「日本海側を中心に大雪…」Yahoo!トップで、このタイトルが何日続いたでしょうか^^;
このところ残業続きの友人『ノロ君』の所有する『第1サティアン』の一部は既に雪で崩壊し、本体の屋根にも大量の雪が積もっております。このまま放置すれば本体も雪で潰されかねないのでありますが…。『夢屋国王』の執務室である『第2サティアン』に通じるロイヤルロードも1mを超える積雪であります。早朝から人力除雪車(スノーダンプ)でラッセルし、何とか『第2サティアン』の入口までの通路を三日ぶりで確保しましたが、このままでは『第1次越冬隊』の任務遂行が危ぶまれる事態となって参りました。朝1時間の除雪作業、夕方出稼ぎ先から帰ってからの屋根の雪下ろし1時間30分…こんな生活が今週末まで続きそうであります^^;
友人『貧乏父さん(H.N.)』の貧乏生活脱出計画を考えながら6日目であります。そろそろ有効なサジェスチョンを彼に与えなければならない。これでも真剣に考えながら、ネットの波に身を委ねていると「実は誰でもなれる!個人投資家という夢の職業(吉川英一)」というダイヤモンド社書籍オンラインにぶち当たったのであります。(興味のある方は、シリーズでUpされておりますし、著書もあるようですからご覧ください^^;)
さて、こうしたハウツウ本は、読み方次第では、誇大表現な箇所はありますが、ウソは無いのであります。「実は誰でもなれる!」…用立てられるお金さえあれば、勝ち負けは別にして、当然参加することは可能です。「個人投資家という夢の職業」…前場(午前中)だけで決着をつけるデイトレーダーでご飯が食べて行けるのであれば「夢の職業」に間違いありません。ただし、この場合、個人投資家という表現ではなく「個人投機家」と表現すべきではないかとは思いますけれど…。
デイトレードやFX、先物取引etc.投機的な行動、商品に関しては、「私はこうして勝った(儲かった。)」という体験は事実でありましょう。偶然の出来事も本人にしてみれば必然の投機行動で得た利益と表現することも可能であります。しかし、一方では、奈落の底まで転落し行方不明になってしまった人が居ることも事実であります。人間の欲という濁った目が、「実は誰でもなれる!」という表現を「実は誰でも勝てる!」というまったく違った表現解釈をしてしまっているのであります。
「梁山泊」というパチプロ集団がおりましたが、彼らは「体感器」や一定の攻略理論を持っておりました。「パチンコ必勝法」などという攻略本も同様で、たまたま勝てたという事実を普遍化してしまってはウソになってしまいます。かつて、『夢屋国王』も出稼ぎ帰りの1~2時間の勝負で月30万円以上稼ぎ出す独自のパチンコ必勝理論を持っておりましたが、『夢屋国王』をパチプロの道へ進ませなかったのは、『夢屋必勝理論』が特定の機種と特定の店に限られた必勝法であって、機種変更や他店に移った場合、普遍化して使える理論では無かったからであります。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という故事がありますが、虎の子(金)を得るためには母虎の存在(リスク)が伴うものであります。また、虎穴(リスク)に入って行くのは、虎穴に母虎が居ないことが前提となって入って行くのであって、母虎が居ることを前提として入って行くのは自殺行為なのであります。したがって、虎穴に入るためには、母虎が巣穴を出たことを確認し、また、母虎が帰ってくるまでの時間(巣穴を空ける時間周期)を毎日観察し、より確実な空白周期を事前に把握しておく必要があります。さらに、不測の事態(たまたま、母虎が周期に反して戻って来てしまうこと)を想定して見張り役を立てる…二重三重のリスク回避策があって、初めて「必勝法」と謳えると夢屋は考えるのであります。
FX…『貧乏父さん(H.N.)』の頭を過ぎる魅惑の投機…これもまた、取扱手数料とレバレッジが、FXの大きな落とし穴なのであります^^;
(続く)
追記)巻頭の画像は、一昨年撮影したもので、オオカマキリ(♀)が交尾に失敗したオオカマキリ(♂)を捕えて食べている瞬間であります。交尾という生物にとって最も重要な繁殖行動も、一歩工程(行動)を誤ると目的を達成する前に死を意味するという戒めの画像であります^^;