2020年3月のキュウリ苗…
雪があって「種蒔き」は躊躇されたのですが、今年は育苗器を導入した結果、成長は去年と変わらないようです。あとは霜にあてないようにして管理すれば、露地物より10日間ほど早く収穫できるかなぁ?
蔬菜類は一度収穫すればそれで終わり、果菜類は収穫開始から3ヶ月程度は継続して収穫できる。同一面積で畑の回転率を上げられないという制約がある山形県では、蔬菜類よりは果菜類の方が単位面積あたりの収益は上がる。ただしねぇ…冬場は葉物を求めるお年寄りの声があるのも事実。お客様の需要を探るところからの営農でありますよ^^;
毎年毎年、手探り状態でありますが、そうこうしている内に畑の前オーナーの「孫ちゃん♀」は、もう5歳であります。「跡取り」として家に残すと言っていた娘の尻を叩いて、「嫁に行け!」と余計なことを言った手前、彼女たちには幸せになっていただかなくてはいけない。(これも余計なお世話と思い込みである^^; 彼女たちは、そういうご縁があって結ばれたのだから「おやじぃ」の助言など何の影響も無いのである!)しかし、来年は小学生かと感慨深いものがあるのですよ。そうそう、来年の入学用のランドセルの予約が始まっているんだそうですよ。人気商品はすぐ売り切れて在庫が無くなるから、予約製造なら無駄も省けてよろしいのかも知れない。「孫ちゃん」なんて、とんとご縁のない「おやじぃ」ではあるけれど、世の中の動向だけは知っておかないとねぇ^^;
放任してても育つから…猫は^^;
集落の総会は散々な結果でした。何せ総会資料が出来上がったのが直前でしたから、役員さえ目を通していない。誤字、間違いのオンパレードで「刷り直し」という前代未聞の結末である。集落で「もっともいい加減なヤツ」と思っている輩にも鼻で笑われる始末…これで少しは反省もするだろうとは思うのだけれど、「大人の怠慢」は治らないだろうなぁ…。
「他人様に笑われないように…」貧乏家に生まれたとしても、最低限のプライドだけは持ち続ける。「他人様に迷惑だけはかけない。」そして、笑われたら必ず見返してやるという反骨心だけは持ち続ける。そうして育ち、生きて来た。いよいよ集落の役員を仰せつかる段になって、将来の役員名簿(生年月日順)を作ってみた。まぁ、何とか20年は持ちそうである^^;(その後はかなり怪しいが、もうその頃「おやじぃ」はこの世にいないだろう^^;)そこから先を考えても仕方が無いし、無人となる家屋も増えていくことだけは確かである。まぁまぁそんなもんだ。集落のお祭りの象徴でもある「幟旗」は高齢者が多くて作業が危険であるからと止めることにした。神社の「しめ縄」も有志でなっていたけれど、「もう止めよう」との話である。それぞれに抗ったりもしない。そういう時代なのだと変に物分かりが良くなっている。自分だけがシャカリキになってもねぇ…幼稚園児からすれば、すごく大人になったような気分になれるランドセル。真新しいランドセルを背負って小学校に通う子どもたちの姿が消えることは無いとは思うのだけれど…どうだろう?