Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の『レーピン』展に出掛ける。
ロシア国立トレチャコフ美術館所蔵の油彩・素描の93作品を展示。
何と言っても、肖像画が素晴らしい。モデルの内面を射抜いたかのような表現。リアリズムに溢れた写実。
トルストイの画の前では暫しうち眺める。
有名な『ヴォルガの船曳き』。彼が名声を確立した重労働に就く貧民を描いた作品群。
実はこの日、涼を求めて、水族館かプラネタリウムかの論争の末、プラネタリウムが勝ち、渋谷の ”コスモプラネタリウム”に行ったのだが、結果はイマイチ。
で、ブラブラ歩いて、この展覧会に行き着いたという次第。なかなかに迫力ある展覧会。
こう言ったら五島家に失礼だが、上野の森あたりで開催されていたら、もっと広範かつ多量の人々に知ってもらえたかな、と、一瞬思ったのだった。