我が父
2011年12月18日(日)午後4時56分 特養ホーム《アルナ園》にて永眠。
延命せず、体力の衰えに従う。
家族の看とりの中で深呼吸をして息を引き取る。
見事なほどの天寿の全う。
享年92歳 合掌。
我が父
2011年12月18日(日)午後4時56分 特養ホーム《アルナ園》にて永眠。
延命せず、体力の衰えに従う。
家族の看とりの中で深呼吸をして息を引き取る。
見事なほどの天寿の全う。
享年92歳 合掌。
先々週と先週、2週に2回、山口・米子・松江を訪れる。本年最後の出張。
往路も復路もANA機は、結構揺れた。この気味悪さには慣れるということはなかろう。
山口駅で「やまぐち号」に遭遇。昔のチョコレート色の客車とは嬉しかった。
米子行の際には境港に足を延ばし、水木しげる記念館に。
商店会とひとつになった町興しは、必ずしも成功しているとはいえないが、地域の人たちの誇りと温かさとユーモアセンスが伝わってくる。鬼太郎は愛されている。
米子から松江まではJRの各駅停車で40分の旅。手動で開閉する2両編成の列車の運転手は若い素敵な女性。懸命な仕事振りが好印象。
それにしても、午後7時の米子駅前の寂しさ暗さは、我が国の今の姿を象徴しているような気にさせられ、暫し萎えたのだった。
熊本県人吉市へ一泊出張。
東京からはANAとの共同運航のソラシド・エアーで鹿児島空港へ。同社は九州を主体としたローカル航空。乗り慣れない機材の上、悪天候でちょっと怖い乗り心地。
鹿児島空港からは車で九州道を北上し、約2時間で人吉市。田園が広がる典型的なローカル市。素朴な原風景が続く。
泊りはビジネス・ホテル『さ蔵』。飲めるかけ流し湯。趣向を凝らした各種温泉がふんだん。日帰り湯もあり、勤め帰りやレジャーに利用する客も多い。別棟には、300円の家族風呂が4つ、24時間OK。
ホテル前景
狸がお出迎え
ホテルのエントランス 靴は下駄箱へ
清潔で素朴な居室には電話が無い
人吉と言えば球磨焼酎。28の蔵元は今、一丸となってブランディングに取り組んでいる。スコッチと言えばウイスキー、ボルドーといえばワイン、《クマと言えばショウチュウ》、という次第。
この運動の盟主的存在は高橋酒造。その伝承蔵は白米焼酎の製造過程の人型模型や自社の27年間のテレビCMの常時放映などのアミューズメント。なかなかに見応えがある。
こちらで求めたのは、御当地でしか売られていない銘酒《待宵》四合1700円也。
さあ、いつ飲もうか。