処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

CLIFFORD BROWN emarcy years

2011-04-30 23:53:54 | ジャズ

クリフォード・ブラウン・エマーシー・イヤーズ

CD Club 5月新譜

モダン・ジャズの創始者バードことチャーリー・パーカーをして「信じられない。お前さんのプレイは確かに聴いたけど。それでも信じられない」と言わしめたクリフォード・ブラウン。

1956年6月26日に自動車事故で命を落とした。フィラデルフィアから次の仕事のシカゴに向かう途中だった。25歳。

彼を追悼してベニー・ゴルソンが作曲した「アイ・リメンバー・クリフォード」は、いまでも多くのジャズメンに愛され、演奏され続けている。

   

ジャズ・プレイヤーとしての活躍はわずか5年間。この間のリーダー・アルバムは15枚。

その中の5枚から選ばれたのが、このアルバムの24曲である。いずれもマックス・ローチとのユニット である。

《 DISC 1 》

  1.Jordu

  2.The Blues Walk

  3.Joy Spring

  4.Parisian Thoroughfare

  5.Sweet Clifford

  6.Mildama

    7.Jacqui

    8.Swingin'

    9.Lands End

  10.George's Dillemma

  11.Time

 

      

 

《 DISC 2 》

   1.Delilah

     2.Darn That Dream

     3.I Get A Kick Out Of You

     5.Take The 'A' Train

     6.Yesterdays

     7.What's New

     4.Cherokee

   8.Memories Of You

     9.Smoke Gets In Your Eyes

  10.Stardust

  11.What Is This Thing Called Love

  12.Love Is A Many Splendored Thing

  13.I'll Rememgber Aprill

①『クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ』 ②『ブラウン&ローチ・イン・コーポレイテッド』③『スタディ・イン・ブラウン』 ④「クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス』 ⑤クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・アット・ベイズン・ストリート』

こ5枚のアルバムは、どれも最高の出来栄え、とりわけ、『ウィズ・ストリングス』は、クラシック仕立てという意味で一度耳にしたら忘れられない心に残る名盤である。

CDClubは、モダン・ジャズの巨人たちを、こうした2枚組みでリリースしてきており、有難い限りだが、ブラウニーはもっと早く出せばいいのに。彼による新作品はあり得ないのだから。

 

 イラスト:和田 誠

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トゥルー・グリット

2011-04-24 12:02:47 | 映画

原  題 TRUE GLIT

製作国 アメリカ

監督/製作/脚本  ジョエル・コーエン、 イーサン・コーエン

製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ

出   演 ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ヘイリー・スタイ

            ンフェルド、ジョシュ・ブローリン

時間 110分

   

14歳の娘の父親仇討記。ストーリーは単純。飲んだくれ保安官とテキサス・レンジャーの賞金稼ぎの二人の助っ人が絡む犯人追跡行。

   

アメリカの開拓時代には確かに居たであろう勝気で生意気で突っ張った女の子、正邪どちらの面も持つマッチョの法の執行官、ストイックで孤影が濃い一匹狼。

よく練られた脚本で、三者三様のキャラクターの掘り下げがいい。 飽きさせない。

さすがコーエン兄弟の作品ではある。アカデミー賞ノミネートも頷ける。

西部劇という異色のデビューだが、ヘイリー・スタインフェルドは、スターダムにのし上がれるか。バイオレンス・アクションの「レオン」で登場したナタリー・ポートマンのように。今後を注目、特に第2作。

 オフィシャル・サイト

 

 

 

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旭鮨

2011-04-20 15:24:31 | マッチ・コレクション

       

初めて入ったのはもう15年位前になろうか。周囲の景色も大分変った。

そう広くない板場に、7~8人もの鮨職人さんが並んでいたのが印象的だった。

新興住宅地に進出の老舗鮨。盛り場もなく飲食店も少ない地域ゆえ、週末には家族連れが順番待ちをしていたものだった。

下高井戸旭鮨総本店

 

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タバリ・レゼルヴァ・カベルナ・ソーヴィニヨン・2006

2011-04-17 11:55:27 | ワイン

《 TABALI RESERVA CABERRNET SAUVIGNON 2006 》

 

  

生 産 国     チリ

地    方   リマリ・ヴァレー    

ワイナリー  ヴィニャ・タバリ

葡 萄 種     カベルネ・ソービニヨン

タ  イ プ     ライト・ボディ 赤

定  価   2500円

 

タバリは 2003年設立の新興ワイナリーだが、生産1年目にして国内外の賞を多数受賞、今や高級ワインを造ったパイオニアとして世界に知られているという。

喉越しはスムーズだが、苦味が強いのか個性と言えるか。呑み慣れるには時間がかかりそう。

 

   

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英国王のスピーチ

2011-04-12 12:48:56 | 映画

原 題 THE KING’S SPEECH

制作国 イギリス、オーストラリア

時 間  118分

キャスター コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレ

      ナ・ボナム=カーター  

監 督 トム・フーバー

 

現エリザベス女王の父君・ジョージ6世の吃音矯正の物語。歴史的な名演説をしてナチスとの戦いをリードした実話に基づいている。

時空の小さなスペースの展開で劇画的活劇的なシーンのない地味な映画ではあるが、中だるみ無し、飽き無しの見事な内容である。映画作家として、まだ若手に入るトム・フーバー監督だが、手腕は大したものである。

どうしても、彼此のロイヤル・ファミリーの比較眼で観ることになる。

まず、よくもこうした皇室の内情しかも国王のハンディに関わる作品が造れるなということ。それほど敬愛された国王ということか。

現金を持ち歩かないところは同じだが、日常の生活が、いわゆる平民と違わず、警備もつかずに市中を歩いている。王位を継ぐべき兄がそうしないのは恋のため。日本では到底考えられない。

スピーチ矯正の専門家を演じるジェフリー・ラッシュがいい。垣間見る彼と家族の関係がいい。

夫人エリザベス役のヘレナ・ボナム=カーターが佐久間良子に似ているのは、新しい発見だった。

椅子席150の新宿武蔵野館は、9割が女性。今時の女性は、こうした映画を好むのかと暫し首を捻ったが、あとで気がついた。偶々、女性の半額サービス・デイだった。 

 オフィシャル・サイト 

 

 

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NHK青山荘

2011-04-09 00:12:28 | 身辺雑記

「あおやま」ではなく「せいざん」と読む。NHK青山荘(せいざんそう)。

NHK職員の研修施設ではない。れっきとしたホテル・宴会場である。あのNHKがこうした施設を経営しているとは知らなかった。

  

友人の励ます会で、発起人の一人のNHK関係者の提案で決めたのだが、結果的に大正解だった。

何より表参道駅から2分という立地が最高。

集まったのは23名。立食のパーティー形式にうってつけのスペースの宴会場。料理は平均点。本業だけに設備の音響は申しぶん無し。

宿泊料金は6500円。これはもう極め付きの穴場ではある。

が、よく聞けば難点が一つあった。例年1~3月は部屋が取れない。NHK関係者の家族で一杯になるのだそうだ。理由は受験。さすがと言うべきか。

 

 

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