処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

結庵

2011-03-27 13:36:16 | マッチ・コレクション

健康阻害と増税で煙草の環境は大きく変わり、その煙草に火を点けるマッチは、 今や絶滅種。やがて消えゆく運命にある。

”滅びの美学”などと、大仰なつもりはないが、消えゆく文化の最後の残り火を、コレクションしてみよう。

      

積極的収集ではなく、普通に入った店などでマッチを所望する。「ある」店に出っ食わすのは珍しい。

 結庵・ぐるなび

@3500円のコースに+2000円の飲み放題。5人。

料理もインテリアも大人向き。そのわりにはリーズナブル。夜景も売りの一つ。

 

「マッチ擦る つかのま海に 霧ふかし身捨つるほどの 祖国はありや」

                                                 ん? 関係ないか。

   

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月光の聖者達

2011-03-24 09:22:02 | 音楽

『 MUSIC MAN 』 by KUWATA KEISUKE

           

 夜明けの首都高走りゆく

車列は異様なムードで

”月光の聖者達”の歌が

ドラマを盛り上げる

 

知らずに済めば良かった

聴かずにおけばよかった

「人生はまだ人生は始まったばかりだ!!」って

胸が張り裂けた

 

ひとりぼっちの狭いベッドで

夜毎 涙に濡れたのは

古いラジオからの

切ない”Yeah Yeahの歌”

 

今はこうして大人同士に

なって失くした夢もある

時代は移ろう

この日本も変わったよ

知らぬ間に

 

二度とあの日の僕には

戻れはしないけど

瞳を閉じりゃ煌めく季節に

みんなが微笑ってる

 

ひとりぼっちの狭いベッドで

夜毎 涙に濡れたのは

ビルの屋上の舞台で

巨大な陽が燃え尽きるのを見た

 

現在がどんなにやるせなくても

明日は今日より素晴らしい

月はいざよう秋の空

”月光の聖者達”

Come again. please.

もう一度抱きしめたい

 

素敵なCM  いいセンスしています

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帝国ホテル

2011-03-21 11:27:28 | 社会

3.11の夜。東日本の都会は、家族の安否を気遣う帰宅難民の流れで溢れた。就中東京。

帰れるのならまだいい。底冷えの巷に放り出されて行き場のない人たち。

帝国ホテルには、周辺に勤めるのビジネス・パーソンや商店関係者など、安心と安全を求めて大量に避難してきた。部屋はすぐに満室。ロビー、アーケードの通路などに着の身着のままで夜を明かした。

   

 

ホテル側は、身を寄せてきたすべての人たちに毛布を配り、朝にはスープとパンを用意したという。アーケードで働く人から伺った。

これこそブランド。日本を代表するホテルとして業界を牽引してきたが、それだけのことはある。

政治家の無能無策とは対照的に、被災者、救援者、復旧作業者などなど、普通の国民のわが同胞は、実に驚嘆すべき資質を示している。頑張ろう!日本! 自分にできることは何か。不自由・不便のシェアぐらい喜んで引き受けよう! そのくらいのことしか出来ないのだから。

イライラしらり、ブツブツしたりは、恥ずかしい。日本人が試されている。

     

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本よ! 頑張ろう! 

2011-03-18 23:19:15 | 社会

 

ツイッターを集めたサイトが、感動の涙を呼んでいる。

人は強い。人の心は温かい。

メディアは、こうしたことをなぜやれない!!

 

 

           

  

 

 

「自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?言葉に気をつけろ。」と返事。ぜんぜん眠っていないであろう旦那に、「大丈夫?無理しないで。」とメールしたら、が。彼らはタフだ。肉体も、精神も。 

 

 

 今日5歳の息子に言われました。「大丈夫だよ、ママ。地震が来たら頭守ってね。地震が終わったら外にママ連れてじぃちゃんとこ行くからね」小さい体で守ってくれようとする息子に涙が出ました。子供の大丈夫って言葉がこんなに大きいと思わなかった。ありがとう。 

 

 

個人商店で「困ったときはお互い様セール」やってた。日用品とかが安くなってんの。日頃から値下げしまくってギリギリ運営だった癖に……! ほとんど儲け出ないと思われる数字の値札を貼りながらにこにこ笑うおばさんに感動した。 

 

 

父が明日、福島原発の応援に派遣されます。半年後定年を迎える父が自ら志願したと聞き、涙が出そうになりました。「今の対応次第で原発の未来が変わる。使命感を持っていく。」家では頼りなく感じる父ですが、私は今日程誇りに思ったことはありません。無事の帰宅を祈ります。 

 

 

イスラエル人にヘブライ語で声を掛けられた。困っていたら知り合いのパレスチナ人が通りすがり、通訳してくれた。「日本は大丈夫か?僕は深く祈るから」と言ってくれた。パレスチナ人とイスラエル人が握手をしてる笑顔に包まれた。涙が出た 

 

 

子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、レジ横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行きました。店員さんがその子供の背中に向けてかけた「ありがとうございます」という声が、震えてました。 

 

 

日本のために祈っています.
一つだけである地球そしてその中に住んでいる私たちは皆家族です

心が痛くてずっとなみだが出ます. しかし希望はそばにあります
.

