峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

組織のお手本 私の誇り

2017年11月14日 | 将棋

先週土曜日の午前中、忘年会等の打ち合わせをおこなうため久し振りに例会中の佐々町将棋同好会を訪ねた。
この日は18名の方々が集まっておられ、いつものように和気あいあいとした雰囲気の中、将棋を楽しんでおられた。

挨拶を交わしながら、しばらくみなさんの対局を見させていただいた後、同好会の幹事を務めていただいている浦本さんと12回目を迎える同好会主催の将棋大会と年末恒例の忘年会について話し合った。

事の成り行きで、同好会発足以来「会長」という役割についている。しかし、名ばかりの会長でほとんど何もしていないのに等しい。納涼会、忘年会の飲み会には顔を出すが、例会にはほとんど出ていない。その他、大会の表彰式と総会に出席するくらいで、あとは、公民館活動サークルの代表者会に年数回顔を出すくらいなものだ。
実質の運営は、お金の管理から例会時のお茶の用意、後片付けまで幹事さんが中心となって行っておられる。その幹事の役割も会の中心メンバーが話し合われ、2,3年でスムーズに交代が行われている。

今回の将棋大会の案内チラシ(浦本さん作成)を見ると、申し込みの受付は浦本さん、運営責任者は増本さんときちんと役割分担ができている。末尾に会長 峰野裕二郎と記されているが文字通り名前だけであり、大会の内容について私は全く携わっていない。浦本さんと増本さんを中心に相談なさってみなさんですべてを決めておられるのだ。

同好会の会員も徐々に増え、組織としてもしっかりとしてきたところで、数年前から会長の役割を返上したい旨、お伺いを立てているのだが、とにかく何もしなくともいいから「会長」でいろと一喝されるばかり。そう言われると実際がそうなのだから返す言葉もない。
この春から全くのフリーハンドで何にも縛られずやりたいことだけをやってきた本来の自分の姿に戻るつもりでいたが、会長など全く当てにされず、上手に役割分担を決め、きちんと会の運営をなさっておられるのだから、良い思いばかりをさせてもらっている将棋に少しは恩返しのつもりで今しばらくはこのままでと思っている。

リーダーを求め、ただリーダーに頼るのではなく、組織の一人ひとりが自立して、それぞれが応分の役割を果たすことにより組織は健全に機能するのではないだろうか。その点で、佐々町将棋同好会のみなさんの在り方は見事である。

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面白いことって

2017年11月14日 | 子育て日記

29日の夜 絵理子さんがお正月以来 久しぶりに帰って来た
今度の帰省は 教育実習を受けるためだ
夜遅いその日 3度目の食事に付き合いながら教育について話し合う

次の日 130430母校佐々中のオリエンテーションに参加する
一人だけ3年生に入ることになったようだ 
有紀さんが2年生に在籍しているからのようだ
帰りは 4人の実習生のうちの一人が車で来ていたそうで送ってもらったと

月曜日からは 忙しいからと吉井のおばあちゃんのところへ この日は泊りに行った。 
                  
2003530日(金)記
     __________________

この頃、絵理子さんは大学3年で、有紀さんが中学2年、くるみさんは小学5年だった。
3人共だが、高校入学以降は親元を離れ、今日に至っている。
従って、今でもそうだが、親子でたまに顔を合わせると新鮮な感動がある。それは、おそらく姉妹同士でもそうなのだろうと思う。

絵理子さんが高校入学後、帰省している際、よく彼女の部屋を訪ねては学校や寮での生活、進路のこと等を訊き、また私の考えを伝えた。その時、私の後ろにいつも有紀さんがぴったりくっついて黙って私たちの話に耳を傾けていたものだ。
教育実習を受けるため帰省していたこの時も、同様だった。

その後、有紀さんが高校生となり、帰省の際、私が彼女の部屋を訪ねる時、私の後ろにはくるみさんがぴったりとくっつき、黙って私たちの話を聞いていた。

昨夜、塾生たちと「記録は破られるためにある」とは言うけれど、いったい人間の限界ってどこまでなんだろう。
例えば、陸上の100m競技であとどれくらいタイムを縮めることができるのだろうかとか、野球の投手のストレートの球速はどこまで上がるのかなどを語り合っている際、現時点での世界最速のストレートの球速は時速何㎞だったかという話になりネットで調べてみることになった。

そんなわけでスマホを開くと、画面にLINEのグループビデオ通話中の案内が表示されていた。折しもこの日は彩理さんの8歳の誕生日、そんなことから始まったのだろう。
加わってみると、絵理子さんとその子供たち・有紀さんとその子供、くるみさん、そして女房どのと4か所が結ばれていた。そこへ私と塾生たちもしばし交わった。

常識を超えたり、想像を超えたり、予定を超えたりすることで面白いことに遭遇できる。

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