その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(夏の花火)

2012-02-10 14:46:36 | 夢屋王国

今日は自主研修の日…3回シリーズの農産物直売所に関する講演会の最終回でありました。珍しく出稼ぎ先の仕事も詰まっているのでありますが、自宅のパソコンで風呂敷残業で解決できる範囲であり、午後から有給休暇を取って出席したのであります。講演会からの帰り道、昨日、夢の中で思い出した「オールド」を買うつもりでスーパーに寄ろうとしたのですが、アタリともハズレともつかないスクラッチ500円を換金しに宝くじ売り場に足を向け、夢遊病者の如く久し振りにパチンコ店に入ってしまったのであります。少年時代の思い出である「巨人の星」なる機種に座って、3,000円ほど打った頃でしょうか、大リーグボール1号を完成させ大当たり確変モード突入…ライバルである「花形満」を大リーグボール1号でピッチャーフライに打ち取り、大リーグボール2号でアームストロング・オズマを打ち取って確変終了…7,000円の儲けを出したところで深追いをせず止めてしまいました。オジサンたちが少年の日に胸を熱くした「巨人の星」の名場面の数々に…「俺は今、猛烈に感動している。」という星飛雄馬の熱い台詞を吐いてしまったのであります^^;
ご褒美は、当然「オールド」を買わなければならない。改めてボトルのラベルを眺めてみると「since1950」とあるから、私が生まれる10年前から販売され、1980年代には2,370円…1990年代には2,200円…そして2012年1,580円。(お正月限定ラベルは1,480円で売っていたのでありますが、ブログ写りを考え、パチンコで小金を稼いだ驕りが、100円の贅沢を許してしまったのであります。)ウイスキーの価格が下がっていった理由は、洋酒に対する関税のひき引き下げと酒税の影響が大きいのでありますが、「オールド」にまつわる思い出は数多いのであります。出稼ぎ先の給料の手取りが初めて10万円を超えたとき、当時ボトルキープで4,500円ほど取られた「オールド」を「今日は、オレの奢りじゃ~!」などと叫んで入れたことや西新宿のちょっとお洒落なスナックで、7時までの入店ならば1,500円でボトルキープ出来たことなど、遠い昔を思い出してしまうのであります。(このネタだけでも、初恋の話を交えれば1週間はブログの更新が出来るなぁ…^^;)

「リッチ&メロー」というキャッチから「マイルド&スムース」というコピーに替わっているとか…「オールド(年老いた)」だって日々変化を遂げているのであります。ウイスキーだって、自社のモルト&グレンの配合の産物なのだから、時代の流れに応じて少しずつ変化しているはずであります。水割りや今時のハイボールなんて、小僧の飲み物である。などと、ストレートやオンザロックで頂くと若い頃には感じられなかったマイルドさを私の舌が感じるのであります。待てよ…煙草や老化で舌がおバカになっているのかも知れない…いやいや、歳を重ねて苦み走ったオヤジだけが感じられる円やかさなのさと嘯いてみる^^;
ちょっとした幸運は重なるもので、追加投資して購入したスクラッチは、バレンタインデーの贈り物に5,000円をプレゼントしてくれました。当然、義理とは承知しているバレンタインデーのチョコレートに今でも心ときめかせるオジサンは、グラスを傾けながら、ふふっとほくそ笑むのであります。
お~とっと!講演会を参考に、新たなビジネスモデルである「オーナー制度」を考察するのではなかったのか!今夜は、昔懐かしい「麦チョコ」を摘まみながら、100均(←今回は間違えてないよぉ~『さくら子ちゃん』^^;)で買い求めたクロッキーブックに茶色のパステルで下手な素描を始めるのでありました。
「恋は、遠い日の夏の花火ではない。」という「サントリーオールド」のキャッチコピーから、『夢を遠い日の夏の思い出では終わらせない。』というパクリコピーまで考えついた…ラフなスケッチを少しずつ精細な計画に仕上げていく努力は続けておりますよ。(キッパリ!)
Don don din don shubi da don  Ah din don shubi da don~♪
オヤジの渋いスキャットが、夜中の奇声に間違われないように今夜も『夢屋王国オーナー制度』の計画を練るのであります。(続く)

コメント (10)
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