処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ニューオリンズ・ジャズ・ライブ

2016-03-30 18:58:30 | ジャズ

 久し振りのジャズ・コンサート。それもクラシックのニューオリンズ・ジャズ。会場の中野サンプラザは熟年世代で一杯。

かつて、学生バンドで粋がってた頃、白人プレイをディキシー、黒人のをニューオリと呼んでいた。もうそんなことはどうでも宜しい。

いまやニューオリンズの一等観光地となっているプリザベイション・ホールの常連バンドとなれば、何としてもと駆けつけた。

 

Shannon Powell Traditional All Star Jazz Band シャノン・パウエル・トラディショナル・オールスター・ジャズ・バンド。

手元のプログラムによれば、リーダーのパウエルは1962年生まれの54歳。若い。クラシック・ジャズだから爺様たちの音楽というのは的外れ。この世代に支えられて絶滅危惧種の音楽は命を繋いでいるのが現実。

ニューオリ・バンドとは言っても、そこはエンタテイナーたち。一転、チック・コーリアのバラードをトリオで、カリブ・ミュージックをコンガを効かしてと多彩。オーディエンスを喜ばすツボを心得ている。

中でも、若手のピアノ、トランペット、トロンボーンはバリバリのダンモ。このバンドも踏み台にしてやがてジャズの新しい旗手に育っていくのだろう。蛇足ながらピアノのカイル・ルーセルはオバマ大統領を思わせる。

 ゴスペル・メドレーの一曲目は「Just a Closer Walk With Thee 」。嬉しかったでね。懐かしかったですね。「主とともに歩まん」とでも訳そうか。道玄坂のSwingでGeorge Lewis の奏でるこの曲に四六時中浸っていたのは、もう半世紀も前の話。

         《 演奏曲 》

Boulbon Street parade バーボン・ストリート・パレード

Shake It and Break It シェイク:イット&ブレイク・イット

Whenever You're Lonesome ウェネヴァー・ユー・アー・ロンサム

All of Me オール・オブ・ミー

Hello Dolly ハロー・ドーリー

Do You Know What It Means to Miss New Orleans 懐かしのニューオリーンズ

The Bucket's Got a Hole in It バケツに穴があいた

Kittle Liza Jane リル・ライザ・ジェイン

Tiger Rag タイガー・ラグ

The Second Line /  Joe Avery Blues ジョイ・エイブリーのブルース

Basin Street Blues ベズン・ストリート・ブルース

Please Don't Talk About Me Whe I'm Gone プリーズ・ドント・トーク・アバウト・ミー・ウェン・アイム・ゴーン

Dina ダイナ

Gospel Medley ゴスペル・メドレー

Wheb The Saints Go Marching In 聖者の行進

 


ダ・ヴィンチ展

2016-03-18 08:40:53 | 美術・絵

 

 レオナルド・ダ・ヴィンチは、画家として活躍する一方で、天文学、航空力学、解剖学など森羅万象に興味を持ち、観察したものや思いついたことを実にこまめにメモやスケッチしていた。それは「手稿」と呼ばれ、ダ・ヴィンチの頭脳と人生の詰まった遺産として残されている。

これらには現代のテクノロジーの礎となっているものも数多くあり、当時奇抜すぎた発想も、時代を超えて今では現実のものとなっている。


この展覧会では、こうした科学者、技術者としてのダ・ヴィンチに焦点をあて、「過去」「現在」「未来」と3つのゾーンに分けて紹介している。

  

  空圧ネジ(ヘリコプター)

 

  

垂直飛行機

 

   

 羽ばたき飛行機

 

      

 幾何学の研究

 

     

 自走車

 

         

  水力のこぎり

 

   

 自動演奏できる太鼓

   

   

  自動回転肉焼き機

 

      

  カム装置

 

    

  「受胎告知」の中のマリアの習作

 

    

 ペッパー

 

      

ダ・ヴィンチ アンドロイド  

 


2016年1月29日:グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて