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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

冷蔵庫のメモ

2018-10-22 20:37:11 | 日記

堺の取材から帰ると忙しい現実が待っている。でも、無理はしないと、午後からは身体のメンテナンスに出かける。痛かった身体がうそのようによくなる。夕焼けチャイムの時間(16:30)ごろ帰宅すると、部屋が暗く、空寒い。冷たい空気が入ってくる。ああ、もうすぐ11月だなぁ と思う。部屋の寒さでなんとなく心細くなる。いつもの食卓に父が出かけていていないような感じだ。暖房を入れるほどでもないので、急いで上着を羽織る。

夕食の仕度に取り掛かる。冷蔵庫の横にメモが貼り付けてある。「ガス工事」のお知らせだ。この冷蔵庫にメモを貼るのに憧れるのだ。よく家庭教師でお宅におじゃますると、お子さんの学校からのお知らせ等がたくさん貼ってある。「ちょっと待ってね。予定表見てみるから」とお母さまが言う。これは子供のいる家庭の風景だ。我が家には、子供がいなかったし、同じ仕事をしていたから予定表は不要だった。二人とも家で仕事の話はしなかった。だから、冷蔵庫の張り紙は憧れだった。

カレンダーにも予定などを書き込む家が多い。デジタル化されていてもどうも手帳やカレンダーに予定を書く人が多いようだ。友だちのご主人がおかしい。トイレに予定表があるのだが、お友だちがいうには、「あんなに予定はないのに、作って書いているのよ。変な見栄なの」と。ご主人はフリーで仕事をしている。おもわず微笑んでします。予定表にない予定が多い。書くとうんざりするので書かないでおく。

一人暮らしの部屋は寂しくなりがちだ。整理整頓もいいが味気なくていけない。(と言い訳をする)我が家はほどよく散らかっている。本質的にだらしないのだ。でも、それでもいいように言ってくれたので(たぶん本心ではないだろうが)適当にしか片付けない。生活感のない家はあまり好きでないのだ。あたたかさは適当なゆるやかさにある と弁解しているが。

 

 

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