処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

メロウブリーズ・フルアロマティック

2015-12-29 15:49:35 | パイプ

製造国 デンマーク

形 態 パウチ

定 価 1250円  

 

            

スウェーデンの人気銘柄という。その名の通り香り豊かで、封切り前のパウチをバッグの中に入れておいても、芳醇な香りが、バッグ一杯に漂っている。

喫煙しているスペースよりも、離れた空間の方が、より馥郁感がある。さらにその隣に行けばマイルド感が増す。

階下から上がってきた家人が「いい香り」と。こんなことはめったにない。

ネットにはブルー・ベリーの香りと記されてれているが、そう言われてみればそうか。

喉越しが良い。たしか色違いのパウチもあったように思う。旨いので次はそちらも求めてみよう。

 

 

 

 

 

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平塚市立大野中学校

2015-12-23 16:20:43 | 身辺雑記

 

  

 この校章にデザインされているのはさつま芋の葉っぱである。他の中学それも街なかの中学生たちからは、「イモチュウ(芋中)」「イモチュウ」とからかわれたものである、半ば蔑みで。

通学域内にある国の農業試験場が研究や実験の実証として近在の農家に、開発した技術を試みをしてもらっていた先進的な田舎であるのに。

同じ町内に住み、一緒にこの中学を卒業し、ともに同じ高校に進んだ4人が30年ぶりに会い、食べ、飲み、語りあった。4人が一人も欠けなかったこと、ぴったり都合がついたこと、が素晴らしい。

4人の中間距離で選んだ中国料理店。会った刹那は「?・・・」、会話もギクシャク。でもそれは数分。後から後から当時の記憶が蘇ってくる。

     

いずれも戦い終えたOB。今は年金生活ながら、引き続き職に着いている。拓大名誉教授(八王子在住)、理科大名誉教授(横浜在住)、船会社役員(秦野在住)、広告代理店役員(川崎在住)。

担任の先生の思い出、洟垂れ時代の悪ガキ仲間とのチャンバラ遊びや仲間はずれの泣き笑い、泥だらけで三角野球、暗くなったらそのままテレビのある家に上がり込んでワイワイガヤガヤ、家族の今、学生時代のクラブ活動、働き盛りの苦労話、闘病記、エトセトラ、エトセトラ、話の尽きることがない。

 ♪ 思えば遠くに来たものだ ♪    禿げて、白くなって、眼鏡がかかって、髭を生やして、歩幅が小さくなって。

いろいろあった人生。でも今、昔の同時代を再び共有出来る。健康だからこそ出来た。

次に会う日を約さなかったが、それでいい。自然体がいい。必要になった奴から声がかかる。

 

 大野中学校歌   木俣修 作詞  沖 不可止 作曲

一、限りなき緑の起伏 麦は燃えて揚雲雀鳴く

   明るき校舎ここにして  窓打ち開き呼ぶ声の

      勢いぞ徹れ一筋に  学べよ深く我が真理

      栄えあれ我ら大野中学

二、果てしなき広野のかなた  雲を抜きて富士が嶺は照る

      白砂の庭べここにして  友もろともに追う技は

      意気にぞ燃ゆれたくましく  鍛えよ直くわが生命

      幸あれ我ら大野中学

三、さやかにも大気の澄みて  馬入の川は水も香に顕つ

      行き交う草生ここにして  瞳清若く持つ夢に

   胸こそ踊れのびのびと 育め高く我が理想

   誇れよ我ら大野中学

随分と高尚な歌、こんなの歌っていたんだ。意味判っていたかしらん。

 

 

 

 

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上海蟹

2015-12-15 08:49:02 | 舌鼓

友人夫妻と夫婦二組で忘年会。

これまで年末には、京野菜、もんじゃ、フレンチ、しゃぶしゃぶ、イタメシ、水炊き、いろいろ楽しんで来た。で、今年は上海蟹。

   

     《上海庭》

オフィスに近くリーズナブルなので、折に触れ利用してきたが、店の場所が変わった。これまでのビルの地下の立地から、道一本隔てた新築ビル。何と4階全フロアー。

聞けば、テナントだというが、真新しい中国製の調度品、家具・花卉・書画すべてが新品。居酒屋風の猥雑が一転高級中国料理店に様変わり。文字通り「びっくりポン」。

旧店では飲み食い放題3150円が、3500円に値上がりした。まあこれは許容範囲か、止むを得ん。

蟹は酔蟹(前菜)と茹蟹四杯。画像は茹蟹。ふかひれスープも付き、蟹炒飯など料理に満足。デザートは濃厚な杏仁豆腐、美味で唸る。「今年は蟹が少なくて、値上がりしてます。スイマセン」とチーフの弁。上海蟹コース6800円。ちゃんとした立派な食べ甲斐のある蟹ではありました。紹興酒が二本空く。

帰りはロマンスカーの時間までサザン・テラスのイルミネーション見物。今や年末の風物詩。クリスマス・ソングが鳴ってもこのイルミネーションが満艦飾に輝かないと歳末の気分になりません。

  

 

 

 

 

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ミケランジェロ・プロジェクト

2015-12-06 17:18:15 | 映画

原   題 THE MONUMENTS MEN

制 作 国 アメリカ

上映時間 118分

監     督 ジョージ・クルーニー

出     演 ジョージ・クルーニー、マット・ディモン、ビル・マーレイ、

              ケイト・ブランシェット

  

楽しい映画である。戦争映画でありながら、戦闘場面や殺戮のシーンは主題には似合わない。かといって、前線基地の兵士や武器が行き交うありさまは、本格的な戦争映画と同等以上のリアルさで描かれている。

 

  

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線が舞台。ナチスに奪われた美術品の奪還をミッションとする連合国チームの活躍がストーリー。観る者には、高尚な文化意識・文明の擁護者意識を自認させ心地が良い。

ドイツ軍に占領された美術館に勤める職業婦人。ドイツ人俳優と思いきや ケイト・ブランシェット。気品と心に秘めた抵抗心、スタイリッシュなノスタルジック・ファッション。地味ながらキー・パーソンを演じる。

何より楽しいのはジョージ・クルーニー率いるチームの個性の豊かさ。こうした集団と個人のスタンスは、アジアの民族には見られないのではないか。欧米の自由と民主の歴史の中で紡ぎだされたものだろう。

   

閑話休題。第二次世界大戦を描く殆どの映画では、ナチス・ドイツは常に敵であり悪である。これらの映画を観るドイツ国民は、果たしてどう思っているのだろうか。我が国内でみる日本軍を敵にした外国製の映画には複雑な思いがある、納得できない少なからぬ部分がある。彼此を比べて思いをやる。

ユーロのトップ・リーダーとして牽引し続けるドイツという国には、この大戦への償いとはほかに、屈辱というか悔しさ、戦後70年に至っても悪と言われ続けられる悔しさがバネになっているのではなかろうか。

オフィシャル・サイト

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