 

 

NHKの男性アナウンサーが被災状況や現況を淡々と読み上げる中、「ストレスで母乳が出なくなった母親が夜通しスーパーの開店待ちの列に並んでミルクが手に入った」と紹介後、絶句、沈黙が流れ、放送事故のようになった。すぐに立ち直ったけど泣いているのがわかった。目頭が熱くなった。  

  

 

避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」
と漏らしたとき、横に居た高校生ぐらいの男の子が
「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します」
って背中さすって言ってたらしい。大丈夫、未来あるよ。

 

 

停電すると、それを直す人がいて、断水すると、それを直す人がいて、原発で事故が起きると、それを直しに行く人がいる。勝手に復旧してるわけじゃない。俺らが室内でマダカナーとか言っている間クソ寒い中死ぬ気で頑張ってくれてる人がいる。

    

  

韓国人の友達からさっききたメール。「世界唯一の核被爆国。大戦にも負けた。毎年台風がくる。地震だってくる。津波もくる。・・・小さい島国だけど、それでも立ち上がってきたのが日本なんじゃないの。頑張れ超頑張れ。」ちなみに僕はいま泣いてる。

 

 

物が散乱しているスーパーで、落ちているものを律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を払って買い物をする。運転再開した電車で混んでるのに妊婦に席を譲るお年寄り。この光景を見て外国人は絶句したようだ。本当だろう、この話。すごいよ日本。

 

 

ディズニーランドでは、ショップのお菓子なども配給された。ちょっと派手目な女子高生たちが必要以上にたくさんもらってて「何だ?」って一瞬思ったけど、その後その子たちが、避難所の子供たちにお菓子を配っていたところ見て感動。子供連れは動けない状況だったから、本当にありがたい心配りだった。

 

 

駅員さんに「昨日一生懸命電車を走らせてくれてありがとう」って言ってる小さい子達を見た。駅員さん泣いてた。俺は号泣してた。

 

2歳の息子が独りでシューズを履いて外に出ようとしていた。「地震を逮捕しに行く!」とのこと。小さな体に宿る勇気と正義感に力をもらう。みなさん、気持ちを強く持って頑張りましょう。

  

 4時間の道のりを歩いて帰るときに、トイレのご利用どうぞ!と書いたスケッチブックを持って、自宅のお手洗いを開放していた女性がいた。日本って、やはり世界一温かい国だよね。あれみた時は感動して泣けてきた。
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災危機を「管理危機」にするな

2011-03-16 23:12:58 | 社会

初代内閣安全保障室長・佐々淳行氏が今回の東日本大震災に関して産経ニュース・ネット版に寄せた一文である。

       

 

◆弱い首相の時に大事件起きる

 菅直人・仙谷由人民主党政権で国家危機が起きたとき、本当に大丈夫か?という国民大多数の不安は不幸にも的中してしまった。

 今進行している状況は、「危機管理」に非ず。「管理危機」(レーガン米大統領暗殺未遂の際のヘイグ国務長官の言)である。野党の良識ある「政治休戦」で、土肥隆一衆院議員の竹島韓国領有権共同宣言署名も、菅首相の在日韓国人からの献金問題も吹き飛んだ感があり、「これで菅政権の寿命が延びた」との声もあるが、とんでもない話だ。菅氏は、ある程度、落ち着いたところで、東日本大震災の危機管理の大失敗の責任を取って、総辞職すべきである。

 民主党は、マニフェスト(政権公約)に治安・防衛・外交全般にわたるまともな安全保障政策を盛っておらず、国家危機管理に無関心だ。護民官精神も国家観もない首相・閣僚の資格条件を欠く市民運動家が政権にあったことは、日本国民にとって不運だった。海部俊樹首相下の湾岸戦争、村山富市社会党首相下の阪神淡路大震災とオウム真理教地下鉄サリン事件のように、弱い首相の時に、大事件が起きるという危機管理ジンクスがまたまた当たってしまった。

 何が「自衛隊、警察、消防(ちょっと間を置いて)、海上保安庁の活動に心から感謝」だ。菅首相は全国放映のテレビで空々しい賛辞を口にする前に、「民主党の安全保障行政欠落は政党としての誤りでした。危機管理軽視も反省します。特に仙谷前官房長官の『自衛隊は暴力装置』『海上保安庁は武器を持った集団』という発言は甚だ不当な失言で、仙谷氏に撤回させ、謝罪させます」と国民に謝ってから自衛隊10万動員と言え。

