だいぶ夜間冷え込んできたのか、出ていた手が冷たくて目が覚めた。それでも体調がいいのかお布団のなかは天国だ。コロナの感染が広がるときは、夜はよく眠れなかった。気持ちが不安定だったのだろう。
少し前に見たネットの見出しに「初めて姓を得た人を祝福して差し上げたら・・・」があった。ああ、そうか、「名」はあっても「姓」は・・・。私たちは親の出生届と同時に「姓」を得ることができる。この問題も時代の流れで難しくなるのだろうか。そもそも戸籍があるのは、日本のほかは韓国と台湾だけだ。だから、チュンさんは父親を探せたんだ。(失礼、横道でした)海外では出生、婚姻、死亡の各登録簿の他に、家族簿を設けていることが多いらしい。婚外婚の場合でも名簿がある国もある
夫婦別姓はこれだけ働く女性も多くなったから、考える必要はある。でも、夫となる人の姓に変わることがうれしい人もいるかもしれない。様々な面でこの国はやはり保守的だ。ご夫婦でなにか資格を取るときや美術や音楽などを志すときは男性が女性(奥さん)に助けてもらっている場合が多い。養う力もないのに結婚だなんてという考えもかなり多いことに気が付いた。この雇用が不安定な時代にはさまざまな夫婦の形もあるだろう。二人がOKならばそれでいいと思う。さらに結婚届など出さずに事実婚の人もいる。
この頃思うのは、夫婦でもお互いの生き方をしっかり持って話し合いながら生活していくのがいいのだろうということだ。そういう時代になってきているのではないだろうか。私に周りでは、老後何をしていいのかわからない(ただ買い物をするくらいの)人がいる。そういう意味では、厳しい時代だ。だから、二人は自立して一緒にいることに意味があるのだろう。いいなぁ、そういうご夫婦は。