今年3月で12年間務めた町内会長役を交代させていただいた。本当にいい経験をさせていただいた。15年間務めさせていただいた民生児童委員役と共に、これら2つの役割は、私の人生に想像も出来なかった彩りを添えてくれた。
中でも、50代半ばになってから私のことをよく理解してくださる方々と出会えるとは思いもかけないことであり、実に幸せなことであった。つくづくその巡り合わせに感謝したい。
とりわけ、各町内会の会長さんには何かとお引き立ていただいた。
時代が大きく変化していく中、各町内会が一つにまとまり、今日的課題に果敢に取り組み、一定の成果が得られたのは、各町内会会長さんのご理解あっての賜物だと改めて思うところだ。
特に、ほとんどの町内会長さんがこの町生まれの、この町育ちで子供の頃からの先輩・後輩の間柄という中、よそ者の、しかも若輩者の私をよくその先頭に立たせていただいたと振り返れば不思議にさえ思う。
そんな、私にとって良き理解者の方々と、町内会長を辞めたらお会いする機会がほとんどなくなってしまった。現役の町内会長の時のように、再び楽しく酒を酌み交わし、町のことについて、あるいは趣味のことについて、はたまた人生について語り合いたい。きっと、みなさんもそうに違いない。そう考え、連合会長時代に副会長として支えてくれた高校時代からの友人である藤田氏と相談して、町内会長OB会を立ち上げることにした。
先週土曜日の午後1時から3時まで開いた佐々町将棋同好会の忘年会の後、午後5時から同会の立ち上げに快く賛同いただいた8名にお集まりいただき、その発起人会を開いた。
決め事は無し。ただし、世話役に藤田氏と私が押し付けられた。言い出しっぺであり、一番年下だから仕方がない。
取り敢えず、1月中旬頃にジビエ料理を楽しむことを確認し、酒宴に入った。