峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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この町の観光協会の在り方は

2016年02月16日 | 佐々町町内会連合会長

午後1時半から役場2階会議室にて町の観光協会の理事会が開かれ、出席した。
議題は「観光協会の長期ビジョンについて」と「次年度の事業計画について」の2点が挙げられていた。

先ず長期ビジョンについては県立大学の教授を座長に招き、数名のメンバーで回を重ね練り上げられたというものが示された。
その理念として「人生を豊かにする学びのまち さざ」-3×3=学(楽)【さざんがく】による観光まちづくり- とある。
基本方針が以下列挙されていた。
①大人も子供も温かく迎えるひとづくり
②みんなが元気はつらつ生きがいづくり
③歴史から未来を見つめるまちづくり
④自然の恵みを活かした味づくり
⑤森から守る川づくり
⑥歩いて見つけるまちの魅力づくり
⑦体験をとおした感動のものがたりづくり
⑧お帰りなさいのふるさとづくり
⑨かけあわせによる楽しみづくり

長期ビジョン策定委員会の座長から一通り説明が行われた後、私がそのメンバーでなかったからだろう。どうですかと意見を求められた。
私は、いかなる会議の席でも、何なりと発言することを旨としている。そこで、3×3=学(楽)を【さざんがく】と読ませるようだが、最後の「く」は「苦」に通じませんかと率直に問うた。まぁ、問題にする気もなかったので、それはそこまでで答えもなく追及もなく、ひと笑いおきてそれで終わった。そもそも3×3=学(楽)【さざんがく】の意味が解らなかった。しかし、みなさんが話し合って作り上げたものにけちを付ける気など毛頭なかった。
これでいいんじゃないですかと結んだ。

次に、次年度の事業について
事務局担当の産業経済課からではなく、地方創生事業に取り組んでいる総合企画財政課・戦略実現本部の担当者から説明があった。要は、地方創生交付金事業を観光協会でやりませんかという話だ。
この件に関しては、観光協会の組織の在り方そのものから問題を提起せざるを得なかった。今のままの態勢では受け入れられる訳がない。到底無理だ。しっかり腰を据え、腹をくくり、組織を強固な集団に出来るかどうか、観光協会の会長・副会長のリーダーシップが問われている。そうでなければ、国の補助金を使っての数千万円の事業を、どうして完遂することができるだろう。

組織をどう整えていくかの明確な方向性は出されなかったが、とりあえず地方創生交付事業を引き受けていくということでこの日の理事会を終えた。

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