その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

大根おろしに医者いらず

2020-08-05 04:42:58 | 転職

午後2時…ようやく昼飯にありついた。

今日は加工野菜の出荷はない…残る抑制キュウリの植え込みも必要なのでありますが、田んぼは「穂ばらみ期」を迎え、そろそろ「出穂」が始まります。8月初頭の課題は「斑点米」の原因となる「アカスジカスミカメ(カメムシ)」の防除…県技術課では7月末までに水田畦畔の草刈り完了を盛んに広報しております。7月の日照不足で我が家の田んぼは少々生育の遅れも見えることから、今、草刈りしても大丈夫でしょう^^; (出穂後の草刈りは、イネ科雑草に潜むカメムシ類を、むしろ田んぼの中に誘導してしまうという理論によるものです。)穂の出具合を見ながら捕虫網を振って、防除のタイミングを図っておりますが、今時、良い大人が田んぼで「虫取り網」なんぞ振っているところを見たことがない。県が一生懸命広報しても、斑点米の原因となるカメムシ類を知らない農家もいらっしゃる。とにかく、「この時期に防除薬剤を撒け!」というのが最も簡単な指導方法なのかも知れません^^;


シロ~!目ヤニ着いてるダニ(笑)

我が家田んぼのお隣まで「太陽光発電パネル」が設置され、ここ数年、斑点米に悩まされるようになりました。1,000粒(白米ひと握り)に2粒の斑点米が混入すると品質の低下で1等米から2等米に格下げとなり、その価格差300円。「赤外線選別機」も登場しましたが、30㎏ひと袋当たり300円の選別料が掛かってしまうので、この費用はバカにならないのでありまして…適期適時の防除が必要なんでありますけれど。防除薬剤費との相殺で選別機を選んで、防除はしないという方もいらっしゃる。昨年、パネルの設置管理者と圃場でお会いしまして、「科学的根拠はないけれど、設置前に比べカメムシ被害が目立つようになったこと。7月末までには仕切りフェンス2m幅程度の草刈りと薬散。」をお願いしました。中々、好意的で今年はしっかり除草管理してくれましたが、結果はどうなることやら?そんな訳で、今朝も草刈り…梅雨明け後の猛暑日のお昼は「おろしぶっかけうどん」胃にも頭にも優しい『平仮名メニュー』であります。「大根おろしに医者いらず」という格言があるそうで、三大消化酵素を含む大根おろしは夏バテ防止策…が、しか~し、慢性的な腰痛には効果がないんだよなぁ^^; 『シロ♀』と一緒にお昼寝して、夕方5時からキュウリの植え込み作業でありますよ…イデデ(笑)

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