 ◆手の平返し何でも自衛隊頼み

 それも、不見識にも2万→5万→10万と、たった2日の間に危機管理の禁忌である「兵力の逐次投入」の愚を演じ、さらに、戦後初めて予備自衛官の非常招集を行うとは、手の平を返したように何から何まで自衛隊、である。

 仙谷氏も疚(やま)しい沈黙を守っていないで堂々とテレビ会見してもう一度、「自衛隊は暴力装置」と言うか、撤回して謝るか、民主党のためにも姿勢を明らかにせよ。

 公共事業を目の敵にして事業仕分けするから建設業者がブルドーザーなど重機を中国や東南アジアに売ってしまい、災害地の瓦礫を撤去する者が少なく、自衛隊施設大隊に頼らざるを得ないのだ。

 「政治主導」も誤りだった。政務三役で国家危機管理ができるのか? 役人のやる気をなくしたから情報や初動措置が遅れ、「オーダー・カウンターオーダー・ディスオーダー(命令・変更・混乱)」の大混乱が起きている。東京電力と首相官邸の「計画停電」の二転三転、七転八倒はその典型で、目を覆いたくなる醜態だ。国民は懐中電灯、電池、ロウソク、保存食をスーパーの棚を空にして備え、被統治能力(ガバナビリティー)の高さを示したのに、政府側はまさに統治能力(ガバナンス)の低さを天下にさらした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災(東北太平洋沖地震/東北関東大地震)

2011-03-13 23:22:31 | 社会

2011年3月11日午後2時46分。

日本列島が突然巨大地震に襲われた。オフィスの床・壁は波打ち、掛け時計もテレビも落下・破壊。これでもかこれでもかとデスクにしがみ付くのを嘲笑うかのような波状激震。こんなことで死ぬのかと恐怖心が突き上げてくる。一旦収まって助かったと思うや否や第二波。より激しい。・・・

よくぞ倒壊せずに負傷もせずに生き残れた。実感である。帰宅は文字通り災害難民。246は、黙々と急ぐ人の波。6時間かかって家族のもとに辿り着く。

   

 

翌日、報道は大津波の映像一色。時間を経るごとに、凄惨な有様が次々と目の前に展開される。

仙台の東北支社の同僚が一人、消息が掴めないことが判明。営業先で巻き込まれたか。あらゆる手を尽くすも、為すすべなし。

今朝、対策本部で協議。解散後に「無事」の一報がメールで飛び込んできた。「やった、万歳!!」

宮城県警は、犠牲者は1万を越す見通しを発表した。とてもそれでは収まるまい。福島原発も相次いで危険域に達してしまった。

国民を忘れた政治への天罰だろう。人間の尊大に対する自然のささやかな抵抗でもあろう。合掌。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春先蕾

2011-03-06 22:21:53 | 四季

何やら玄関先の感じがいつもと違う。何だ?

見た感じ? 何の音? 見た目でもなし、音がするでもなし、ん! 

匂いだ!!  花の香り!!  昨日まで蕾だった沈丁花だ!!

    

薫りがするところ、しないところ、濃淡がかすかにある。

    

我が家に春がやってきた。

で、デジカメをとってきて周りを探す。蕾を探す。

で、写したのがこの2枚。

     

     藤

         

    牡丹

     

  これは昨年4月の映像。弥弥春爛漫の季節が来る。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RED レッド

2011-03-03 15:04:34 | 映画

制作国 アメリカ

時間  111分

 

のどかな年金生活を送っていた元CIA要員が、突然、屈強の武装者に襲われる。反撃しては逃げていく過程で次第にわかってきたことは、襲撃してきたのは古巣のCIA。狙われるゆえんは?彼らの反撃と結果は如何に?、という一味捻ったアクション冒険映画。

かつて華々しい活躍をしてきたとはいえ初老のリタイア組のいわばアナログ世代と、情報とシステムと科学で捜査・攻撃をするディジタル世代との勝負。結果は、アナログ世代の勝ち。

意外というかニンマリしたのは、リタイア組の一人ジョン・マルコヴィッチ。これまで奇人変人(失礼)の類いと認識していたが、いやいまでもそうなのだろうが、素敵なジイサマになっていたのには驚き。

また、あの「クィーン」で英国女王を演じてアカデミー賞をはじめとする各賞を総なめしたヘレン・ミレンのカッコイイこと。男顔負けの活躍にヤンヤの喝采を送っちゃいました。

            

 

嬉しい発見は、アーネスト・ボーグナインとリチャード・ドレイファス。新聞掲載の広告には、キャストに彼らの名前は無かった。気付かなかったのかも知れないが・・。封切りより大分経ってから出るようになってきたが・・。

     

中年から初老域のオジサン、オバサンには元気がでる、「まだ捨てたもんじゃないぞ」と啖呵切りたくなる痛快な映画であった。

 オフィシャル・サイト

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする