夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

1日20分の日光浴で"万能ビタミン"、コロナ時代のファクトフルネス、高齢者の私は学び多々教示させられて・・。

2021-03-08 13:19:10 | ささやかな古稀からの思い

先程、愛読している公式サイトの【プレジデント・オンライン】を見ている中で、
散歩での感染には気をつけて!
1日20分の日光浴で"万能ビタミン"コロナ時代のファクトフルネス』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建てに住み、 ささやかに過ごしている。


☆掲載した写真のすべては、昨日どんよりとした曇り空の中で、撮ったりした☆


こうした中で、午前中のひとときは、
殆ど毎日のように小公園、遊歩道、住宅街の小道などを歩き、

季節の移ろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。




こうした中、私は帰宅後、洗面所で水で顔を洗ったりしている時、
 家内より陽焼けしているわょ、
と私は毎年3月頃から言われたりした。

そして私は洗面所で顔を見ると、陽焼けした顔立ちを見て、
クロちゃんだねぇ、と微笑んだりし、高齢者は元気が何よりだよねぇ・・と微笑む時もある。


このような心情を秘めている私は、
今回の《・・1日20分の日光浴で"万能ビタミン"・・》って、
どのようなことですか、と思いながら、記事を精読してしまった。

この記事は、ジャーナリストの笹井 恵里子さんが、
『プレジデント』の 2020年5月1日号に寄稿され、
関連のプレジデント・オンライン】に2020年4月24日に配信され、
無断ながら転載させて頂く。



《・・
☆日焼け止め習慣が誘発、子どものアトピー

あなたは一日のうちで、どれくらい太陽光を浴びているだろうか。

「自粛要請」によって家に閉じこもり、日光を浴びる機会が、
極端に減った人も多いかもしれないが、とてももったいない。

なぜなら日光を浴びると、
体内では「ビタミンD」という“万能ビタミン”が生成されるからだ。

ビタミンCなどほかのビタミンは、体内で合成できない栄養素だが、
ビタミンDだけは唯一、食材だけでなく日光を浴びることでも
体内で作ることができる。

私たちの皮膚の細胞は太陽光のUVB(紫外線B波)の刺激を受けると、
コレステロールに作用し、ビタミンDに変化するのだ。

ビタミンDといえば、カルシウムの吸収を促し、
骨を丈夫にする栄養素として説明されることが多いが、それだけではない。



元北里大学教授で日本細菌学会名誉会員の熊沢義雄氏はこう話す。
「ビタミンDには、免疫系の細胞の働きを良くする作用があります。炎症を抑制する働きがありますから、
炎症がもととなって発症する動脈硬化や糖尿病、がんの発症リスクを下げます」

血管で繰り返し炎症を起こせば動脈硬化に、
脂肪細胞で炎症が起きれば糖尿病になると考えられている。

がんも慢性炎症の1つで、ビタミンD不足だと
乳がん、前立腺がん、大腸がんなどにかかりやすくなり、
不足の程度がひどいと悪性度の高いがんができる傾向にあるという。


認知症も、脳細胞の炎症という見方がある。
神経学術誌『ニューロロジー』に掲載された論文によると、
アルツハイマー型認知症の群とそうでない群を比較すると、
アルツハイマー群ではビタミンD濃度が低い。

最近はインフルエンザや花粉症、うつ病、発達障害などの発症と
ビタミンD濃度との関連も指摘されている。



☆ビタミンD濃度が高いほど全死亡率が減少する

さらにビタミンD濃度が高いほど、全死亡率が減少することがわかっている。

英国医師会雑誌『BMJ』で2014年、
「血中のビタミンD濃度が10‌ng/ml低下すると、
死亡率が16%上昇する」と発表された。

ヨーロッパの全死亡の約9%、米国のおよそ12%にビタミンD欠乏が関与する、ともある。

日本での大人のビタミンD欠乏に関する大規模なデータはないが、
不足している人が多いと指摘する専門家が少なくない。

理由は2つあり、1つは同じようなライフスタイルで暮らす韓国で、
 調査対象の7割超がビタミンD欠乏症だったという報告がある。

もう1つは、日本では1975年頃までは、むしろ日焼けが奨励されていたが、
「紫外線ががんを誘発する」という報告があってから、
現在では子供の頃から徹底的に日焼け止めを塗る習慣が定着しているためだ。

日焼け止めは、肌の炎症を促進するというUVA(紫外線A波)だけでなく、
ビタミンDを生成するUVBもカットしてしまう。

「特に妊婦さんや子供、
高齢者は日光が不足しないように気をつけなければならない。

妊婦さんがビタミンD不足だと、生まれてくる子がアトピー性皮膚炎や
アレルギー、小児喘息になりやすいことがわかってきました」(熊沢氏)



それではどれくらいの時間、日光浴をしたらいいのか。
国立環境研究所らの研究チームによると、
紫外線の弱い冬の12月の正午(つくば)で両手・顔を露出したと仮定した場合、
22分の日光浴で必要量のビタミンD(厚生労働省の日本人食事摂取基準で示される5.5μg)を
生成することができると報告されている。

それを基準とし、最低でも一日20分程度と心がけたい。

ただし熊沢氏は「厚労省のビタミンDの目安量は
骨のビタミンとしては足りるのかもしれないが、
免疫系に働く万能ビタミンとしては少なすぎる」と話す。

また日本ビタミン学会や骨粗鬆症財団も
「冬なら手や顔を1時間程度日に当てること」を推奨しているため、
 免疫力が低下していると感じるときほど、できる限り日光を浴びることを意識しよう。



またビタミンDが豊富な食材を摂取するのも◎。

ビタミンDにはD2とD3があり、植物由来のD2はきのこなどに、
動物由来のD3は魚に多く含まれ、体内で実際に働くのはD3といわれる。

図の表を参照に、補給しよう。



☆近視を抑える太陽の下での外遊び

これについては今回、転載を省略するが
《・・ビタミンD生成以外に、日光の効果が期待されるのが、
実は「近視の抑制」だ。特に高校生以下の子供をもつ人に知ってほしい‥(略)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、ジャーナリストの笹井 恵里子さんの寄稿文に導かれて、
1日20分の日光浴で"万能ビタミン"、コロナ時代のファクトフルネス、
76歳の高齢者の私は学び、多々教示させられた・・。

そして私は微笑みながら、散策の時に陽射しを浴びて、
陽焼けした顔立ちで、たとえクロちゃん、と言われても、
元気な方が良いよねぇ・・と思ったりした。



しかしながら『ビタミンDが豊富な魚』の図表を見て、
私は何かと魚が苦手で、せめて鮭(さけ)の瓶詰などを愛食しているので、
好き嫌いの欠点のある私は、やむなく微苦笑をしたりしている。



余談であるが、『ファクトフルネス』について、
私は外資系の会社に長年勤めいたが、年金生活17年生となり、
横文字は浦島太郎のようになり、こっそりと調べると、
《・・先入観や思い込みを排除した、データに基づいた目線・・》、
と判り、微苦笑をしたしている。
コメント (2)
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