夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

朝6時以前起床で、循環器疾患リスク高めで危険、76歳の私は学び、戸惑いながら・・。

2021-03-30 13:42:55 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 早起きは危険?
    朝6時以前起床で循環器疾患リスク高めるとの研究も 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。




こうした中、睡眠に関しては、
現役サラリーマン時代は多くの御方と同様に、
睡眠時間を削って奮闘してきた・・。

やがて年金生活の今は、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡し、
殆ど7時間ぐらい寝てている。

ときおり深夜まで読書をした場合、昼食後に一時間前後、昼寝を甘授し、
いつでも寝ることが出来るのは年金生活の特権のひとつかしら、
と微笑み時がある。




今回、《 朝6時以前起床で、循環器疾患リスク高める 》って、
どのようなことですか、と思いながら、真摯に記事を読んだりした・・。

この記事は、『週刊ポスト』の2021年4月9日号に掲載された記事で、
関連の【 NEWSポストセブン 】に於いて、3月29日に配信され、
無断ながら転載させて頂く。


《・・ゆっくり朝食をとり、新聞やニュース番組をチェック。

そうして余裕をもって一日の始まりを迎える。
もっと早く起きて運動している、という健康志向の人もいるだろう。


10歳以上の男女6万5582人を集計した総務省の「平成28年 社会生活基本調査」によれば、
日本人の平日の平均起床時間は、6時32分となっている。

年齢別に見ると、大学生が多く含まれる20~24歳が7時47分で最も遅く、
年齢を重ねるに連れ、「早起き」の傾向は強まっていく。

50~54歳が6時15分、55~59歳が6時10分、
60~64歳は6時8分となっている。



睡眠・認知症予防プログラム中部大学推進センター特任教授の宮崎総一郎医師が言う。

「平均起床時間が6時台になっているのは、
朝9時頃までに仕事を始める必要があるからでしょう。
サラリーマンなど日本人の多くは、
6時に早起きすることを半ば強いられている面がある。

加齢とともに早起きの傾向が強まるのは、
体内リズムの変化と必要とされる睡眠量の減少が大きな理由です。

また、深い眠りが減り、浅い眠りが増えるため、
ちょっとした刺激や尿意で、目が覚めやすくなる」

この調査からもわかるように、
朝6時起床は日本人にとって「当たり前」の習慣だ。

しかし、それが健康を損ねるリスクを孕んでいることは、
意外と知られていない。



2016年、英オックスフォード大学の睡眠・概日リズム神経科学研究所の
名誉研究員(当時)だったポール・ケリー博士が、
科学誌『Nature Communications』で起床時間に関する研究を発表した。

ケリー博士は、老若男女の睡眠パターンを詳しく分析。
研究に参加した65歳以上の高齢者のデータを解析したところ、
「朝6時以前に起きる人は、朝7時以降に起きる人に比べて、
心筋梗塞や脳卒中など循環器疾患の発症リスクが最大40%高まる」という結果が出た。

さらに糖尿病に関しても20~30%ほどリスクが上がったという。



★まさに「血液ドロドロ」の時間帯

その理由についてケリー博士は、
「早起きによって体内時計の周期と実際の生活リズムにギャップが生じ、
臓器に負担がかかってしまうから」と分析した。

同研究では、個人差があるとしながらも、
15~30歳で9時、31~64歳で8時、
65歳以上で7時を「理想的な起床時間」としている。

睡眠時間の長短が、健康に影響を及ぼすという研究結果は多い。
しかし、ケリー博士の研究のポイントは、
就寝時間を考慮せず「起床時間のみ」に着目した点にある。



『「正しい時間の使い方」が、あなたの健康をすべて左右する』(東洋経済新報社刊)の著者で、
石黒クリニック院長の石黒源之医師が解説する。

「私は生体リズムなどに基づいて、
生命にとって危険な時間帯を“ブラックタイム”と命名しています。

まさに早朝6時頃は、さまざまな病気が起こりやすい“ブラックタイム”なのです」

特に心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる血管の病気に影響が大きい、
と指摘する。

「就寝中は、発汗量が多い上に水分を摂取できないため、
脱水症状を引き起こしやすい。

腎臓では、血液から1時間に60㏄ほど尿を生産しているので、
もし6時間寝ていれば、その間に360ccの水分が減ることになります。
そのため起床時は、血液がドロドロの状態になっているのです」(前出・石黒医師)

血小板の働きも関わってくる。
「人間の生体リズムの研究では、血を固める役割のある血小板の凝固作用が最も強くなるのが
朝6時頃とされています。




人間は、起床時に血管が収縮して血圧が上昇し、脈拍も早くなる。
つまり収縮した血管に粘度の高い血液が流れるため、血栓ができやすくなる。
心筋梗塞や脳梗塞、狭心症を引き起こしやすい危険な時間帯なのです」(同前)

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、《・・就寝中は、発汗量が多い上に水分を摂取できないため、
脱水症状を引き起こしやすい。

腎臓では、血液から1時間に60㏄ほど尿を生産しているので、
もし6時間寝ていれば、その間に360ccの水分が減ることになります。
そのため起床時は、血液がドロドロの状態になって・・

特に心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる血管の病気に・・
と教示されたりした。


更に《・・血を固める役割のある血小板の凝固作用が最も強くなるのが
朝6時頃とされ、起床時に血管が収縮して血圧が上昇し、脈拍も早くなる。

つまり収縮した血管に粘度の高い血液が流れるため、血栓ができやすくなる。

心筋梗塞や脳梗塞、狭心症を引き起こしやすい危険な時間帯なのです」(同前)・・》

このように多々教示されたりした。



最近のここ3週間の私は、布団にもぐるのは、真夜中の12時前後であり、
目覚めるのは朝の6時半ぐらいが多くなっている。

こうした中で、現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。

そして目覚めた時、ぼんやりとまどろんだりした・・。
            
過ぎし日の出来事とか、これからのささやかな願いの数々が、
夢と現(うつつ)の世界を彷徨(さまよ)うようなひとときとなっている。

そしてぼんやりとして正気には程遠く、
やがて15分過ぎた頃に起床して、オシッコをした後、

洗面所で顔を洗ったりしている。

このような平素の睡眠をして、目覚めは6時半前後、
そして起床は6時45分ぐらいとなっている・・。

今回、《・・65歳以上で7時を「理想的な起床時間」・・》と知り、
私は微苦笑をしたりした。



しかしながら旅行の非日常は、私たち夫婦は早寝早起きとなっている・・。

家内は宿泊先で、朝4時半過ぎに起床して、大浴場か露天風呂に行ったりしている。

私も5時過ぎに起床して、大浴場か露天風呂に行ったりし、
のんびりと早朝の時間を過ごしている。

やがて宿泊先の朝食時間は7時頃が多く、
ゆったりと頂いたりしている・・。

こうした旅先の起床、朝食は、平素より早いので、
循環器疾患リスク高めで危険・・該当するのかしら、と苦笑したりしている。


コメント (2)
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