さすが「蔵王」存在感があります^^;
国土地理院に表記登録された「蔵王山(ざおうざん)」に異を唱えて「蔵王山(ざおうさん)」であると山形市議会が一時期騒いでいたような気もしますが、「蔵王」は連山を称して呼ぶのであって、そもそも「蔵王山」という単独峰は存在しない。観光業界では重要かも知れないけれど、宮城県と山形県境に鎮座する「蔵王」は誰のものでもないのである。しかし、存在感はある!これが『大物』が大物たる所以である(笑)
さて、自身が大御所である「伊吹元衆議院議長(83)」が、「老害は差別用語」であると派閥の会合で述べられたようである。歳を重ねて65歳になれば「高齢者」とひと括りにされ、75歳を過ぎれば「後期高齢者」という名誉ある称号を与えられる。政財界では「後期高齢者」に人為的分類される方々が、なお意気軒高と活躍されているのだから、歳を重ねただけで「侮蔑」されるようであれば堪ったものではないといったところだろうか…。しかし、「俺がオレが」という内に、自らの判断力や言動が鈍っているということに気付けないで組織に留まることが、「老害」の始まりであって、「蔵王」の如く、ど~んと遠くに鎮座ましましても、尊敬(シンボル)の対象として存在することは難しい所作であると初老の『おやじぃ』は考えるのであります。
「ワカサギ」という触れ込みでしたが…
友人『イチオ』が、そのまた友人から頂いたという「ワカサギ」の半分は「ハヤ」でした^^;
「さすが小国(山形県)のワカサギは大物だねぇ!」との賞賛の声が、から揚げにする段となって「罵詈雑言」に変わる(笑) 地元「水窪ダム」のワカサギは、『マッチの棒』状態だったから、放流魚としては、これでも十分『大物』なのだけれど…。「ハヤ」だって、このサイズならば一度軽く焼いて、から揚げすればそれなりに食べられますけれど「骨」が粗い。我が『大物論』はこんなものである。「煮ても焼いても喰えない。」のが「大者を気取る小者」の有様である。
「ワカサギ」は成長期に降海する「遡河回遊型」と生涯を淡水で生活する「河川残留型」が存在する。成長期に海に下って栄養豊富なプランクトンを食べて還って来ることが重要で、大型化するのは「遡河回遊型」であろうと推測できる。若い頃はねぇ、栄養(情報)豊富な都会に下って、経験(知識)を積んだ上で地方に上ってくればいい。そんな風に育って、地方を豊かにしてくれれば良いのだけれど、栄養(娯楽)豊富な都会の方が、生活するには便利なのに違いない。2019年の「サケの単純回帰率」が1.1%程度だそうだから、地方に上って来させるためには、地方も環境整備を進めなければいけないのかも…まぁ、一度は県外に下ったことのある『半河川残留型』の『おやじぃ』たちは、「小者」のままその生涯を終える予定でありますが、ここいらでもうひと花…それこそ『老害』と批判を浴びないように注意しよう(笑)