような臨時ニュースを視聴して、自粛疲れとなっている私は、
微苦笑したりした・・。




私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。




過ぎし3月5日午後9時半頃、小池都知事も臨時会見を行い、
都民の皆さまへ3つのお願い、公言されていた。

「1つ目、外出自粛。『トコトンステイホーム』を。
週3日、社員6割以上のテレワーク。時差出勤もあります。
いま一度、『トコトンテレワーク』で強化をお願い申し上げます」

 また、花見や歓送迎会などを含め、会食の自粛を呼びかけ、
さらに宣言解除後の措置として、飲食店や劇場、映画館などへの時短要請を段階的に緩和、
22日以降は夜9時までにする・・。

残念ながらこのようなことを公言されも、長引く制約されてきた都民は、
コロナ疲れの中、勘弁してょ・・本音と思われる。

特に人口が密集している都心は、余りにも長き期間、
制約された日常生活に於いては、
殆どの多くの御方は、自粛疲れで、警戒感が薄れても、
やむえないなぁ・・と感じている。



昨年の新春より、世界の誰しもが予期できなかった新型コロナウイルスに伴い、
世界の多くの人が、生死の関わる難題に遭遇して、今日に至っている。


こうした中、昨年の2020年4月7日より5月6日まで、
緊急事態宣言が出されたが、やがて5月25日まで延長されて、
実施されたりしてきた。

この前後も新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、そして
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「 手洗いや咳エチケット」、
「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、
国民のひとりとして、私たち夫婦は確かな責務、と実施したりしてきた。

そして我が家は家内の提案で、マスクは使い捨てと決めたり、
玄関の片隅には消毒液を置き、外出から帰宅後は手を消毒したり、

洗面所など手洗いをしてきた。

しかしながら万一、感染した場合、
感染者の急増で、ただちに入院することを要望しても、
入院先が確保できず、自宅療養を余儀なくされる場合がある、

とテレビのニュースで報じられて、私たち夫婦は動顛したりしてきた。





我が家の家内は、一昨年の5月に大病後、体調は万全でなく、
外出することは通院、美容院に行く程度である。

これ以外の平素の買い物などは私がしてきたので、
私が外出する時ときおり、
『 感染されたら・・私たちはふたりだけなので・・くれぐれも注意して下さい 』、
と私は家内から幾たびも忠告されている。

確かに我が家は子供も、まして孫もいないので、
ふたりだけの家庭であり、ひとりが感染したら、
残された方が看病者となり、困苦するのが予測できる・・。



こうしたことが根底にあり、昨年の2月の新コロナウィルスの烈風以来、
私自身さえ都心に行くことは自粛して、自宅の3キロ範囲を殆ど歩いて、
買い物、散髪屋(理髪店)、散策などをしてきたりした。

やむなく家内が定期検査の通院する時だけは、
私が家内のボディ・ガート兼お供、荷物持ちで、
電車、路線バスを利用している程度となっている。


こうした私は、新型コロナウィルスの感染が怖くて、
気弱な私は、成るべく人出の少ない処を選定して歩いたり、
安全第一の行動をしてきた・・。



そして今年になっても、政府は、感染が急拡大したことを受け
1月8日から東京を中心とした首都圏1都3県を対象に
緊急事態宣言が出されてきた。

その後、2月7日までを期限に大阪、愛知、福岡など7府県が追加されたりしてきた。

しかしながら、この7日で解除となったのは栃木県だけ。
政府は残りの10都府県の宣言は、3月7日まで1か月間延長した。


この後、新規感染者数の減少幅の鈍化や、医療提供体制のひっ迫が指摘された1都3県は
3月7日に解除されず、3月21日まで再延長なってきた。



こうして日中も含めた不要不急の外出自粛を宣言されて、
医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、
屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要な場合を除き、
原則として外出しないこと等を要請されている。

こうした中で、私は我が家の買い物は3日に一度、
病院の通院は4週間に一度、散髪屋(理容店)は3カ月に2回に減少し、
体力の衰えた私は散歩だけは欠かせないので、
人影の少ない処を独りぼっちで歩いたりしている。


こうした生活を長らく過ごしていると、閉塞感を感じ、
私は自粛疲れとなり、今回《・・緊急事態宣言の解除1都3県・・》、
長らく待ちわびた朗報かしら、と微苦笑したりしている。




今後の緊急事態の解除された後、やはり感染再拡大が怖くて、

「相手と身体的距離を確保すること」、「マスクの着用」、「 手洗いや咳エチケット」、
「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった基本は、

当面として、国民のひとりとして、責務と思ったりしている。

そして世の中は、自粛から自衛の風潮に変貌し、
無力な私でも大切な社会経済の復興を願っているが、
新型コロナウイルスが沈静化するまで、自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦する、と受け止めたりしている。




やがて早ければ5月下旬にも、政府は全国民への無料のワクチン接種が実施され、
無力な国民の私でも、確かな朗報だよ、と微笑んだりした。


何かしら新型コロナウイルスのワクチンの接種に関して、
国民のすべてに接種が完了するまでは、多事多難が報じられているが、
何とか無事に終えて、やがて終息化になって欲しい、
と無力な国民のひとりの私は懇願したりしている。
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