処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

再会の街で

2008-01-26 21:32:23 | 映画
原題:REIGN OVER ME

「9.11」で妻と娘二人を亡くして精神に深い傷を負って社会から隔絶した男が、医学生時代からの親友の友情と献身で、次第に自身を取り戻し、やがて再起の道にたどり着くまでのヒューマン・ドラマ





心を病むチャーリーを演じるアダム・サンドラーは、コメディ作品が多いというが、どうしてどうしてシリアスな役が見事。
ウームと唸るほど圧倒的な存在感は、レインズ判事役のドナルド・サザーランド。
ラスト近くの彼の登場でこの映画が一気に締まる。






社会を拒絶するチャーリーの心を表すグッズが二つ。一つがヘッドホン。流れる曲はプリテンダーズからザ・フー、ディランなどロック・クラシックス。ファンにはたまらない。もう一つが、スクーター。バス、地下鉄での大衆との交錯をしないために。




新宿武蔵野館、90点。


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北海道

2008-01-24 14:46:01 | 舌鼓
3人の会。
北海道の郷土料理の店。居酒屋というにはでか過ぎる。
が、でかい分だけ席のヴァリエーションが多く、使い勝手がいい。
テーブル席、囲炉裏席、個室(座敷、テーブル席)、カップル・シートまである。
地上20階なので、居酒屋モードで夜景を楽しみながら酒肴が味わえるという不思議な空間。



フリードリンクには500円違いで「特選コース」がある。質量ともに格段の差で、のん兵衛にはたまらない。







〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザビル20F
03-5225-2878
http://www.hokkaido-aji.com/


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BILL EVANS TRIO with Simphony Orchestra

2008-01-23 23:47:13 | ジャズ
CD Club 1月新譜

1966年の「ア・シンプル・マター・コンヴィクション」(b:エディ・ゴメス、d:シェリー・マン)と65年の「ビル・エヴァンス・トリオ・ウィズ・シンフォニー・オーケストラ」(b:チャック・イスラエル、d:ラリー・バンカー、orc指揮:クラウス・オガーマン)の2枚のアルバムが原盤。

偉大なジャズマンは、例外なくクラシック・オーケストラと共演したがったし録音も残している。その意味では、ジャズ・ピアノ史上屈指のエヴァンスがどう弾いたかは、ファンにとって大きな関心事であるし、希少価値もこの上ない。
しかし、結果はどうか。トリオ演奏を上回ってはいない。「まあ、こんなのもあってもいいか」というのが率直な感想。

オーケストラが居ようと居まいとトリオはトリオ。些かも影響はされないし、超然としている。それでいいのだ。

1、A Simple Matter Of Conviction
2、Stella By Starlight
3、My Melancholy Baby
4、I'm Getting Sentimental Over You
5、Granadas
6、Valse
7、Prelude
8、Time Remembered
9、Pavane
10、Elegia
11、My Bells
12、Blue Interlude
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スザンヌ・プレシェット

2008-01-21 23:59:51 | 映画


邦題『恋愛専科』、英題「Rome Adventure』
高校生時代に観た彼女の映画は私の宝物。
エミリオ・ペリコーリの歌う主題歌『アルディラ』とともに、
私の青春の記念碑。



憧れの彼女の訃報が届いた。享年70歳。
その後の彼女は必ずしも、作品に恵まれなかったと思っていたが、
実際には、ハッピーな生涯だったよう。

合掌。

http://jp.youtube.com/watch?v=aGMC9A_k6zQ

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迷子の警察音楽隊

2008-01-18 23:44:54 | 映画
原題:Bikur Ha-Tizmoret 英題:THE BAND'S VISIT




エジプトのアレクサンドラ警察音楽隊が文化交流の公演のためイスラエルの街に出かけるが、都市名のスペルの一字違いで、とんでもない片田舎の町に着いてしまう。その町での一晩の民泊の物語。

政治も歴史も文化も民族もそして宗教も異なった人達の、ちぐはぐ、ギクシャク、おそるおそる、ホノボノの交流が、少ない台詞で展開される。
サッソン・ガーベイの音楽隊長が素晴らしい。間合い、不器用なしぐさ、寡黙、まるで素人。それゆえか、観る側は感情移入をさせられる。カフェの女主人とのやりとりのンの味のあること。





カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の国際批評家連盟賞、ジュネス賞、人目惚れ賞。東京国際映画祭東京サクラグランプリ受賞。



シネカノン、90点。








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混雑避けて

2008-01-07 21:46:37 | 
喧騒の三が日を過ぎ、空いた時間と場所を避けて、出かける。
快晴・無風・温暖の最高のコンディション。



例によって、定番の小田厚の平塚PA。
出来立てのおにぎり。
今回は「ごまこんぶ」「鮭」「明太子」。旨いこと。
傍らの雑木に群がる雀に、ご飯粒の塊を投げ与える。
暫く周りを用心してから銜えにかかったが、大きくて食べられない。
その様子のおかしいこと。



日本人はなんて富士山が好きなんだろう。
雲一つ無い山間の道路際には、どこも数台が駐車し、撮影中。
家へ帰って、チップを見たら、何の変哲も無い富士山ばかり。
それが分かっていても、撮ること撮ること。



山の次は海。
凪の海を、漁を終えて帰る漁船。
夕方の刻々色の変わる海上を行く遠景は詩情に溢れている。
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箱根駅伝

2008-01-03 00:00:35 | 社会
 今年の箱根駅伝の往路は、早大が5時間33分8秒で、1996年以来、12年ぶりに13度目の往路優勝を果たした。

 順天堂大の5区・小野裕幸は、芦ノ湖半のゴール500メートル手前で棄権する結果となった。蛇行して転倒、力を尽くして立ち上がり、数メートルで停止、フラフラと座り込む。監督が伴走車から駆けつけるも、触れればレース脱落となる。が、救いの手を出した。この一部始終が生中継。何と残酷なシーンか。脱水症状による低血糖状態に陥ったことが原因で、症状は比較的軽かったことを知り安堵する。

 このアクシデントは、小野のこれからの人生をどう運ぶのか。暫し思いに耽る。
  
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明けましておめでとうございます

2008-01-01 20:23:25 | 身辺雑記
(友人が2008年の元旦に、多摩川越しのご来光をゲット)

今年も宜しくお願い致します
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