永住先のラスベガスから3年ぶりに一時帰国した先輩Mr.Nobu。その歓迎の小宴の集まりで、彼の友人の実業家から、記念に戴いた佐藤亜土の作品。
黒色の中の朱色部分がお分かりになるだろうか。そう、エルヴィス・プレスリーのステージをモチーフにしている。この部分の色だけを変えて10作品があり、青の作品をもう一方が戴いた。
ちなみに、この御仁の一時帰国は参院選の支援のためである。こうした支持者に支えられる候補や政党は強い。年々投票率が下がりゆく我が国の有権者は、なべて見習いたい。民主主義は一人から始まるのだから。
ビートルズが登場する前、プレスリーは洋楽好きの若者のシンボルだった。一つの時代の刻印であろう。アンディー・ウォーホールがそうであったように。
「エルヴィス」
- 作家名カタカナ
- サトウ アド
- 作家英名
- SATO, Ado
- 生没年
- 1936 - 1995
- 制作年
- 1957
- 材質・技法
- シルクスクリーン
- 中央下部の極小英字の内容は次の通り。
"ELVIS" ADO SALON DES INDEPENDENTS JOURNAL YOMIURI. MUSEE DELA VILLE DE TOKYO.1957.250x100 CM
鉛筆文字は自著で、左はE/A 右はAD 1957-92とある。