このブログのタイトルは《 となかい 》。あの動物のトナカイを指すのではない。十七回を音読みすると《 じゅうしちかい 》或いは《 じゅうななかい 》。これをさらに捩じって強引に《となかい》となったようだ。1921(大正10)年に創立された神奈川県立平塚女子校が源流。学制改革などで1950(昭和25)年に男女共学となり、この年からの17番目の年に入学した生徒たちの勝手な集まりを名付けたものである。
平塚江南高校
会場のレストランのイタリア館
世にいう団塊の世代は1947年生まれからの3年間。その前年が我らの世代。古希の集まりを最後に同窓会は終了。その後、気の置けない仲間内で続けようと始まったこの《 となかい 》。当初は30人を越す集まりだったが、一人消え二人消え、近時の1月25日には17人が集まったのだった。
年に一度、平塚市内のレストランやスナック、時には中華料理店などで17時から。10年ほど前までは二次会三次会と元気だったが、特にコロナ禍以降は、東京住まいの人もおり、ランチ時間の開催となった。なんといっても御年78歳の面々。「転んだら一大事」との幹事の采配である。
今回の集まりは、仲間の水島藤一郎氏=日本年金機構理事長=の【 旭日重光章 】受賞の祝賀を兼ねていた。昨秋の受章のニュース時に、この種の褒章にはとんと縁のない身なので「是非どんなものか後生のために見せて欲しい」とせがみ、今回スマホ画像での眼福とさせて貰った。
特大の賞状は、二個の勲章とともにガラス額に収納されており、とても一人では抱えきれない大きさ。「見せて欲しい」との言い草はなんと世間知らずだったかと一人赤面したのだった。