午後のひと時、ソファーで横になっている。北東の風が出てきて、サッシでない飾窓がガタガタと音を立てている。いつごろのものだろうか、そのレトロなガラスの模様に心が和む。目のまえのカレンダー11.12月は雪景色だ。ああ、あと1ヶ月半もすると雪景色になるのだろうか。
先ほど外出すると、桜の木の根の小さな枝に小さな花が咲いている。終わったと思った金木犀がまた盛んに咲きだした。きれいに紅葉した木を見つけるのが難しい。温暖化の問題を思い出した。COP26の問題は他人事ではなく深刻な問題だ。そういえば、以前受験指導をしていた小学生が学校から配布された家庭でできるCo2削減リスト10項目をつけていた。私自身もそうだが、地球温暖化について正しい知識を持っていないのではないだろうか。異常気象を感じていても、ついつい便利な暮らしが身についてしまっている。もっと日常的にTVでも放送されたりネットでも流れたりするといいのだろうな。
コロナも落ち着いて町はだいぶ活気を取り戻してきた。コロナ禍で閉店してしまったお店もぼちぼち新しいお店に変わろうとしている。ただ、それは都会にあるようなこじゃれた洋菓子店が多い。そうかと思うとなんでも「近江牛」が枕詞につくパン屋やすし店だ。町は食べ歩きを楽しむ?人ばかりだ。
サッカー仲間から寄付金の書留が届いた。もう、83歳になられる東北の方からだ。10年のお付き合いになるだろうか。草サッカーをその地で作っていった人だ。そのメンバーが一人欠け、二人欠けしていくさびしさを書かれていた。ご本人もがんだが、80歳を超えるの手術等はしないそうだ。「また、来年宮城の大会で会いましょう」で手紙は結ばれたいた。
そんなことを受け止めながら皆さんに寄り添っていければと思った。