峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

気になるチャンプの動向

2017年11月18日 | スポーツ

今年4月に5度目の防衛を果たしたWBA世界フライ級王者の井岡一翔選手、試合後には他団体との統一戦、さらには階級をスーパーフライ級に上げ、日本人初の4階級制覇も視野にというような話も出ていた。
ところがである。報道によると、今月9日に父親でもあるジムの会長が記者会見を行い、井岡選手のベルトを返上したことを明らかにしたという。理由は、大晦日に計画していた6度目の防衛戦に向けて心身の準備が整わないためとし、引退の可能性についても触れたという。

ばりばりの現役世界チャンピオンのベルト返上など前代未聞である。
引退の理由については、結婚生活のことを始めとしてあれこれ憶測を呼んでいるようだが、実は、井岡選手がジムに顔を出していないとのジム関係者の話が8月末には一部マスコミで紹介されていた。その時、父親との関係悪化が原因ではとの声が上がっていたのだが、今回の引退発表に当人である井岡選手の姿がなかったのが気になる。

井岡選手他、先月22日に初防衛したWBC世界ライトフライ級王者の拳四郎選手、現WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥選手、少し前の亀田興毅選手等々、親が我が子を指導して一流アスリートへと導く例がボクシング界だけではなく他のスポーツにおいても多く見られるようになってきている。
彼らのような成功例を見て、よし自分もとはなかなかならないだろうとは思うが、彼ら親子のようにそうそううまくいくとは限らない。むしろ稀なことだと思う。

私塾を営み、これまで多くの親子の関係を見てきて、しみじみと思うことがある。それは、親子の関係というのは極めて情的な関係であるということだ。親が我が子をある目的に向かって教え導こうなど始めた時、往々にして情的にこじれるように思う。
井岡選手親子がそうでないことを願うばかりだ。

いずれにしても、早く問題が解決されることを祈る。統一戦、4階級制覇へ向けての井岡選手の挑戦を見てみたい。

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執着しない

2017年11月18日 | 子育て日記

くるみさんと同じく有紀さんも今日は西地区公民館で将棋を指す
強豪の抜けたA+B+Cのクラスで 3勝2敗の成績だった
昼食時 有紀さん「家にかえりた~い」と「なんで?」と私
有紀さん「家でのんびりした~い」
そういうわけにもいかず 5局指して帰りました

有紀さんの帰りたいわけは 
お姉ちゃんの絵理子さんが家にいるからでしょう
                                          
200361日(日
     ____________________

ひょんなことから将棋を指すようになり、1年も経たないうちから小学生の県代表レベルに達した2人だったが、かといって2人が将棋に打ち込んだのかと言えばそうではなかった。
私が面白がって、2人がその気になるよう誘導していったというのが実際のところだ。

有紀さんとくるみさんが将棋教室に行く時は私を含めていつも3人、全国大会へは家族旅行を兼ねてというように私たちは将棋を楽しんだ。
将棋の腕を上げるためとか、大会で優勝するためとか、表彰される栄誉を目的に2人が将棋を指しているわけではなかった。むしろ、こちらが不思議に思うくらい、2人は、そういうものに無頓着だった。そんなことより、2人は将棋を中心にその周囲のものを含め、楽しんでいたようだった。
おかげで、私も女房どのも大いに楽しませてもらった。将棋にまつわる楽しい思い出は私たち家族の大事な宝物の一つである。

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