その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(漂う…)

2012-02-20 12:10:25 | 夢屋王国

「水戸偕楽園」では、梅の花も咲き始めとの便りが届いております。一方、お気楽『夢屋国王』は、かつての職場上司と山形県鶴岡市の「湯の浜温泉」に庄内浜名物「どんがら汁(寒ダラ汁)」を食べるツアーを企画したのでありますが…。
『夢屋王国』から東北自動車道・常磐道を使って水戸偕楽園まで車を走らせても、4時間一寸で行けるでしょうか?同じ山形県内であるはずの「湯の浜温泉」に行くためには国道13号を北上し、東北中央道・東北横断自動車道を使っても3時間は優にかかるのであります。特に、月山ICから湯殿山IC間の「月山道路」は圧雪状態で、雪道の運転には慣れているとは言え、下り坂はハンドルを握っていても緊張が走るのであります。同乗者がお年寄りだとしても『熟年者の寒ダラ汁ツアー暗転…ワゴン車谷底に転落』などと、月曜日の地元紙に記事が載るようなことはしたくありませんので…^^;
「湯の浜」は、私の子どもたちが小さい時に、何度も海水浴に連れて行った場所なので、大まかな地理は頭に入っているのですが、当時とは道路事情も変わっておりまして、ネット上の地図を頭にインプットしまして、大まかなツアー企画を練るのであります。
土曜日の昼食は、西川町間沢の出羽屋(山菜そば)を食べ、その足で「月山銘水館」で地ビールを仕入れる。鶴岡市内で「藤沢周平記念館」を見学し、ホテルにチェックイン。翌日は加茂水族館でクラゲ?を鑑賞し、庄内物産館でお土産を買って無事ご帰還…『夢屋観光』の「寒ダラ汁ツアー」メニューはこんなところであります。
朝9時30分に自宅を出発し、車中での飲み物を仕入れて各家庭を訪問し、目的地に向かうのでありますが、車内では早々に仕事の話…男どもというものは、幾つになっても仕事から離れられないのだろうかなどと内心思いつつ、元上司たちの話に耳を傾けるのであります。しかし、この上司たち、非常に口が悪い^^;『夢屋国王』の口の悪さに磨きが掛かったのは、この上司たちに育てられた賜物ではないかなどと、改めて感心するのであります。こんな時、綺麗処が1名でも参加していれば、もう少々会話も華やかになるのでありましょうが、気の置けない間柄であるから、これはこれで良しとするのであります。

最近、ブログネタに困っている『夢屋国王』にしてみればネタ拾いの旅行でありまして、こうして『タコクラゲ』の画像1枚からでも話題を膨らませられるなどと、当面の画像収集を進めるのであります^^;
波に漂う『クラゲラスな生き方』…『クラゲラス』…造語として使えないかなぁ…『夢屋王国』専属イラストレーターの『有季菜先生』にゆるキャラとして使っていただけないものだろうか…何処へ行っても好奇心と商売っ気が抜けないのであります。社会の波にただ身を任せ漂う『クラゲラスな生き方』を推奨するはずの人間が、世俗ウケを狙ってアンテナを張り巡らす。これもまた不思議な生き方であります。
ところで、このクラゲ…体表面に感覚器や網目状の神経系を持っているだけで、中枢神経系(脳や神経節)を持っていないのであります。したがって、餌に触れることによって口から餌を取り込み、消化して口から排出するだけ…「クラゲって何を考えて生きているのでしょう?」…だから、中枢神経系が無いので、何も考えてなんか居ないんです^^;
何故か、突然湧き出す「憲法改正論議」や「教育基本法改正論議」…日本国憲法や教育基本法など、所詮人が作ったものなのだから、時代にそぐわないものがあるのであれば、議論し改正することは出来る。しかし、戦前戦後の転機に何故、今の教育基本法と教育行政の体制が出来上がったのか…中枢神経系を持っている日本人は、もう一度考えてみる必要があるのであります。最近は、パフォーマンスが得意な政治屋や声高の首長の意見にいとも簡単に流されてしまう方が多過ぎる。さらには、声高の首長人気に肖って政治屋に何とか留まろうなどと画策する方々…『クラゲラスな生き方』とは、実は何も考えずただ波に漂う生き方をしているのではなく、太古からこの生活スタイルでも子孫を残すことが許された、生態系に許容された生き方なのでありまして、この生き方自体は簡素にして、かつ自立した生き方なのであります。
決して、餌を得るために体制に擦り寄る生き方で無い事だけは確かなのであります^^;
ところで、今日のテーマって何だっけ?『夢屋国王』もまた、何も考えていないのであります。

コメント
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