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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

かべのほうかい

2019-05-05 18:51:45 | 日記

夕日が伊吹山をオレンジ色に染めている。明日も晴れかな?と思う。部屋の中もオレンジ色に染まりだした。この時間まで二階にいないから、知らなかったのだろうか。日も延びたのだろう。今日も薄手のシャツ1枚くらいで過ごせた。彦根の教会へミサに出かけられた。彦根城のお堀の周りは、さくらの新緑が美しい。お堀も緑色になる。やっと、今日彦根の教会へ移籍できる。洗礼を受けると、所属の教会に戸籍のようなものができる。転出するときは、転出届けをもらって転入先の教会へ持っていくと前の教会から戸籍が届く感じだ。少し面倒だが、これがとても心強いものになる。彦根の教会で、あたたかく迎えられた。今日はこどもの日なので、子供たちのためにミサが行われた。教会という共同体で神の子供たちを育てていくという考え方だ。

ミサでとても肩の力が抜けて、開放感を味わった。「あれはいけない、こうしなさい・・・」という感じがない教会であり、司祭のお話だった。賛否はあるかもしれないが、司祭が子供達のために「チコちゃんに叱られる」ような質問を出していた。元テノール歌手だったという神父様だ。ミサの帰りには琵琶湖で昼食を食べて帰った。(もちろん、セブンのおにぎり)

この頃、自分が変わったと思うのは、自分から人に話しかけるようになったことだ。決して話をしない人ではないが、自分から口を開くことがあまりなかった。特に自分の環境については。この長浜では、「ああ、そうでしたか。それでもよく一人で長浜にきてくれはりましたね」と喜んでくれる。私の囲い(塀)はなくなりつつあるのかもしれない。なんなのだろうなぁ?この壁の崩壊は。自分を守る必要がないのだと思えたからかもしれない。

オレンジ色の部屋が静かにグレーになっていく。そろそろ夕飯の準備をしよう。

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