今日は朝の室温が10度を下回った。部屋を歩くと寒い!今日は京都へ出かける。朝から時雨ている。薄手のコートでは寒く、ダウンコートにマフラー、帽子、手袋といういでたちだ。琵琶湖を南にいけば晴れているのだろうが、駅まで歩くには仕方ない。案の定、米原を過ぎると青空が見えてきた。ああ、このマフラーと帽子はどうしよう。
京都は嵯峨嵐山に近い静かな寺を訪ねた。こじんまりとしていい雰囲気だ。訪れる人も少ない。紅葉はやはり茶色で縮れている部分もある。やはり、少しずつ「紅色」が退色しているようだ。庭を見ながらのんびりする。この京都の寺の安らぎと安心感は何なのだろう・・・。おだやかな心になる。京の町の裏道に入ると、ほっとするのと同じ感覚だ。「おかえりモネ」ではないが、「おかえり」と言ってくれるようだ。嵯峨嵐山の駅は若い人でいっぱい!それでも外国からの観光客がほとんどいないので人は少ないという。ああ、くわばら、くわばらと急いで京都駅へ向かった。
京都のパンはやはりおいしいとせっかくの京都でパンとコーヒーの昼食だった。長浜はパンがおいしくない。なにかパンのいう感じがしない。(うまく言えません)コーヒーも誰かに入れてもらうのは美味しいね。京都から宇治へ。宇治の紅葉はきれいだった。宇治駅から少し登ったところにある霊園だ。キリスト者の墓地はもういっぱいなところばかりだ。霊園のお墓のプロの説明に納得して、ないも残らないならせめてお墓だけでもと思えた。
京都はさまざまな顔をしている。そのむしろ地味な部分とこじんまりしたところが私は好きなのかもしれない。昨夜は、自分はどうしたらいいのだろう?と思った。でも、京都の路地や細い格子戸のある家を見るとそんな気持ちが消える。生きていてよかったね。お墓も決まったし。笑。