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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

不良でいられた時代

2019-05-02 22:06:27 | 日記

五月晴れの1日。今日は母の一周忌だった。名古屋のサッカー友のS家でお餅つき会がある。昨年なくなられたS氏のお母さまは100歳だった。母も3年位前に名古屋に会いに行きたいと言っていた。それが実現できずになってしまった。今日は、母と一緒に出かけた。それが一番いい一周忌のように思えた。おじいちゃん、おばあちゃんとお孫さんたち、独身貴族たち、いろいろな世代人たちが楽しく集う。安心していることができる空間だ。

令和になってからかTVで「昭和のスター」たちを特集していた。若き日のスタータたちには、不良と小悪魔がいた。グループサウンズはどう考えても嵐とは違う。今の女優さんは美しいが小悪魔がいない。作られた小悪魔だ。その可愛さや魔性は自然ではない。昔はそういう魅力ある女優が許されていた。そういう不良や小悪魔にあこがれた。格好をつけて煙草を吸い、お酒を飲んだ。今のほうが自由なはずなのに・・・・。だから不良ができないのかな?電話をすれば父親が出たり、門限があったり。それに対して友達同士で親に対して芝居もした。うちの親は弟には「家で煙草を吸うのはいいけど、外ではすわないこと」と学校で指導されたときに言った。私が終バスがなくなってタクシーで帰ると「タクシーで帰るときは、家のもう少し手前で降りるように」と言った。うちはそんな家庭だった。

体制があればそれに逆らって生きようとした。禁止されれば、破ることを考えた。そんな時代だった気がする。あほなこともしたが、面白いそして残酷な青春でもあった。エネルギーはあったと思う。私の根っこはやはり不良のような気がする。もう許されないのかな。

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